オーストラリアの歴史遺産

オーストラリアの歴史遺産

遥か昔から連綿と続くアボリジニの伝統や流刑囚と開拓の時代など、オーストラリアの歴史と触れあいましょう。シドニー・ハーバーからパラマッタ(Parramatta)にかけて広がる史跡を訪ねて、シドニーの伝統的土地所有者について学んだり、入植が始まったばかりの時代を偲んだりしてください。メルボルンではゴールドラッシュ時代の大建築を探して歩くこともでき、ブリスベンでは歴史的建築物の中での食事やワイン、買い物を楽しむことができます。またアデレードではアボリジニや開拓時代の絵画を見学することも。近くには古いドイツ移民の町、ハーンドルフ(Hahndorf)もあります。パースのキングス・パークでアボリジニのルーツをたどったり、ホバートで流刑囚やクジラ捕り、船乗りの幽霊を探しながら歩いてみるのもいいでしょう。キャンベラではオーストラリア初の憲法を読み、ダーウィンでは第2次世界大戦の激動の歴史を学んでください。

シドニー、ニュー・サウス・ウェールズ州
シドニー、ニュー・サウス・ウェールズ州

シドニー、ニュー・サウス・ウェールズ州

マッコーリー・ストリート(Macquarie St)をサーキュラー・キー(Circular Quay)まで南下する史跡探訪の道を歩きましょう。ハイド・パーク・バラックス(Hyde Park Barracks)にある砂岩でできた要塞に展示された歴史資料を見て歩いたり、犯罪博物館(Justice and Police Museum)を訪ねたり、ビクトリア時代の建築カスタムズ・ハウス(Customs House)でシドニー湾を眺めながら食事をすることもできます。また、フォート・デニソン(Fort Denison)までのフェリー乗船もおすすめです。ここは湾内にある小さな島で、かつては軽犯罪者が投獄されていました。エリザベス・ベイ(Elizabeth Bay)やボークルーズ・ハウス(Vaucluse Houses)のコロニアル建築の大邸宅を見物したり、宮殿のように立派なステート・シアター(State Theatre)で観劇を楽しむのもいいでしょう。パラマッタにあるオーストラリア最古の公共建築、旧州知事公邸(Old Government House)探訪もおすすめです。シドニー湾やクロヌラ(Cronulla)を周遊するクルーズでアボリジニの視点でシドニーの街を眺めたり、王立植物園(Royal Botanic Gardens)やロックス(Rocks)で彼らの歴史を学ぶツアーに参加することもできます。

メルボルン、ビクトリア州
メルボルン、ビクトリア州

メルボルン、ビクトリア州

カールトン(Carlton)にある世界遺産建築ロイヤル・エキシビジョン・ビルディング(Royal Exhibition Buildings) を探索してみましょう。1880年に建てられ、初期には国会議事堂として使われていた建物です。  市内中心部にある旧メルボルン監獄(Old Melbourne Gaol)は、オーストラリアの悪名高き義賊、ネッド・ケリーが絞首刑に処せられた場所。またフリンダース・ストリート・ステーション(Flinders Street Station)見物もお薦めです。さらにイースト・メルボルンには、隅々まで細かく再現されたキャプテン・クックの生家、クックス・コテージ(Cooks Cottage)があります。1847年に建てられたコモ・ヒストリック・ハウス(Como Historic House)の庭でピクニックはいかがでしょう。また、戦争慰霊館(Shrine of Remembrance)では第一次世界大戦で戦死したビクトリア州出身の兵士たちに祈りをささげ、さらにフェデレーション・スクエア(Federation Square)からゴールデン・マイル・ヘリテージ・トレイル(Golden Mile Heritage Trail)を歩き、ビクトリア州のゴールドラッシュ時代を偲びましょう。クーリー・ヘリテージ・トラスト(Koorie Heritage Trust )に行くか、王立植物園(Royal Botanic Gardens)の中にあるアボリジニ・ヘリテージ・ウォーク(Aboriginal Heritage Walk)を歩けば、ビクトリア州のアボリジニ文化についての知識も深まります。

ブリスベン、 クイーンズランド州
ブリスベン、 クイーンズランド州

ブリスベン、 クイーンズランド州

カンガルー・ポイント(Kangaroo Point)のブッシュの中で、地元に住むユゲラ族(Yuggera)のダンサーの踊りを楽しみましょう。ブリスベンの街の顔であり、史跡にも指定されているブリスベン・シティ・ホール(Brisbane City Hall)もぜひ、探索してください。内部にはシティ・ホール・アート・ギャラリー(City Hall Art Gallery)や時計台(Clock Tower)、キング・ジョージ・スクエア(King George Square)、ブリスベン・アドミニストレーション・センンター(Brisbane Administration Centre)も入っています。1920年代に建てられた建物で、大理石でできた広い階段やアーチ形の天井、シャンデリア、タイルがモザイク状に敷き詰められた床など、英国新古典派様式のインテリアが楽しめます。また、由緒あるブリスベン・アーケード(Brisbane Arcade)でのショッピング、クイーンズランド州の初期の知事が暮らしていた旧州知事公邸(Old Government House)探訪もお薦です。カスタムズ・ハウス(Customs House)のコリント様式の列柱のあいだからオーケストラ演奏を鑑賞したり、イタリアの宮殿を模して建てられたトレジャリー・ビルディング(Treasury Building)で観劇を楽しむのもいいでしょう。

アデレード、南オーストラリア州
アデレード、南オーストラリア州

アデレード、南オーストラリア州

南オーストラリア博物館(South Australian Museum)でアボリジニの生活用具を見学したり、南オーストラリア美術館(Art Gallery of South Australia)でオーストラリアの開拓時代の絵画を見てまわってください。いずれもノース・テラス(North Terrace)にあります。開拓時代の大邸宅エアーズ・ハウス・ミュージアム(Ayers House Museum)を見て歩くガイド付きツアーに参加したり、1930年代に17世紀英国のマナーハウスを模して建てられたカリック・ヒル(Carrick Hill)を探索することもできます。フォート・グランビル(Fort Glanville)では1880年代の軍隊生活を、ベルエア国立公園(Belair National Park)にある旧知事公邸(Old Government House)では初期の州知事の生活を偲ぶこともできます。またノース・アデレード(North Adelaide)では教会やコテージ、開拓時代の大邸宅を見学し、市内でいちばん海が感じられる場所、アデレード港(Port Adelaide)で古い倉庫群や波止場、博物館を見てまわってください。さらにアデレード・ヒル(Adelaide Hills)へ行くと1830年代に築かれたドイツ移民の村ハーンドルフ(Hahndorf)や、イギリス風の町マウント・トレンス(Mt Torrens)があります。

パース、西オーストラリア州
パース、西オーストラリア州

パース、西オーストラリア州

ノースブリッジ(Northbridge)にある西オーストラリア州立博物館(Western Australian Museum)でこの州の地理学的起源やアボリジニの歴史、ヨーロッパ人の入植について学びましょう。また1835年に製粉のために建てられた風車、オールド・ミル(Old Mill)や、1854年に流刑囚たちによってスワン・リバー(Swan River)から運び上げられた砂岩を使って建てられた旧パース・ボーイズ・スクールを見てまわってください。イースト・パースにある世界で最も古い造幣局、パース・ミント(Perth Mint)もぜひ、訪ねてみてください。キングス・パーク(Kings Park)の中を歩くアボリジニ・ツアーもお薦めです。不思議な形をしたワジル(Wagyl)という蛇がここから地中に潜ってマウント・エリザ(Mt Eliza)の麓に現われ、スワン・リバーになったと言われています。州内最古の監獄ラウンドハウス(Roundhouse)やフリーマントル刑務所(Fremantle Prison)、西オーストラリア海洋博物館(Western Australian Maritime Museum)でフリーマントルの歴史を存分に味わってください。

ホバート、タスマニア州
ホバート、タスマニア州

ホバート、タスマニア州

ホバートの海辺にある石畳の広場、サラマンカ・プレイス(Salamanca Place)の1830年代に建てられた倉庫群を見て歩きましょう。サリバンズ・コーブ(Sullivans Cove)の海辺に建つ古い建物の中にあるタスマニア博物・美術館(Tasmanian Museum and Art Gallery)に行くと、初期入植者の絵画や2頭のタスマニアン・デビルの剥製を見ることができます。オーストラリア最古の劇場、シアター・ロイヤル(Theatre Royal)では、噂の幽霊をぜひ、探してみてください。ホバートで最も古くから開けた郊外の町バッテリー・ポイント(Battery Point)では、伝説の冒険家ジェームズ・ケリーが1839年に造ったケリーズ・ステップ(Kelly's Steps)に登ったり、ゴースト・ツアーに参加することもできます。またアーサー・サーカス・コテージ(Arthur Circus Cottages)やセント・ジョージ英国国教会(St. George's Anglican Church)、ナリナ歴史博物館(Narryna Heritage Museum)など、瀟洒な建築物も見ることができます。近くのリッチモンド(Richmond)でオーストラリア最古の橋を歩いて渡ったり、同じくオーストラリア最古の牢獄の独房内を見学してみるのもいいでしょう。

キャンベラ、首都特別地域
キャンベラ、首都特別地域

キャンベラ、首都特別地域

国家的儀式が行われるアンザック・パレード(Anzac Parade)を歩き、オーストラリア戦争記念館(Australian War Memorial)でオーストラリアの戦争や平和維持活動の歴史に触れましょう。旧国会議事堂(Old Parliament House)内にあるオーストラリア民主制博物館(Museum of Australian Democracy)も訪ねてみてください。ラニヨン・ホームステッド(Lanyon Homestead)の広々とした庭を散策したり、1860年代に建てられ、今では住居兼用の博物館となっているブランデルズ・コテージ(Blundells’ Cottage)を見学するのもいいでしょう。またマガ・マガ(Mugga Mugga)の労働者用コテージや、セント・ジョーンズ・スクールハウス・ミュージアム(St John’s Schoolhouse Museum)でキャンベラ初の学校を見学するガイド付きツアーに参加。オーストラリア国立図書館(National Library of Australia)や近くの国立記録局(National Archives)では、時間をかけてゆっくりと歴史文書を鑑賞することもできます。近くのナマジ国立公園(Namadgi National Park)ティドビンビラ自然保護区(Tidbinbilla Nature Reserve)で古代のアボリジニたちが残した岩絵を見学するのもお薦めです。

ダーウィン、ノーザン・テリトリー
ダーウィン、ノーザン・テリトリー

ダーウィン、ノーザン・テリトリー

州知事公邸(Government House)を見学し、マイリー・ポイント歴史保全地区(Myilly Point Historical Precinct)を訪ね歩いてください。マイリー・ポイントには4軒のコテージが保存され、市内に残る第一次世界大戦前の建築物としては典型的なものです。ノーザン・テリトリー博物・美術館(Museum and Art Gallery of the Northern Territory)で、ダーウィンの豊富なアボリジニの史跡や、1974年にこの街を襲った大暴風雨サイクロン・トレーシーを再現した展示物などを見てまわりましょう。スミス・ストリート(Smith St)ではクライストチャーチ大聖堂(Christchurch Cathedral)や史跡に指定されている1885年に建てられた建築物ブラウンズ・マート(Browns Mart)を訪ねてみてください。イースト・ポイント・ミリタリー・ミュージアム(East Point Military Museum)で第二次世界大戦のダーウィン空襲の記録映画鑑賞や、チャールズ・ダーウィン国立公園(Charles Darwin National Park)に残る弾薬庫見学もお薦めです。ワーフ・プレシンクト(Wharf Precinct)周辺にある第二次世界大戦時の石油備蓄用トンネルの中を歩いたり、ダーウィン・ハーバーに沈む沈没した軍用船に潜ったりすることもできます。ミッチェル・ストリート(Mitchell St.)沿いに並ぶアート・ギャラリーで、はるか昔から続く市内のアボリジニ文化に触れてみるのもいいでしょう。

オーストラリアの歴史遺産

その他の観光情報