バンダバーグの大自然の魅力

アオウミガメ、バンダバーグ(Bundaberg)、クイーンズランド州。 © Tourism Queensland

バンダバーグの大自然の魅力

ブリスベンから北へ車で約4時間のところにあるバンダバーグ(Bundaberg)の周辺には、希少種のウミガメのコロニーをはじめとした、多種多様な大自然の見どころがあります。この製糖産業の拠点として長い歴史を持つ町は、グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)探索の拠点の中で最も南寄りにある町でもあります。グレート・バリア・リーフは巨大なサンゴ環礁に守られていて、その中には総延長140キロにおよぶ白砂のビーチがあります。レディー・マスグレイブ島(Lady Musgrave Island)やレディー・エリオット島(Lady Elliot Islands)ではダイビングやシュノーケリングを楽しんだり、海辺に広がる国立公園で海水浴や釣りを楽しんだりすることができます。もちろんバンダバーグには都市ならではの見どころもたくさんあり、博物館や歴史的建築物、木々の生い茂った植物園などが点在しています。

バンダバーグからモン・レポ自然保護公園(Mon Repos Conservation Park)までは、車でほんの少しの距離です。ここにはオーストラリア大陸東海岸一帯で最大のウミガメの営巣地があります。11月から3月のあいだは、夜間ツアーに参加すれば、アオウミガメやヒラタウミガメ、さらに絶滅危惧種のアカウミガメが小さなビーチに巣を構え、卵を温めている様子を観察することができます。中でも11月中旬から2月まではウミガメの産卵見学に最適な季節です。生まれたての子供が卵からかえり、海に戻るのは通常1月中旬以降です。この時期、営巣中の親ガメと生まれたての子ガメを両方とも見ることができるかもしれません。子ガメたちが海に向かってよちよちと這っていき、生まれて初めて水に入る様子は感動的です。

さらにウミガメたちは夏のあいだ、数は少ないながら近くにあるレディー・エリオット島とレディー・マスグレイブ島でも巣を構えて卵をかえします。両島はグレート・バリア・リーフの南端に位置し、シュノーケリングやダイビングの好スポットでもあります。オニイトマキエイや魚たちが色とりどりの海洋生物に混じって泳ぐ姿は言葉にならないほど美しい光景です。レディー・エリオット島にはビーチを望むエコ・リゾートもあります。この島には19ヵ所のダイビング・スポットがあり、ガイドの案内でリーフの上を歩いたり、島内のハイキングを楽しんだり、群れ飛ぶ野鳥を観察するバードウォッチングなどのアクティビティも楽しめます。

また、レディー・エリオット島の北にはレディー・マスグレイブ島があります。ここは国立公園に指定されているサンゴ礁の島で、島のラグーンを船が航行できるのは、グレート・バリア・リーフの中でもこの島だけです。ラグーンの青く澄んだ水で水泳やシュノーケリングを楽しみましょう。かたわらにはコーラル・トラウトや信じられないほど色鮮やかな熱帯魚たちが泳いでいるはずです。オニイトマキエイやウツボといっしょにスキューバダイビングをしたり、グラスボトムボートからサンゴ礁を眺めたり、潮が引いて海面から顔を出したヒトデやウニ、貝、サンゴなどを観察するのもお薦めです。日帰りで滞在することもできますが、ロビンソンクルーソーのようなワイルドな宿泊体験もできます。キャンプできる場所は40ヵ所もあるので、事前に予約するだけでOKです。

バンダバーグを拠点にすると、白砂のビーチや国立公園、のどかな海辺の町が点在する夢のような場所として人気の高いコーラル・コースト(Coral Coast)へ行くこともできます。アグネス・ウォーター(Agnes Water)でサーフィンをしたら、その姉妹町であるセブンティーン・セブンティ(1770)にも行ってみてください。ここから出発するリーフ周遊クルーズや釣り船は大人気です。またエリオット・ヘッズ(Elliot Heads)では海水浴や釣りが、コーラル・コーブ(Coral Cove)やイネス・パーク(Innes Park)ではダイビングが、ウッドゲート・ビーチ(Woodgate Beach)ではカンガルー探しが楽しめます。

バンダバーグに戻ったら、博物館に行ったりコロニアル調の上品な建物を眺めたりして、町の昔を偲んでください。バーネット川(Burnett River)をクルーズしたり、サトウキビを運ぶ鉄道に乗って植物園の中を走ったり、有名なバンダバーグ・ラム・ファクトリー(Bundaberg Rum factory)を見学することもできます。

バンダバーグは見どころ満載の町。モン・レポのウミガメを筆頭に、数限りない楽しみが待っています。

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