ムンダ・ビディ・トレイル、西オーストラリア州

ムンダ・ビディ・トレイル、西オーストラリア州

所要1週間、周回コース
950キロにわたる手つかずの自然の回廊を間近で満喫したいなら、サイクリングが一番です。 パース(Perth)の丘からナナップ(Nannup)まで、先住民族ヌンガー(Nyoongar)族の言葉で「森の中の小道」を意味するムンダ・ビディ・トレイル(Munda Biddi Trail)を自転車で走りましょう。 堂々たる自然林以外にも、西オーストラリア州南西の端にあるすばらしい景色の渓谷や可愛らしい町の中を進むことができます。 道はブッシュの中や、防火帯、鉄道の廃線跡に沿って進み、さまざまなレベルのサイクリングが楽しめるセクションに分かれています。 短時間のサイクリングでも、1週間使った冒険旅行でも思いのまま。夜は小さな町や、1日で走れる距離ごとに設置されたサイクリング旅行者専用のキャンプ場に泊まることもできます。 コースの各所にあるスタート地点までは、車で行くことができます。

セクション1: マンダリンからジャラーデール
セクション1: マンダリンからジャラーデール

セクション1: マンダリンからジャラーデール

スタート地点であるマンダリン・ポイント彫刻公園(Mundaring Sculpture Park)までは、パースから車で45キロ走るか、近くのミッドランド(Midland)まで鉄道で行きます。マンダリン・ダム(Mundaring Weir)までは楽に行くことができますが、送水管を過ぎてしばらく行くと、最初の急坂が待っています。小石の道をガタガタ揺れながら進むと、モクマオウの細い木々に囲まれたカリンヤ(Carinyah)のキャンプ場があります。  道はキャンプ場を出て少しの間は緩やかですが、風化の進んだ古い石が転がるポイズン・ガリー(Poison Gully)やカニング・リバー・イースト(Canning River East)の丘の辺りで険しくなります。  長い坂道をカニング・リバー(Canning River)まで一気に下り、そのまま反対の岸の小石敷きの急坂を駆け上ります。マツの植林の中を走ってアルバニー・ハイウェイ(Albany Highway)を渡ります。新しく植えられたジャラーの木が、道沿いにウンゴン(Wungong)のキャンプ場まで続いています。ここからジャラー・ロード(Jarrah Road)までは比較的平らな道ですが、バルモラル戦争捕虜収容所ピクニック場(Balmoral Prisoner of War Picnic ground)までの道はもう少し起伏があります。クリーム色をしたコースト・ガム(bullich)の木々や緑の農地を眺めながらオーナー・ブルック(Honor Brook)沿いを走ると、周囲にジャラーの木のそびえ立つジャラーデール(Jarrahdale)に到着します。

セクション2:ジャラーデールからナンガ
セクション2:ジャラーデールからナンガ

セクション2:ジャラーデールからナンガ

歴史あるホウィットニッシュ・コテージ(Whittnish Cottage)や機械博物館(Machinery Museum)、旧郵便局(Old Post Office)を見学します。そのあと絵のように美しいサーペンタイン・ダム(Serpentine Dam)やグーラロン(Gooralong)、ランフォード・パーク(Langford Park)に行ってピクニックやバーベキューを楽しみます。道に戻り、小石の道をさらに進み、何回か険しい登り道を登ると、サーペンタイン渓谷(Serpentine Valley)に着きます。ダンダラップ(Dandalup)のキャンプ場まで行くと、ガム・ツリーの下でくつろいだり、緑で覆われた谷の景色を楽しむことができます。オークリー・ダム(Oakley Dam)に寄ってひと泳ぎするか、直線ながらあまり景色のよくない道を進んで森の中の町、ドゥエリンガプ(Dwellingup)まで行きましょう。道はここからジャラーやワンドゥーなどユーカリの森の広がるレーン・プール自然保護区(Lane Poole Reserve)の中を走ります。休憩してマレー川(Murray River)で釣りをしたり、滝の傍らでピクニックを楽しんだり、オウムや鮮やかな青色をしたオーストラリア・ムシクイを探しましょう。再び自転車に乗り、急登を数回繰り返すとナンガ・ミル(Nanga Mill)の松原に着きます。そこからヌンガー族の言葉で「休む場所」という意味のビジャー・ノウリン(Bidjar Ngoulin)のキャンプ場までは、12キロのなだらかな下り道です。小川の側の展望デッキで周囲の落ち着いた雰囲気を楽しんでください。

セクション3:ナンガからコリー
セクション3:ナンガからコリー

セクション3:ナンガからコリー

キャンプ場から青い水を湛えた静かなブロックマン湖(Lake Brockman)にあるローグ・ブルック・ダム(Logue Brook Dam)までは、南に向かって30キロの道のりです。休憩して、ダーリング山脈(Darling Ranges)のジャラーの森の中で、水泳や水上スキー、カヌーを楽しんでください。ここでキャンプをして一夜を過ごしてから、ヤリ(Yarri)のキャンプ場まで46キロの、ブッシュや丘の変化に富んだ景色の中を走る次の区間に挑みましょう。広い木のデッキからブラックバット(blackbutt)の森やハービー・リバー(Harvey River)の景色を眺めてください。道はキャンプ場を出ると、コリー(Collie)郊外まで美しい景色の中を45キロにわたって、曲がりくねりながら続きます。史跡めぐりのウォーキングをしてこの町の木材、鉱業、鉄道などの産業について学び、1915年に伝統的なノルマン様式で建てられた英国国教会(Anglican Church)を見学してください。マウント・レナード・マウンテン・バイク・トレイル・システム(Mt Lennard Mountain Bike Trail System)を走ってダーダナプ(Dardanup)周辺の丘の周囲を巡る厳しいコースに挑戦することもできます。

セクション4:コリーからジャラーウッド
セクション4:コリーからジャラーウッド

セクション4:コリーからジャラーウッド

リッチス・ロード(Riches Road)からペパーミントやブラックバット(いずれもユーカリの木の種類)の下の坂道に囲まれたンラン・ブージャ(Nglang Boodja)のキャンプ場に向かいます。ボイアナップ(Boyanup)で休憩するか、バンバリー(Bunbury)まで17キロの道を進みます。プレストン・リバー(Preston River)のほとりにある西オーストラリア州最大のリンゴの産地、ドニーブルック(Donnybrook)に立ち寄ります。古い石造の建物や、10月に花を咲かせるリンゴやサクラの木を見てまわりましょう。林業の町ジャラーウッド(Jarrahwoood)にあるナラ・マイア(Nala Mia)のキャンプ場で一泊します。このサイクリング・コースは、絵本の中に出てきそうなブラックウッド・リバー(Blackwood River)の谷の中心にある町、ナナップ(Nannup)が終点です。プライベート・ガーデンやパブリック・ガーデンを巡ってみてください。春には色とりどりのチューリップやスイセンの花が咲き乱れます。メイン・ストリートを散歩したり、周囲の森の中を通るウォーキンング・コースを歩いたりしてください。

ムンダ・ビディ・トレイル、西オーストラリア州

ムンダ・ビディ・トレイル、西オーストラリア州

 

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