南オーストラリア州の砂漠のアドベンチャー

南オーストラリア州の砂漠のアドベンチャー

この冬、何かに挑戦してみたいと思いませんか。広大で悠久なシンプソン砂漠のうち南オーストラリア州に属する部分を4WDで走ることこそ、あなたが探し求めていた冒険です。アデレード(Adelaide)からスチュアート・ハイウェイ(Stuart Highway)に乗り、次いでウードナダッタ・トラック(Oodnadatta Track)を走って小さな町ウードナダッタ(Oodnadatta)に向かいます。ノーザン・テリトリーからは、4WDでマウント・デア(Mt Dare)かポエペル・コーナー(Poeppel Corner)まで行きます。ここはクイーンズランド州側の入り口でもあります。どのルートで行くにせよ、4WDと砂漠公園入園許可書、十分な装備が必要です。ウィッジラ国立公園(Witjira National Park)の自然湧出の泉でくつろぎましょう。シンプソン砂漠地域保護区(Simpson Desert Regional Reserve)で塩の析出した湖を見つけましょう。シンプソン砂漠保護公園(Simpson Desert Conservation Park)にあるローン・ガム(Lone Gum)を見学しましょう。シンプソン砂漠を通り抜けるということは、まさに生死にかかわる問題です。夏のあいだは気温が上がりすぎて危ないので、行くことができません。また、事前の十分な計画が必要です。しかし走破した時の感動は砂漠の大きさに負けないほどです。

西から東にむかって横断するのがおすすめです。西端のウィッジラ国立公園から出発するのがよいでしょう。ダルハウジー・スプリングス(Dalhousie Springs)の温かく薬効のある鉱泉で泳ぐか休息しましょう。ここでは70以上の泉がグレート・アーテジアン盆地(Great Artesian Basin)から湧出しています。1984年に初めて当地に来たヨーロッパ人、アーネスト・ジャイルズ(Ernest Giles)同様、この大自然に囲まれた巨大な泉がきっと気に入ることでしょう。静かに座って周りを小魚の群れが泳ぎ回るのを眺めるのもいいものです。中心の泉の周りをアシ、ヨシ、ペーパーバックの木などを見ながら散歩してください。人気がある近くのキャンプ場で、アフガニスタンのラクダ追いが植えたナツメヤシの下にテントを張りましょう。多数の鳥が生息し、ラクダ、ディンゴ、ウサギが次々にやってくる雨水でできた湿地、プミ・ボア(Purni Bore)でキャンプをします。ダルハウジー・ホームステッド(Dalhousie Homestead)の廃屋と放棄されたマクンバ(Macumba)油田を探検してみましょう。

ここからフレンチ・ライン(French Line)か表面が粘土のリッグ・ロード(Rig Road)を走り、砂漠の真ん中にあるシンプソン砂漠保護公園まで行くことができます。リッグ・ロードを走り、最も近い水流から数百キロ離れているにもかかわらず断固として生存する一本のクーラバー(Coolabah)の木があるローン・ガムに行きます。ポエペル・コーナーでは2歩で3つの州を跨ぐことができます。かつてはこの地域でもっとも高かったアプロディンナ・アットラ・ノールズ(Approdinna Attora Knolls)の、上部が平坦な二つの砂丘を訪れましょう。そびえる砂丘、スピニフェックスの草原、ギジーの森、雨後に一斉に開花するワイルドフラワーなど、シンプソンを代表する風景を満喫しましょう。
シンプソン砂漠地域保護区にはこの世のものと思えない光景が続きます。ここはオーストラリア国内でもっとも乾燥した土地のうちの2百万ヘクタールを占めています。水平線に向かって左右対称に優雅な線を描いて延びる、白く塩分に覆われたプラヤ湖や赤砂の砂丘を眺めてみましょう。スピニフェックスの間に住むたくましい生き物に感嘆しましょう。シロハラセスジムシクイ、キンカチョウ、オーストラリアオオノガン、ホッピングマウス、フクロモグラ、さらに150種におよぶ鳥類が生息しています。

環境に影響を及ぼさずに安全な冒険を計画したい方は、南オーストラリア州政府環境局(South Australian Department for Environment and Natural Resources)までお問い合わせください。計画は専門家に任せて、アデレード(Adelaide)かポート・オーガスタ(Port Augusta)から出発する4WDのツアーに参加することもできます。4WDを使わずに、ウィリアム・クリーク(William Creek)から飛行機に乗って上空から感動的なシンプソン砂漠を観光することもできます。自分らしい体験をしましょう。ただしこの冬の旅は本物の冒険です。しっかりと準備をしてください。

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