WACA、パース(Perth)

WACA、パース、西オーストラリア州

WACAはイースト・パース(East Perth)地区にあり、1890年代初めから、西オーストラリア州のクリケットのホーム・グラウンドとして親しまれています。 WACAとは、そのオーナーであり運営機関である西オーストラリア・クリケット協会(Western Australian Cricket Association)の略号です。 このグラウンドはその歴史を通じて、スポーツ競技カーニバル、オージー・フットボール(Australian Rules Football)、野球、サッカー、ラグビー・リーグ、ラグビー・ユニオン、国際ルールによるフットボールなどさまざまなスポーツや大規模ロック・コンサートなどに使用されてきました。

WACAグラウンドは1893年に正式にオープンし、1894年に芝生上のウィケットで最初の試合が行われました。 1907年には、イングランドXI(England XI)が西オーストラリア州で初めてこのグラウンドで競技しました。

1932年にドナルド・ブラッドマン卿(Sir Donald Bradman)が初めてこのグラウンドでプレーし、20,000人以上の観客が詰めかけました。 1954年から使用されているWACAの象徴的なスコアボードは、今なお現役です。 「テスト」スタンドは、1970年にWACAでオーストラリア対イギリスの最初のテスト・クリケット試合を祝って設置されました。 1973年には、ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)がパシフィック・ツアー(Pacific Tour)の一環として、WACAでコンサートを開きました。 テスト・スタンドは、後に西オーストラリア、南オーストラリア(South Australian)、オーストラリアを代表するクリケット選手であるジョン・インヴァラリティ(John Inverarity)にちなんで、インヴァラリティ・スタンド(Inverarity Stand)と改名されました。 プリンディヴィル・スタンド(Prindiville Stand)は、1985年にWACAの100周年を記念して会場されました。 その翌年には照明塔が設置され、グラウンドでは日中のクリケットの試合に加えて、夜間のスポーツの試合も行われるようになりました。 オーストラリア建国200周年の1988年に、2人の偉大なオーストラリアのクリケット選手を称えて、リリー-マーシュ・スタンド(Lillee-Marsh Stand)が建設されました。

最大収容人数は24,500人ですが、1994年のオーストラリア対南アフリカ間のワンデー・インターナショナル(One Day International)クリケット試合には、28,000人のファンがこのスタジアムに押し寄せました。 WACAの最高動員数は、1994年のウェスト・コースト・イーグルス(West Coast Eagles)対メルボルン(Melbourne)フットボール・クラブのAFL準決勝戦で、34,317人を記録しました。 WACAに4台ある投光照明塔の1台から投げられたシュートは、ギネス世界記録のバスケットボールの最も高いシュートとして認定されています。

WACAのピッチは、世界で最も速くよく弾むピッチの1つと言われています。 このような特徴と「フリーマントル・ドクター」(Fremantle Doctor)と呼ばれる潮風により、速球投手やスウィング投手にとっては有利なグラウンドです。 2012年12月時点で、7件の最速のテスト・センチュリーのうち、4件がWACAで記録されています。

スタジアムに設けられたWACA博物館(WACA Museum)では、西オーストラリアのクリケットに関する展示と記念品を見学できます。 平日は博物館のガイド付きツアーに参加できます。

WACAは、周囲を歴史的なクイーンズ・パーク(Queens Park)と繋駕速歩レース会場のグロスター・パーク(Gloucester Park)に取り囲まれています。 クイーンズ・ガーデンズ(Queens Gardens)のガーデンの歴史は1899年にまでさかのぼります。ピクニックまたは散歩に最適な場所です。 ショッピング、市内観光、美術館、博物館などで時間を過ごし、川沿いの多くのレストランからいいお店を選んで、新鮮な地元の食材を使用したおいしいランチをお楽しみください。

無料のキャット(CAT)バスがパース市内からWACAグラウンドまで運行しており、市周辺のさまざまな場所に停車します。 入場口はヘイル・ストリート(Hale Street)とネルソン・クレセント(Nelson Crescent)の角近くにあります。

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