クレイドル・マウンテン(Cradle Mountain)のウィルダネスに身をゆだねる

クレイドル・マウンテン(Cradle Mountain)、クレイドル・マウンテン-セント・クレア湖国立公園(Cradle Mountain Lake St Clair National Park)、タスマニア州。 © Tourism Tasmania & Geoff Murray

クレイドル・マウンテン(Cradle Mountain)のウィルダネスに身をゆだねる

広大なクレイドル・マウンテン - セント・クレア湖国立公園(Cradle Mountain-Lake St Clair National Park)の中でも一番のアトラクションとなっている、クレイドル・マウンテンのタスマニア原生地域の魅力を体験しましょう。
鏡のように澄み切ったダブ湖(Dove Lake)の湖水に映るクレイドル・マウンテンの荒々しい白雲石の頂が見えると、現代的な生活からは何千キロも遠く離れた場所まで来てしまったような錯覚に陥ります。   世界遺産に登録されているクレイドル・マウンテン - セント・クレア湖国立公園に、毎年多くのトラベラーを惹きつけてやまないのは、このウィルダネスの光景がもつ魅力なのです。  

最後の氷河期に氷河の力によって形作られたこの公園一帯には、オーストラリア本土では決して見られないような植物が生育しています。  冷帯雨林やヒースの生い茂る高原地帯を抜けて、冷たい川の流れが段を成すようにしながら氷河湖に注ぎ込んでいく様子を見ましょう。  この公園では、タスマニア最高峰のオッサ山(Mt. Ossa)の絶景を楽しんだり、6千万年以上も昔のブナの木の一種を見ることもできます。

滝を越え、キングビリー・パインの森を抜けて、美しいダブ湖の景色を眺めながら湖周をまわる、2時間のウォーキングに挑戦しませんか?  これ以外にも、キャンベル山(Mount Campbell)、ハンソンズ・ピーク(Hanson’s Peak)、ツイステッド湖(Twisted Lakes)、ロドウェイ湖(Lake Rodway)、リラ湖(Lake Lilla)、そしてボールルーム・フォレスト(Ballroom Forest)といった人気のウォーキング・トレイルで、1~5時間ほど歩くのもお勧めです。  本格的なトレッキングなら、バックパックに荷物を詰め込み、あの有名な80 kmコースのオーバーランド・トラック(Overland Track)に沿ってセント・クレア湖に向かいましょう。

湖や川岸からフィッシングを楽しんだり、水辺でキャンプを張ったり、またピクニックも楽しめます。  もしも水が氷のように冷たくてもOKなら、スイミングというチョイスもあります。 

山間のロッジに泊まって、鏡のようにおだやかな湖と荒々しい姿の頂をのんびりと眺め、澄み切った空気を思い切り吸い込む - そんな旅の過ごし方も素敵です。  ここは、人混みなどまったく無縁の場所です。  たまに通り過ぎていくのは、せいぜいワラビーや好奇心旺盛なオポッサム、それに夜行性であまり人前には姿を見せないウォンバットくらいです。 

この荒々しい太古の昔からの原生地帯を訪れた人の心に確実に残るもの、それは驚くほどの静寂感でしょう。

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