ギブ・リバー・ロード(Gibb River Road)周辺

ギブ・リバー・ロード(Gibb River Road)、西オーストラリア州。 © Tourism Western Australia

ダービー(Derby)~カナナラ(Kununurra)- 8日間 ドライブ

ブルーム(Broome)とカナナラの間の660 kmの道のりを縫うように走りぬけるコースで、オーストラリアでも最高といわれる4WDアドベンチャーを体験しましょう。  壮大な原生地、いくつもの渓谷、人里離れた場所にあるエル・クエストロ(El Questro)のようなキャトル・ステーション(大牧場)、キング・レオポルド・レンジ(King Leopold Range)やモスキート・ヒルズ(Mosquito Hills)などの荒々しい山々などを見ることができます。  マウンテン・バイクに乗ってブリスベン・トゥ・ブルーム・チャリティ・バイク・ライド(Brisbane to Broome Charity Bike Ride)に参加しながら、あちこちの景色を楽しむこともできます。  アウトバックではどんなアドベンチャーに挑戦するにせよ、あらかじめプランをきちんと立てることが大切です。 

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渓谷国立公園

1日目 - ダービー ~ ウィンジャナ渓谷国立公園(Windjana Gorge National Park)

ダービー ~ ウィンジャナ渓谷国立公園
まずキング・サウンド(King Sound)の入り江の端にあるダービーの町をスタートし、オーストラリアで淡水の野生クロコダイルを見るには一番の場所と言われるウィンジャナ渓谷国立公園に向かいます。コースであることを示す標識の整備されたウォーキング・コースがいくつもあるので、好きなものを選んでツアーガイドなしのウォーキングを楽しみましょう。ネピア山脈がレナード川(Lennard River)の浸食によって削り取られて形成されたウィンジャナ渓谷の周辺3.5 kmのウォーキング・コースを歩きます。ここでは無数の野鳥や、数え切れないほどのクロコダイルが水溜りの脇で日光浴をしている姿が見られます。キャンプを張って一夜を過ごし、夕陽に染まるネピア山脈を眺めてみてください。

ウィンジャナ渓谷国立公園とトンネル・クリーク(Tunnel Creek)
ウィンジャナ渓谷から、かつてジャンダマラ(Jandamarra)の名で知られるアボリジニの長老が隠れ家として使っていたトンネル・クリークに向かいます。750メートルのトンネルを通ってクリーク(小川)を進み、ネピア山脈の反対側まで抜けていきます。懐中電灯とカメラを忘れずに携帯し、3億5千万年以上も前にできた石灰質のサンゴ礁やそこに棲むさまざまな種類のコウモリの姿をカメラに収めましょう。その後はウィンジャナ渓谷国立公園のキャンプ場に戻り、施設を利用したり、キャンプファイヤーに使う薪を調達したりして、夜になったら満点の星空を楽しみます。

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マウント・ハート・ホームステッド

2日目 - ウィンジャナ渓谷国立公園 ~ マウント・ハート・ホームステッド(Mount Hart Homestead)

レナード渓谷
ウィンジャナ渓谷を離れ、次はレナード渓谷に向かいます。名前はそれほど知られてはいませんが、多くの人が訪れる渓谷です。4WD専用のでこぼこ道が終わったところに、標識のないウォーキング・コースがあります。そのまま右に向かって進むと、渓谷と滝の素晴らしい眺めを見下ろせる岩のあるところに着きます。岩の左側に沿って歩いていくと滝の最上部が見えてきます。渓谷の中央部にある大きな池では泳ぐこともできます。

ベル渓谷(Bell Gorge)とマウント・ハート
さらに進んでいくと、ギブ・リバー・ロードの渓谷の中でも最も美しいと言われるベル渓谷に着きます。清らかなベル・クリーク(Bell Creek)に沿って歩いていく道は最初のうちは楽ですが、クリークに出たら、滑りやすい岩場を超えていかなければなりません。しかしその苦労も、周りの美しい風景を見渡せば価値のあるものになるでしょう。完全なU字型をした崖を100 mの落差で落ちていく滝を眺め、深い滝壺ではスイミングを楽しむこともできます。ここから20 kmほど離れたサイレント・グローブ(Silent Grove)、またはさらに11 km先のベル・クリーク沿いの人気の高いブッシュ・キャンピング・サイトでキャンプができます。キャンプ・スポットは早めのに確保が必要です。キャンプが苦手な方は、もう少し北に行ったマウント・ハート・ホームステッドで、農家でのディナーやベッド・アンド・ブレックファストを体験することもできます。ここから、レオポルド・レンジ保護区(Leopold Range Conservation Park)内でのブッシュウォークに出かけたり、タコノキの茂る水路でカヌー遊びをしたりなどのアクティビティが楽しめます。

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マニング渓谷

3日目 - マウント・ハート ~ マニング渓谷(Manning Gorge)

ガルバンズ渓谷(Galvans Gorge)
ギブ・リバー・ロードで最もアクセスしやすい渓谷、馬蹄形をしたガルバンズ渓谷へは、マウント・ハートからほんのわずかの距離です。駐車場を出たら、絵のように美しい滝まで短い距離を歩いていきます。この滝では、泳いだり、またロープにつかまって滝の上を横切ったりすることもできます。滝の下に腰をおろして、その上の急斜面に張り付いているようなバオバブの木を見上げてみましょう。

マニング渓谷
ロワー・マニング渓谷の静けさが染み入るような川淀の隣にあるマウント・バーネット(Mt. Barnett)から散策を始めます。ここから始まるウォーキング・コースは、アボリジニのロックアートがある場所を越え、滝の絶景を横目に見て、さらにアッパー・マニング渓谷の淀んだ部分を越えながら縫うような道を進んでいきます。自分だけで歩くもよし、または川に沿っていくガイド付きのツアーに参加するのもよいでしょう。マニング渓谷に着いたら、スイミングやフィッシングに興じたり、あるいはただのんびりと岩の上に寝転び、周りの景観を楽しんでみてください。滝が最も美しいのは、5月から7月にかけてのシーズン初頭です。

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ドライズデール・リバー・ステーション

4日目 - マニング渓谷 ~ ドライズデール・リバー・ステーション(Drysdale River Station)

ギブ・リバーを離れ、今度はキンバリー北西部にある壮大なミッチェル高原の散策に行きます。115,300ヘクタールの岩だらけのミッチェル・リバー国立公園(Mitchell River National Park)の中にあるドライズデール・リバー・ステーションを基地にして、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。ここからは、ミッチェル・フォールズ(Mitchell Falls)の息を呑むような景色や、サーベイヤーズ・プール(Surveyors Pool)、ミッチェル・リバー、キング・エドワード・リバー(King Edward River)の景観も眺められます。グレイ・ボックスやホワイト・ガム(いずれもユーカリの一種)の森の中を歩き、あらゆる種類の野生動植物を間近で観察したり、アボリジニの文化遺産を見てまわりましょう。ミッチェル・フォールズ、マーテン・フォールズ(Marten Falls)、プリンス・リージェント・リバー(Prince Regent River)、さらに壮大な海岸線の上を遊覧飛行し、空の上からその景観を満喫します。ドライズデール・リバー・ステーションに戻ったら、テントの代わりに快適なキャビンに宿を取り、レストランやバーでの食事を楽しみましょう。

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エレンブレエ・ステーション

5日目 -ドライズデール・リバー・ステーション ~ エレンブレエ・ステーション(Ellenbrae Station)

次の日の宿、エレンブレエ・ステーション・ホームステッドに向かいます。2つのビラボンの間にテントを張るか、それとも温かくもてなしてくれる農家でディナーや朝食を楽しむか、それはあなた次第です。ここでは川をカヌーで下ったり、ブッシュウォークやバードウォッチングをしたりすることができます。

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エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク

6日目 - エレンブレエ・ステーション ~ エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク(El Questro Wilderness Park)

エレンブレエ・ステーション ~ ルックアウト・コックバーン・レンジ(Lookout Cockburn Range)
エレンブレエからの道中、デュラック・リバー・クロッシング(Durack River Crossing)ではひと泳ぎしたり、ティーを楽しんだり、またジャックス・ウォーターホール(Jack’s Waterhole)ではバラマンディ釣りに立ち寄ったりするのも楽しいプランです。ルックアウト・コックバーン・レンジでは、コックバーン山脈、デュラック、ペンテコスト川(Pentecost River)、そしてケンブリッジ湾(Cambridge Gulf)のパノラマが一望できます。

ルックアウト・コックバーン・レンジ ~ エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク
100万エーカーの広大な敷地を持つエル・クエストロ・ウィルダネス・パークは、ぜひ訪ねたい場所です。ここはキンバリー東部の端に近いところにあるユニークな観光地で、キャトル・ステーション、つまり実際に仕事が行われている大きな牧場です。4つの大きな河川系が集まっているこの地域では、動物や鳥類、魚が、川や泉、塩水の河口域に集まる様子を観察することができます。宿泊施設は、贅沢な農家でのファームステイから、ブッシュ・キャンプが体験できるところまでさまざまな種類から選べます。

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エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク

7日目 - エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク

1日かけて、エル・クエストロを散策します。チェンバレイン渓谷(Chamberlain Gorge)をボートで下り、そびえ立つ崖や熱帯植物、太古の精霊であるワンジナ(Wandjina)の姿が描かれたロックアートのある洞窟を見ながら進みます。リビングストニア・パームの密林を抜けていくと、ゼベディー・スプリング(Zebedee Springs)の温泉に出ます。山の峰の上に立って、ブラーマン種とショートホーンの交配種の牛の巨大な群れが、塩田や半乾燥地帯で草を食んでいる様子を見渡しましょう。

乗馬トレッキングに参加して、エル・クエストロのレンジャーのアウトバックに関する話に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。野生の馬やロバ、ノガン、エリマキトカゲ、オオトカゲ、ウミワシ、ゴウシュウヅル、クラハシコウ、ゴシキセイガイインコなど、キンバリーの多種多様な野生動物にも出会うことができます。

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ウィンダムまたはカナナラ

8日目: エル・クエストロ・ウィルダネス・パーク ~ ウィンダム(Wyndham)またはカナナラ

最終日には、たくさんの蝶がその間を飛び交う、蔓植物に覆われた森、そしてターコイズ色の水が美しいエマ渓谷(Emma Gorge)を訪れます。1時間ほど歩いた後は、エマ渓谷・リゾート(Emma Gorge Resort)でのスイミングや滝のマッサージで疲れを癒しましょう。周囲をヤシとタコノキの木に囲まれたこの町は、ウィンダムとカナナラが交差する地点にあり、ギブ・リバー・ロードの旅を終わらせるには理想的な場所です。

地図

 

その他の観光情報