オーストラリアの文化を楽しむ

オーストラリアの文化を楽しむ

国家的なモニュメントからおしゃれなギャラリーや野外フェスティバルまで、オーストラリアの都市にはクリエイティビティを尊ぶ土壌が息づいています。シドニーの象徴オペラ・ハウスでオペラの本格公演を楽しんだり、キャンベラにあるオーストラリア国家に関係する観光地を見てまわったりしてください。国立のオペラ劇団やダンス・カンパニーのあるメルボルンでは、大規模な演目と路地裏の知る人ぞ知る出し物を比べて楽しみましょう。アデレードのノース・テラスではアボリジニの文化とヨーロッパの文化を存分に味わうことができ、ダーウィンでは野外フェスティバルでアボリジニのアートを見てまわることができます。ブリスベンではクイーンズランド州文化センターや近未来を感じさせるブリスベン・パワーハウスなど、市内に散在する文化施設を探索しましょう。ホバートではオーストラリアで最も長い歴史を誇る劇場で観劇を楽しむことができ、パースではフリーマントルの海辺に立ち並ぶギャラリーや博物館を見てまわることができます。

シドニーの象徴シドニー・オペラ・ハウスで、演劇や交響楽、バレエの公演を楽しみましょう。建物の外にはキラキラと光るシドニー・ハーバーの景観が広がり、幕間のひと時を楽しく過ごすことができます。ワルシュ・ベイ(Walsh Bay)でシドニー・シアター・カンパニー(Sydney Theatre Company)やバンガラ・ダンス・シアター(Bangarra Dance Theatre)の公演を見たり、サリー・ヒルズ(Surry Hills)やキングス・クロス(Kings Cross)の独立系劇場で観劇を楽しみましょう。ロックス(The Rocks)からハイド・パーク(Hyde Park)まで歩いて、現代美術館や州立美術館、オーストラリア博物館を見てまわることもできます。  パディントン(Paddington)やサリー・ヒルズ(Surry Hills)、レッドファーン(Redfern)では、大小さまざまなギャラリーを見てまわることもできます。レッドファーンにはキャリッジワークス(CarriageWorks)という斬新な劇場があります。サーキュラー・キー(Circular Quay)のベースメント(Basement)ではジャズの演奏を聴くことができ、リリック・シアター(Lyric Theatre)や華麗なステート・シアター(State Theatre)ではミュージカルを楽しむこともできます。西の郊外にあるエンモア(Enmore)とニュータウン(Newtown)には流行の最先端を行くさまざまなジャンルのライブハウスがあります。1月にはシドニー・フェスティバルが、5月にはシドニー・ライターズ・フェスティバルが、6月にはシドニー映画祭が開催されます。

ビクトリア国立美術館(National Gallery of Victoria)でオーストラリア絵画の膨大なコレクションを見学しましょう。フェデレーション・スクエア(Federation Square)にはたくさんの文化施設がありますが、その中のひとつです。近くのサウスバンク(Southbank)にあるオーストラリア現代美術センター(Australian Centre for Contemporary Art)にもぜひ、行ってみてください。ここではメルボルン・シアター・カンパニーやメルボルン交響楽団の公演が行われます。ドックランズ(Docklands)では街頭アートを見ることができ、市内を縫って走るたくさんの路地裏には壁画や空間芸術、アーティスト自身の経営するギャラリーなどが点在します。アーツ・センター(Arts Centre)では、ここを拠点にするオーストラリア・バレエやオペラ・オーストラリアの公演を楽しんでください。盛装して豪華な劇場で上演されている評判のミュージカルや、中心街の裏通りにある気のおけないキャバレー、劇場、ライブハウスに出かけるのもいいでしょう。  市立美術館とメルボルン美術館もお薦めです。ビクトリア州のアボリジニ文化の概要が把握できます。クーリー・ヘリテージ・トラスト(Koorie Heritage Trust)に行くか、王立植物園の中にあるアボリジナル・ヘリテージ・ウォーク(Aboriginal Heritage Walk)を歩けば、さらに見識が深まります。メルボルンでは4月開催のメルボルン・コメディ・フェスティバル、5月開催の国際ジャズ・フェスティバル、9月開催のインターナショナル・アーツ・フェスティバルなど、文化イベントも多数、開催されます。

オーストラリア最大級の美術館ギャラリー・オブ・モダン・アート(Gallery of Modern Art)で時間を忘れて絵に見入ったり、クイーンズランド博物館(Queensland Museum)で恐竜の骨を見物したりしましょう。  クイーンズランド美術館(Queensland Art Gallery)では有名なオーストラリアのアーティストの作品が見学でき、クイーンズランド・パフォーミング・アーツ・センターではバレエやオペラ、オーケストラの演奏を楽しむことができます。いずれもサウス・バンク(South Bank)にある独特の建築学的構造で有名なクイーンズランド・カルチュラル・センター(Queensland Cultural Centre)の中にある施設です。  ニュー・ファーム(In New Farm)へ行くと、かつての産業会館を改装して作られたブリスベン・パワーハウス(Brisbane Powerhouse)があり演劇やコメディ、ダンスの上演、アート作品の展示が行われ、マーケットが開催されています。レストランもあり、すぐ隣のフォーティテュード・バレー(Fortitude Valley)で音楽のライブを聴いたり、ウェスト・エンドの独立系劇場で演劇を見たりするのもいいでしょう。カスタムズ・ハウス(Customs House)のコリント式大円柱の間からオーケストラの演奏を鑑賞、イタリアの宮殿を模して建てられたトレジャリー・ビルディング(Treasury Building)で、フロアショーやコメディなどあらゆるショーを楽しんだり、長い歴史のあるブリスベン・シティー・ホールでコンサートを聞くのもいいでしょう。9月に開かれるブリスベン・ライターズ・フェスティバルや、10月に開かれるブリスベン・フェスティバルに参加することだってできます。

南オーストラリア博物館(South Australian Museum)ではアボリジニの工芸品の世界最大のコレクションを、南オーストラリア美術館(Art Gallery of South Australia)ではオーストラリアの開拓時代の絵画の幅広いコレクションが見学できます。ノース・テラスにはさらに、州立図書館や州会議事堂、州知事官邸もあります。州立オペラ、州立劇団、オーストラリアン・ダンス・シアター(Australian Dance Theatre)、アデレード交響楽団(Adelaide Symphony Orchestra)が活動拠点としているアデレード・フェスティバル・センター(Adelaide Festival Centre)では、それらの団体のゆかりの品々を見学することもできます。  ウェスト・エンドで画家や彫刻家が作品を制作している現場を見たり、おしゃれな中心街から近隣にあるケント・タウン(Kent Town)やノーウッド(Norwood)まで画廊街を散策したりすることもできます。  2月下旬に開催される1ヵ月間のお祭り、アデレード・フリンジ・フェスティバル(Adelaide Fringe Festival)では、野外の劇場、アート、ミュージック、ダンス、映画を求めて通りに繰り出してください。  隔年3月に緑濃い植物公園の中で開催されるウォム・アデレード(WOMADelaide)では、ワールド・ミュージックを楽しむこともできます。また6月に開催されるアデレード・キャバレー・フェスティバル(Adelaide Cabaret Festival)では一風変わったパフォーマンスが、11月に開かれるフィースト・フェスティバル(Feast Festival)では同性愛者の文化が楽しめます。

西オーストラリア州立美術館(Art Gallery of Western Australia)でアボリジニのアートを見学し、パース現代美術館(The Perth Institute of Contemporary Arts)で視覚芸術やパフォーミング・アートを楽しみましょう。  西オーストラリア州立博物館(Western Australian Museum)ではこの州の地理的起源やアボリジニの歴史、ヨーロッパ人たちの入植の物語を知ることができます。いずれもノースブリッジ(Northbridge)のパース・カルチュラル・センター(Perth Cultural Centre)の中にあります。数ブロック先にはオーストラリアで唯一残っているエドワード様式の劇場があります。ここではぜひ、西オーストラリア州が運営するバレエ団やオペラ、交響楽団の上演を楽しんでください。プレイハウス(Playhouse)やパース・シアターズ(Perth Theatres)で観劇をしたり、すばらしい音響のパース・コンサート・ホール(Perth Concert Hall)でソウル・シンガーの歌や交響楽団の演奏を楽しむこともできます。また、キングス・パーク(Kings Park)にあるアボリジナル・アート・ギャラリー(Aboriginal Art Gallery)を訪れ、その後フリーマントル(Fremantle)の博物館や周辺の芸術村をめぐってみるのもいいでしょう。西オーストラリア州海洋博物館(Western Australian Maritime Museum)やフリーマントル博物館(Fremantle Museum)、さらにネオ・ゴシック様式の建物がすばらしいフリーマントル・アート・センター(Fremantle Arts Centre)などをハシゴするのも楽しいものです。モスマン・パーク(Mosman Park)にあるハイ・ストリート(High Street)やコテスロー(Cottesloe)の道沿いにあるギャラリーで、アボリジニのアートや現代美術を見学してみてください。毎年夏になるとパース国際芸術祭(Perth International Arts Festival)が開催されて、多種多様な演劇や音楽、ダンス、視覚芸術を楽しむことができます。

タスマニア博物・美術館(Tasmanian Museum and Art Gallery)で初期開拓民の残した美術作品やタスマニアン・デビルの剥製を見学しましょう。サリバンズ・コーブ(Sullivans Cove)の海辺に建つ古い建物も見ものです。かつての倉庫を改装してつくられたサラマンカ・アート・センター(Salamanca Arts Centre)で、アーティストの工房を訪ねたり、パフォーアンス・アートを見学したりすることもできます。  ダベイ・ストリート(Davey Street)にあるフェデレーション・コンサートホール(Federation Concert Hall)ではタスマニア交響楽団(Tasmanian Symphony Orchestra)の演奏を聞いたり、サラマンカ・プレース(Salamanca Place)でジャズのライブ演奏を楽しんでください。オーストラリアで最も古い劇場シアター・ロイヤル(Theatre Royal)では国際的なバレエ、演劇、ミュージカルを堪能、また、建物内を歩いて噂の幽霊が出てこないか確かめてみることもできます。ここにはノエル・カワード(Noel Coward)も来演したことがあり、また建物が保存されたのは、ローレンス・オリビエ卿がタスマニア州当局に強く働きかけたためです。レナ・バレー(Lenah Valley)にあるレディー・フランクリン・ギャラリー(Lady Franklin Gallery)でタスマニアを代表するアーティストを見たり、ノース・ホバートの街路に並ぶ壁画や色々な模様をした石畳、飾りのついた街灯を見ながら歩くのもいいでしょう。ホバート・サマー・フェスティバル(Hobart Summer Festival)や年末年始の1週間に行われるテイスト・オブ・タスマニア・フェスティバル(Taste of Tasmania Festival)の時期にはたくさんのミュージシャンがホバートの街にやってきます。

国会議事堂(Old Parliament House)でオーストラリアの建国の歴史を学んだら、現在、使用されている国会議事堂(Parliament House)で国会議員たちが議論している様子を傍聴しましょう。オーストラリア国立美術館(National Gallery of Australia)では国内最大規模のオーストラリア絵画のコレクションを見学、国立ポートレート・ギャラリー(National Portrait Gallery)では肖像画に描かれた有名なオーストラリア人の姿を眺めてください。さらにオーストラリア国立美術館(National Museum of Australia)や戦争記念館(War Memorial)、ナショナル・キャピタル・エキシビジョン(National Capital Exhibition)にも行ってみてください。オーストラリア国立図書館(National Library of Australia)や近くの国立記録局(National Archives)では、時間をかけてゆっくりと歴史文書を鑑賞することができます。またキャンベラ美術館(Canberra Museum and Gallery)では絵や工芸品を見て歩くこともでき、ANCAギャラリーでは視覚芸術とパフォーミング・アートが両方楽しめます。シビック(Civic)にあるキャンベラ・シアター・センター(Canberra Theatre Centre)では、オペラやバレエ、演劇、ミュージカルを楽しむのもいいでしょう。ストリート・シアター(Street Theatre)で地元劇団の公演を鑑賞したり、オーストラリア国立大学(Australian National University)内の音楽学校でクラシック音楽に耳を傾けることもできます。5月に開かれるキャンベラ国際音楽祭(Canberra International Music Festival)も見逃せません。ポーチャーズ・トレイル(Poachers Trail)をドライブして、キャンベラ郊外のカントリーサイドに点在する画廊や工房、工芸品のワークショップを訪ねるのもいいでしょう。

ノーザン・テリトリー博物・美術館(Museum and Art Gallery of the Northern Territory)で、ダーウィンの豊富なアボリジニの史跡や、1974年にこの街を襲った大暴風雨サイクロン・トレーシーを再現した展示物などを見てまわりましょう。ヤシの並木のあるミッチェル・ストリート(Mitchell St.)でアボリジニの現代アートや工芸品のギャラリーを見学したら、イースト・ポイント・ミリタリー・ミュージアム(East Point Military Museum)で第2次世界大戦のダーウィン空襲の記録映画を見たり、マイリー・ポイント歴史保全地区(Myilly Point Historical Precinct)の独特なコテージを訪ねてみてください。ダーウィンは熱帯性気候に属するため、ほとんどのカルチャーイベントは屋外で行われます。4月から11月まで開催されるデッキチェア・シネマ(Deckchair Cinema)では、満天の星空を見上げながらアート系の映画を鑑賞することができます。  5月下旬にダーウィン・アンフィシアター(Darwin Amphitheatre)の大会場で行われるバス・イン・ザ・グラス(Bass in the Grass)では、最強バンドの演奏を聞くのもいいでしょう。8月に開催される音楽、ダンス、演劇、コメディ、フロアショー、映画、視覚芸術などが盛りだくさんの18日間のお祭り、ダーウィン・フェスティバル(Darwin Festival)も見逃せません。同じ月にはダーウィン・フリンジ・フェスティバル(Darwin Fringe Festival)が行われ、街は討論会や曲芸、アボリジニ映画、詩作コンテスト、街頭セッション、物まね、アート作品の展示などでにぎわいます。

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