スリー・シスターズ、ニュー・サウス・ウェールズ州

スリー・シスターズ、ブルー・マウンテン国立公園、ニュー・サウス・ウェールズ州 © Tourism Australia

スリー・シスターズ(Three Sisters)、ニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)

ニュー・サウス・ウェールズ州の代表的なランドマークの1つスリー・シスターズは、シドニーから2時間ほど離れたところにあります。

世界遺産グレーター・ブルー・マウンテンズ(Greater Blue Mountains)にあるこの風化した砂岩の岩は、何千年もの時間をかけて形成された奇岩として有名です。ジャミソン・バレー(Jamison Valley)の崖の中でも900mを超える高さが際立っています。 カトゥーンバ(Katoomba)のエコー・ポイント(Echo Point)展望台からの岩の眺めは必見です。

これらの奇岩は、ダルーグ(Darug)族、グンドゥングラ(Gundungurra)族、ウィラジュリー族(Wiradjuri)、ダーワル族(Dharwal)などのアボリジニが暮らす昔からの土地を見渡すようにそびえ立っています。

アボリジニの伝説によれば、これらの岩々は、「Meehni」「Wimlah」「Gunnedoo」という名前の美しい3姉妹が一族の長老によって岩に姿を変えられてできたものだとされています。 この3姉妹は別の部族の3兄弟と恋に落ちましたが、一族の掟で結婚が許されませんでした。 この3兄弟は、3姉妹を連れ去ろうとしましたが、大きな戦いが起きてしまいました。そこで、一族の長老はこの3姉妹を守るため彼女たちの姿を岩に変えました。

長老は戦いが終わってから魔法を解くつもりでしたが、殺されてしまったのです。 3姉妹を元の美しい姿に戻すための呪文を知っているのはこの長老しかいなかったので、彼女たちは元の姿に戻ることが出来ないまま、今でもこの場所にその戦いの記憶を残して立っています。

このスリー・シスターズについてはさまざまなバージョンの伝説が語られていますが、1つだけ確かなことはその姿が実に雄大であるということです。

エコー・ポイント観光案内所(Echo Point Visitor Information Centre)では、壮大なパノラマとブルー・マウンテンズの名前の由来となった青く霞んだ絶景を堪能できます。この青い靄はユーカリのオイルが大気中に気化して発生します。 スリー・シスターズは、太陽の荘厳な輝きに照らされて、1日そして1年を通してその姿を変化させます。 スリー・シスターズは、毎晩照明で照らされるため、夜空にまばゆいばかりの姿が映し出されます。

多くの人がエコー・ポイントを拠点にして、大自然の中の散策やアブセイリング、ロッククライミング、洞窟探検などの冒険に繰り出します。 公園内には全長140kmに及ぶヘリテージ・ウォーキング・コースがあり、小川、滝、森、峡谷、断崖といった自然の景色を楽しむことができます。

800段以上の巨大階段(Giant Stairway)を谷底まで降りていくと、スリー・シスターズの麓にたどり着きます。 そこから、曲がりくねった2.4kmの遊歩道シーニック・ウォークウェイ(Scenic Walkway)を辿っていくと、恐竜時代からの太古の面影を残す多雨林が現れます。

歩くのが嫌な場合は、急斜面を走るスリリングなシーニック・レールウェイ(Scenic Railway)で往復しましょう。シーニック・スカイウェイ(Scenic Skyway)のガラス張りの床やシーニック・ケーブルウェイ(Scenic Cableway)の大型ケーブル・カーから多雨林の景色を眺めながら、岩の間を抜けて上空の旅を楽しむこともできます。

ブルー・マウンテンズは見どころが満載で、探検しがいのある観光地です。 グレーター・ブルー・マウンテンズ・ドライブ(Greater Blue Mountains Drive)には、世界遺産に登録されたコースが18ヵ所もあります。原生地、歴史を感じさせる魅力的な村々、農村部、スリー・シスターズを巡りながらドライブをお楽しみください。 カトゥーンバからジェノラン鍾乳洞(Jenolan Caves)へ向けてシックス・フット・トラック(Six Foot Track)を3日間かけて歩くガイド付きウォーキング・ツアーもあります。

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