レッド・ヒル・エステート(Red Hill Estate)、モーニントン半島(Mornington Peninsula)、ビクトリア州。  © Tourism Victoria

メルボルンの夏の行楽地、モーニントン半島

レッド・ヒル・エステート(Red Hill Estate)、モーニントン半島(Mornington Peninsula)、ビクトリア州。 © Tourism Victoria

メルボルンの夏の行楽地、モーニントン半島

モーニントン半島の魅力は何といっても心地いい海風。点在する海辺の村々やワイナリー、ビーチ、国立公園、ギャラリー、ゴルフコース、スパ、レストランの間を吹き抜けていきます。ロマンと安らぎ、贅沢、そして冒険が楽しめ、一週間をまるまる使って、あるいは週末をかけて遊びに来たがるメルボルンっ子たちの気持ちがよくわかります。

メルボルンからフランクストン(Frankston)まではポート・フィリップ湾岸を1時間ほどドライブするだけ。ここから先には夢のようなリゾート・タウンやキラキラと輝くビーチがどこまでも続いています。港にたくさんのヨットが係留されているモーニントンの町を訪ね、マウント・マーサ(Mount Martha)やセーフティ・ビーチ(Safety Beach)、ドロマナ(Dromana)の静かなビーチを散歩してみてください。半島内の砂浜に立ち並ぶ色とりどりのビーチ・ボックス(海の家)を眺めるだけでも楽しいものです。歴史あるソレント(Sorrento)の町でイルカと一緒に泳いだり、各国の人たちでにぎわうポートシー(Portsea)のカフェでメルボルンのセレブの仲間入りをすることもできるかもしれません。ソレントとポートシーはいずれも半島の先端にあり、その両側には内海に面したビーチと大波の打ち寄せるバス海峡が広がっています。

この美しい海岸では、何をして遊ぼうか困ることは決してありません。ウォーキングが楽しみなら、モーニントン半島国立公園を通る崖の上のウォーキング・コースを歩いて、感動的な海辺の景色やカンガルーの姿を目に焼きつけてください。フォート・ネピアン・ウォーク(Fort Nepean Walk)を歩いてポート・フィリップ湾の迷路のような防御用トンネルの中を見て回ることもできます。またブッシュレンジャーズ・ベイ・トレイル(Bushrangers Bay Trail)をケープ・シャンク灯台(Cape Schanck Lighthouse)まで、玄武岩でできた半島や岩のくぼみにできた池を眺めながら歩くこともできます。さらにアーサーズ・シート州立公園(Arthurs Seat State Park)の頂上に登ると、ポート・フィリップ湾とメルボルンの街並みが見渡せます。本格的な冒険を楽しみたい方には、トゥー・ベイズ・トレイル(Two Bays Trail)がお薦め。ブッシュやビーチを通り抜けて続く長さ26キロのウォーキング・コースで、半島内で最も距離が長く、遊歩道や階段、橋、芝生の道が整備されています。

陸を離れて海へ向かえば、魚やサンゴを眺めながらシュノーケリングやスキューバ・ダイビングを楽しむことができます。ポート・フィリップ・ヘッズ( Port Phillip Heads)周辺の海洋公園では、沈められた第一次世界大戦時の潜水艦を見ながら泳ぐこともできます。また、ソレント初の野生動物観察クルーズに参加すれば、オットセイやイルカ、カツオドリを観察することもできます。11月から3月まではフエダイ釣りの季節。湾内に並ぶ防波堤やビーチから、あるいは船をチャーターしてバス海峡に出て、釣りを楽しみましょう。ソレントやポートシーのビーチ、あるいはライ(Rye)、ポイント・レオ(Point Leo)、ガナマッタ・ビーチ(Gunnamatta Beach)ではサーフィンを楽しむこともできます。ガナマッタの浜に打ち寄せる波を蹴立てながら走るなど、アーサーズ・シートやケープ・シャンク、レッド・ヒル(Red Hill)、サマービル(Sommerville)で乗馬を楽しむのもいいでしょう。

お腹がすいたら、今度は内陸へ。絵のように美しいワイナリーが続くワイン産地が数多くあり、中でもレッド・ヒル( Red Hill)、メリックス(Merricks)、バルナリング(Balnarring)、ムールーダック(Moorooduc)、ショアハム(Shoreham)、メイン・リッジ(Main Ridge)周辺には170軒のワイナリーと50軒のワインセラーがひしめきあっています。味に定評のあるピノ・ノワールやシャルドネを試飲したり、地ビールの醸造所を訪ねたりしてみてください。道端の販売スタンドでは有機野菜を買うこともでき、11月から4月にかけては果樹園でイチゴやベリー類、サクランボ摘みを楽しむこともできます。また、海を望めるオリーブ畑を散歩したり、多数のパブリック・ガーデンやプライベート・ガーデンのひとつを選んでピクニックを楽しむのもいいでしょう。100年以上の歴史を誇るローズ・ガーデンや垣根を刈り込んで作られた迷路、古い家の脇に広がる、思わずくつろぎたくなるような手入れの行き届いた芝生など、見どころがいっぱいです。

おいしいワインと料理を存分に楽しんだら、モーニントンやレッド・ヒル、フィンガル(Fingal)、ライ、ポートシーのスパ施設で気ままにくつろいでください。あるいは半島各地に散在するプロが設計した世界的なゴルフコースで、ラウンドを楽しむのもいいでしょう。フリンダースではここにしかない海岸沿いのコースでプレイをするのもいいですが、1月にはポートシー・カスケード・プロ・アマ2009のにぎやかな雰囲気を楽しむことも可能です。絵や工芸品、コレクターズ・アイテムに興味のある方なら、ティアブ(Tyabb)にあるリンゴの売店を改装して作られたアンティーク・ショップの大規模なコレクションを見てまわるのもいいでしょう。モーニントンやソレント、フリンダースではギャラリーをめぐって地元アーティストの作品をチェックしたり、ポート・フィリップ湾岸をめぐるコースタル・アート・トレイルを歩いて、素晴らしい景色に触発されて描かれた多数の絵画を見学してみてください。

モーニントン半島は夏の間、イベント目当ての人々でにぎわいます。12月下旬にはメルボルンからホバートまでのヨット・レースが開催され、半島を横切って行く数多くのボートが眺められます。ビーチに陣取って、ポートシー・スイム・クラシック(Portsea Swim Classic)やライ・ポール・トゥー・ピア・スイム(Rye Pole to Pier Swim)を応援するのもいいでしょう。いずれも1月の開催です。マウント・マーサで開かれるブライアーズ・パーク・ジャズ・フェスティバル(Briars Park Jazz Festival)、レッド・ヒル・カントリー・ミュージック・フェスティバル(Red Hill Country Music Festival)、サマーズで開かれるクーラート・ジャズ・フェスティバル(Coolart Jazz Festival)も同月の開催です。1月にはドロマナ・ストロベリー・フェスティバル(Dromana Strawberry Festival)とフランクストン・シー・フェスティバル(Frankston Sea Festival)、2月にはモーニントン半島ピノ・ノワール・セレブレーション(Mornington Peninsula Pinot Noir Celebration)と食のイベントが続き、半島産の新鮮で豊富な農産物が店先に並びます。

この夏の行楽地は、どんな遊び方をするにしても有り余るほどの楽しみが待っています。

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