ロットネスト島 、西オーストラリア州

ロットネスト島、西オーストラリア州 © Tourism Western Australia

ロットネスト島(Rottnest Island)、西オーストラリア州(Western Australia)

パースからフェリーですぐのところにあるロットネスト島では、都会の喧騒を離れて静かな環境を楽しむことができます。 この島は、約7,000年前に海面が上昇した際、西オーストラリア大陸から切り離されました。 ロットネスト島に人類が生息していたことを示す最も古い記録は6,500年以上前、アボリジニのヌガー(Nyungah)族が暮らしていた時代のものです。 地元のアボリジニの人々がワジャマップ(Wadjemup)と呼ぶこの島は、アボリジニ・コミュニティにとっての精神のよりどころとして大変重要な役割を果たしています。

1900年代前半にフェリーが運航されるようになり、日曜日に島の美しい砂浜へ人が集まるようになり、人気の観光地になっていきました。

島の中心部には1800年代半ばの植民地時代を彷彿とさせるコテージが立ち並び、昔に思いを馳せながら散策することができます。 キャンプ旅行やバックパッカー旅行には、古い兵舎がうってつけです。

陸や海を巡るツアーに参加すると、オーストラリア固有の野生動物に遭遇でき、忘れられない体験ができます。歴史や文化に触れるツアーでは、海運、囚人、植民地時代、第2次世界大戦にまつわる歴史を生き生きと学ぶことができます。

ロットネスト島はAクラスの自然保護区に指定されており、貴重な植物やさまざまな海洋生物や野生動物を保護しています。 島では、西オーストラリア州にだけ生息するカンガルーを小さくした愛らしい有袋類クォッカに出会えるでしょう。 秋から冬(3月から8月)にかけては、カンガルーの子どもが母親のお腹の袋から顔をのぞかせている姿を見られるかもしれません。春(9月から11月)には、新しい世界に降り立ち元気に飛び回っているでしょう。 野生動物観察クルーズに参加すれば、オットセイ、ミサゴ、カメ、イルカ、クジラにも出会えます。

ロットネスト島周辺の海域では、かつて西オーストラリア州の南西海岸を探検しに来た数多くの船が難破しました。ダイビングやシュノーケリングしながら、それらを探してみるのも面白いかもしれません。 西オーストラリア州は、オーストラリアでボート所有率が最も高い地域であり、ロットネスト島はセーリングにふさわしいスポットとして人気を集めています。

自動車はどこにも走っていません。自転車が島巡りに最も適した交通手段です。 フェリー・ターミナルと島内でレンタル自転車を借りることができます。 島内を巡回するベイシーカー・バス(Bayseeker Bus)も利用できます。人のいない静かなビーチやサーフィン・スポットにバス停があります。 トムソン・ベイ(Thomson Bay)周辺では、ゴルフ、テニス、ショッピングを楽しめるほか、カフェやレストランも充実しており、家族連れでも楽しむことができます。

ワジャマップ・ヒル(Wadjemup Hill)に上がると、ワジャマップ灯台(Wadjemup Lighthouse)から360度の絶景を眺めることができます。 澄み切ったサファイア色のインド洋(Indian Ocean)が島の景観に彩りを添えます。 実際に稼働している灯台を探索するツアーに参加してみましょう。

ウェスト・エンド・ボードウォーク(West End Boardwalk)やブラミンズ・ヘリテージ・トレイル(Vlamingh’s Heritage Trail)などのウォーキング・コースに挑戦してみるのもお勧めです。 島の内陸部では、ピンク色の塩湖、うねるように広がる砂丘、何百年も海風に吹き付けられて形が変わってしまった木々など、太古から変わらない壮大な景色を目にすることができます。

ロットネスト島の宿泊施設は、海の見えるヴィラ、歴史を感じるコテージ、くつろいだ雰囲気のキャビンやホテル、バックパッカー向けのホテルなど、さまざまな選択肢から選ぶことができます。

ロットネスト島へのフェリーは、パースのバラック・ストリート桟橋(Barrack Street Jetty)、ヒラリーズ・マリーナ(Hillarys Marina)、フリーマントル(Fremantle)から出航しています。ヘリコプターやエアー・タクシーも流行の交通手段です。

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