ホバートで過ごす最高の3日間

ホバートのウォーターフロントとウェリントン山、タスマニア。 © Tourism Tasmania & Stuart Crossett

ホバートで過ごす最高の3日間

広々としたダーウェント川(Derwent River)のほとりにあり、背後に険しいウェリントン山(Mount Wellington)を望むホバートの街で、心地いい海風やクリエイティブさを尊ぶ精神文化、開拓時代の歴史をたっぷりと満喫しましょう。サラマンカ・マーケット(Salamanca Markets)や漁船を係留するドックなど、砂岩でできた建物の並ぶ市内の町並みや水路を探索するには、歩くのが一番です。サラマンカ・プレイス(Salamanca Place)の石畳の広場やノース・ホバート( North Hobart)のレストラン街でひと休みして、ホバートの風味豊かな料理とワインを味わってください。マウンテンバイクかウォーキングでウェリントン山を探索したり、夕暮れ時に市内の埠頭を横目に見ながらカヤックを楽しむのもいいでしょう。街のすぐ南には、ケタリング(Kettering)や、岩場の多い小島、ブルーニー島(Bruny Island)があります。心地よい海風の吹きつけるビーチやエメラルドグリーンに光るカントリーサイド、目もくらむような断崖の上を散歩して、1日を過ごしてみてください。

ホバート(Hobart)
ホバート(Hobart)

1日目:ホバートの歴史探訪

まずは、サラマンカ・プレース(Salamanca Place)へ行きましょう。かつては倉庫だったジョージア朝様式の石造りの建物が立ち並び、今ではギャラリーや劇場、レストラン、古書を扱う書店、流行の最先端を行くブティックなどに使われています。土曜の朝にはここでサラマンカ・マーケット(Salamanca Markets)が開かれ、地元の新鮮な野菜やタスマニアで作られた美術工芸品を買うことができます。色とりどりのパラソルの下でゆっくりとブランチを楽しんだり、数世紀昔の雰囲気から一気に現代に戻って、サラマンカ・スクエア(Salamanca Square)のモダンなカフェでお茶を楽しんだりしましょう。また、ホバートで最も歴史のある住宅地、バッテリー・ポイント(Battery Point)に行くと、古い立派な邸宅や、飾り気のない漁師小屋が並んでいます。1839年につくられたケリーズ・ステップス(Kelly's Steps)を見学してから、ゴースト・ツアーに参加してこの地のスキャンダルな歴史を学んでください。また、タスマニア王立植物園(Royal Tasmanian Botanical Gardens)では樹齢百年を超える木々や世界でここにしかない亜南極帯植物の展示を見ることができます。ハーバーサイドに行ってシーフードのディナーを楽しんだり、オーストラリア最古の劇場でタスマニア交響楽団(Tasmanian Symphony Orchestra)の演奏を聴いたり、サラマンカ・プレイスのバーでジャズのライブ演奏を聴いたりしてみましょう。

ウェリントン山 (Mount Wellington)
ウェリントン山 (Mount Wellington)

2日目:ウェリントン山

標高1,270メートルのウェリントン山(Mount Wellington)の山頂までは約30分間のドライブ。  眼下にホバートの街並みやブルーニー島(Bruny Island)、サウス・アーム(South Arm)、タスマン半島(Tasman Peninsula)の景観を一望することができます。木々の生い茂った渓谷の上を進むパイプライン・トラック(Pipeline Track)をハイキングしたり、レナ・バレー・トラック(Lenah Valley Track)をスフィンクス・ロック(Sphinx Rock)まで歩くこともできます。さらに森で一番背の高いオクトパス・ツリー(Octopus Tree)を見たり、往復で半日ほどかかる山脈を登るのもいいでしょう。ウェリントン・フォールズ(Wellington Falls)までのウォーキングや、オルガン・パイズ(Organ Pies)の岩峰でのアブセイリングや登山もお薦めです。また、自転車に乗って山中を走ったり、長さ21キロのダウンヒルを氷河に削られた岩や亜高山帯の植物、温帯雨林を眺めながら走り下りることもできます。ホバートに戻ったら、夕暮れのダーウェント川(Derwent River)をカヤックで漕ぎ下ったり、湾内をクルーズするのもいいでしょう。海上からはレガッタ・グラウンズ(Regatta Grounds)、州知事公邸(Government House)、タスマン・ブリッジ(Tasman Bridge)、タスマニア王立植物園(Royal Tasmanian Botanical Gardens)などホバートの代表的建築物が眺められます。そして最後はハンター・ストリート(Hunter Street)沿いにあるかつての倉庫を改装したしゃれた建物の中で、ディナーを楽しんでください。

ブルーニー島 (Bruny Island)
ブルーニー島 (Bruny Island)

3日目:ケタリングとブルーニー島

ホバートから車で南下して、ダントルカストー海峡(D'Entrecasteaux Channel)のほとりにたたずむ静かな町ケタリング( Kettering)に向かいます。  ヨットや釣り船が入り江に入ってくるのを眺めてから、ブルーニー島行きのフェリーに乗船しましょう。手つかずの海岸や背の高い森、なだらかに続く緑の丘を見てまわり、野生動物観察クルーズに参加して岩山や洞窟、海岸沿いの断崖を眺めてみてください。ザ・ネック鳥獣保護区(The Neck Game Reserve)では繁殖期になると、ハシボソ・ミズナギドリや、夕暮れ時によちよちと家路につくコガタ・ペンギンの姿が見られます。木の階段をネック見晴台(Neck lookout)まで上ると、すばらしい景色も待っています。その後、サウス・ブルーニー島(South Bruny Island)に渡り、アドベンチャー・ベイ(Adventure Bay)からペンギン島(Penguin Island)やフルーテッド・ケープ(Fluted Cape))へと続く崖の上の道を探索。アカハラ・ヤブワラビーやハリモグラ、ウォンバットを探しながら歩き、流刑囚たちの手で建てられたケープ・ブルーニー灯台(Cape Bruny Lighthouse)を訪ねたり、遠く離れた白砂のビーチ、クラウディ・ベイ(Cloudy Bay)までのトレッキングを楽しむこともできます。夜は原生地の中にあるB&B(民宿)やコテージで一夜を明かしてください。

ホバート早わかり

ホバート早わかり

位置:
タスマニア州の南東部、ダーウェント川の河口。

必要日数:
最低1日

(基本情報)早わかり:
11月~3月

 

その他の観光情報