ナマジ国立公園

ナマジ国立公園(Namadgi National Park)、首都特別地域。 © Tourism Australia

ナマジ(Namadgi)を楽しむ5つのプラン

キャンベラ(Canberra)から車でわずか45分の場所にあるオーストラリア・アルプス(Australian Alps)のナマジ国立公園(Namadgi National Park)には、森林地域が広がる静寂な世界、息を呑むような絶景、アボリジニの豊かな歴史があります。

花崗岩の崖を登ったり、ロープを付けて降りるアブセイルを体験したり、マウンテン・バイクで山火事の際の消火用道を駆け抜けたり、ビンベリ原生地(Bimberi wilderness)の中をブッシュ・ウォーキングしたりするのはいかがでしょう。また、ヌグナワル族(Ngunnawal)が2万1000年前に使っていた居住跡や、儀式に使われた石の遺跡、ロック・アートなどを見ることもできます。牧童や一攫千金を狙ったゴールド・ハンターたちがたどった道を歩き、ハニーサックル・クリーク(Honeysuckle Creek)にあるアポロの宇宙追跡基地を訪ねたりするのも興味深いものです。コリー山(Mt Coree)の頂上まで4WD車でドライブ、あるいはマスが多数生息する川でのフィッシング、冬のゲレンデのクロスカントリーなどにも挑戦できます。カンガルー、ワラビー、ノーザン・コロボリー・フロッグを探してみたり、ユーカリの一種、スノウ・ガムの森や、湿地帯、ワイルドフラワーが咲き乱れる平原を探検するのもお薦めです。

ナマジ(Namadgi)を楽しむ5つのプラン

アウトドア・アドベンチャー
アウトドア・アドベンチャー

1. アウトドア・アドベンチャー

イェラビ・ウォーキング・トラック(Yerrabi Walking Track)を歩いて、荒々しいビンベリ(Bimberi)原生地の絶景を楽しむこともできます。ここは、オーストラリア・アルプス(Australian Alps)で最も手つかずの生態系が残されている場所です。スクエア・ロック(Square Rock)ウォーキング・トラックを進み、ユーカリの一種、スノウー・ガムの木やアルパイン・アッシュの森林を探検してみるのもいいでしょう。ナマジ(Namadgi)でレンジャーによるガイド付き探検ツアーに参加すれば、劇的に変化する風景を堪能することもできます。オールド・ボボヤン・ロード(Old Boboyan Road)の東に伸びる山火事消火用道路や、ナショナル・バイセンテニアル・ホース・トレイル(National Bicentennial Horse Trail)を馬の背中に揺られながら観光するのもお薦めです。または、マウンテン・バイクで探検をしながら、ブッシュランドでテントを張って野営するのも楽しいチャレンジです。花崗岩の崖をクライミングまたは下に降りていくアブセイリング、エキサイティングなパラグライダー、スカイ・ダイビング、洞窟探検、キャニオニングなどに挑戦することもできます。冬には、フランクリン山(Mount Franklin)およびジンジェラ山(Mount Gingera)でクロスカントリー・スキーや、プライヤーズ・ハット(Pryor's Hut)での宿泊もできます。

アボリジニの生活の記録
アボリジニの生活の記録

2. アボリジニの生活の記録

氷河期にヌグナワル族(Ngunnawal)が暮らしていた場所では、彼らが残した石のかけらや動物の骨を見ることができます。古代のアボリジニが道具を作るための石を集めた古い石切り場も探検してみましょう。ヤンキー・ハット・ウォーキング・トラック(Yankee Hat Walking Track)を進んでいくと、ヤンキー・ハット・シェルター(Yankee Hat Shelter)にあるロック・アートを見ることができます。ケリー山(Mount Kelly)では、ナッツの味がするというヌグナワル族がボゴング蛾を獲っていた場所があります。その後はぜひ、ナマジ山(Mount Namadgi)の山頂にある、彼らの儀式が行われた石の遺跡も訪ねてみてください。また、ガイド付きのツアーに参加すれば、ナマジに50ヶ所以上もあるヌグナワル族が生活していた場所を訪問することもできます。ティドビンビラ自然保護区(Tidbinbilla Nature Reserve)の近くにあるビリガイ・タイム・トレイル(Birrigai Time Trail)では、アボリジニ最古の遺跡ビリガイ・ロック・シェルター(Birrigai Rock Shelter)で2万10000年の昔にさかのぼることもできそうです。ここでは、アボリジニの部族がボゴング蛾を獲っていたボゴング洞窟(Bogong Cave)、または若いアボリジニ男性にとっての神聖な儀式の場所ティドビンビラ山(Tidbinbilla Mountain)を訪れることができます。

牧畜業者、ゴールド・ハンター、宇宙追跡基地の物語
牧畜業者、ゴールド・ハンター、宇宙追跡基地の物語

3. 牧畜業者、ゴールド・ハンター、宇宙追跡基地の物語

牧童が初めてヒツジと牛の放牧を行った谷や山の斜面には、現在では多数のエミューやカンガルーが生息しています。ここでは、1830年代に設置された柵、牧草地、小屋、農場主の邸宅などを訪問、歴史に触れることができます。またグジェンビー(Gudgenby)では、1860年代に山師たちが通ったキアンドラ(Kiandra)の金鉱の道をたどってみることもできます。オロラル・ヘリテージ・ウォーキング・トラック(Orroral Heritage Walking Track)は、宇宙飛行士ニール・アームストロングが月面を歩く姿を地球上で最初に受信したオロラル・バレー(Orroral Valley)とハニーサックル・クリーク(Honeysuckle Creek)の旧アポロ宇宙追跡基地の間を結んでいます。

多様な自然環境と野生生物の楽園
多様な自然環境と野生生物の楽園

4. 多様な自然環境と野生生物の楽園

ナース・バレー・(Naas Valley)からホース・ガリー・ハット・ウォーキング・トラック(Horse Gully Hut Walking Track)を進んでいくと、オーストラリアの約400種もの鳥、コウモリ、哺乳類が巣を作った巨木ネイチャーズ・ボーディング・ハウス(Nature’s Boarding House)を見ることができます。ナース・クリーク(Naas Creek)には、現地の手ごわい魚マウンテン・ガラクシアス(Mountain Galaxias)が生息。森林地帯や低い平地の乾燥した森林で、周囲を岩で囲まれた斜面に向かい巨大なユーカリやシダのなどの植物が変化していく様子も興味深いものです。標高が高い場所に上っていくと、広大な草原や霜によってできたくぼみでカンガルーやワラビーが草を食べる様子や、ヒースが生える高い尾根にオーストラリア・ペーパー・デイジー(Australian Paper Daisies)が咲き乱れる光景を見ることもできます。スゲが生い茂る谷間や尾根の湿原では、珍しいヒロハネズミ、ノーザン・コロボリー・フロッグ、リバー・ブラックフィッシュなどを見つけることも。堂々としたオナガ・イヌワシが大空を舞う姿や、小柄なオーストラリア・チョウゲンボウが草原上空でエサを探す姿を目にすることもできるでしょう。

ドライブやキャンプで楽しむ山の絶景
ドライブやキャンプで楽しむ山の絶景

5. ドライブやキャンプで楽しむ山の絶景

ブリンダベラ山脈(Brindabella Ranges)の頂上とコリー山(Mount Coree)の頂上を結ぶトゥー・スティックス・ロード(Two Sticks Road)では、360度の絶景を楽しむことができます。また、ゆるやかなアニー・トレイル(Annie Trail)を進むと、グードラディグビー(Goodradigbee River)のほとりの人気のないキャンプ場に到着します。ベンドラ・ダム(Bendora Dam)へ向かうマウント・フランクリン・ロード(Mount Franklin Road)は、ジニーニ(Ginini)からのアクセスと同じほどの長距離ルート。オールド・ミル・ロード(Old Mill Road)やワークス・ロード(Warks Road)など、公園の北端にある道は、4WD車でしか入れないようなオフロードになっています。コリムズ・ダム(Corin Dam)まで車を進め、急斜面を上っていくと、ストックヤード・スパー(Stockyard Spur)にたどり着きます。キャンプ用のバンで移動する場合やテントで宿泊する場合は、歴史的なハニーサックル・トラッキング・ステーション(Honeysuckle Tracking Station)の付近にあるハニーサックル・キャンプグラウンド(Honeysuckle Campground)がいいでしょう。または、オロラル・ヘリテージ・ウォーキング・トラック(Orroral Heritage Walking Track)のオロラル・キャンプグラウンド(Orroral Campground)でキャンプすることもできます。マウント・クリア・キャンプグラウンド(Mount Clear Campground)を起点に、ナース・バレー・(Naas Valley)からホース・ガリー・ハット(Horse Gully Hut)ウォークへ向かうこともできます。

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ナマジ国立公園に関する詳細

詳細情報、旅行プラン、各種予約については、キャンベラ観光局(Tourism Australian Capital Territory)の公式ウェブサイトをご覧ください。