旬のバラマンディ釣り、ノーザン・テリトリー

イエロー・ウォーターズ・ビラボン(Yellow Waters Billabong)、カカドゥ国立公園(Kakadu National Park)、ノーザン・テリトリー。 © Tourism Australia

旬のバラマンディ釣り、ノーザン・テリトリー

ノーザン・テリトリーの釣りシーズンに、大物バラマンディに挑戦してみませんか。10月から12月までのモンスーン前の季節は、バラマンディが群れをなしてノーザン・テリトリー北部の湿地帯や、入江にやってくるベストシーズン。まずは、北部の拠点となるダーウィン湾周辺で、釣りのポイントをチェックし、ダリー・リバー(Daly River)でプロの釣り師のガイドのもと釣り糸を垂れてみてください。時間があれば、アデレード・リバー(Adelaide River)まで贅沢にヘリコプターで釣りに出かけたり、マリー・リバー(Mary River)沿いでバラマンディを狙うのもお勧めです。世界遺産のカカドゥ国立公園(Kakadu National Park)では、サウス・アリゲーター川(South Alligator River)やイースト・アリゲーター川(East Alligator River)に浮かんだボートから釣り糸を垂らすこともできます。ボートをレンタルしたり、経験豊富なガイド付きの釣り船をチャーターしたり、人里離れたフィッシング・ロッジに泊ったりと、楽しみ方はさまざま。どんな場所でするにしても、ベストシーズンのフィッシングは、バラマンディを釣るという体験だけではなく、ノーザン・テリトリー北部の荒々しくも感動的な自然美をたっぷりと味わうことができます。

本格的に狙うなら、ダーウィンから、頼りになる操船士付きの釣り船をチャーターするのがいいでしょう。ダーウィン湾ではマグロやクイーンフィッシュなどが釣れますが、バラマンディを釣るならもう少し遠出が必要です。ショール・ベイ(Shoal Bay)付近には、ブラック・ジューフィッシュやフィンガーマークの群れに混じって海水性バラマンデが群れを成しています。ルアーを使って釣り上げましょう。また、オーストラリアでは伝説的なポイントが河口でのフィッシング。船をチャーターし、泊まりがけでダリー・リバーまで行ってみてください。この川はダーウィンから南西へ200キロ強の場所にあり、スーパーサイズの特大バラマンディを手にしたい釣り人たちがオーストラリア全土からやってきます。

さらに3日間のツアーに参加すれば、マリー・リバーまで行くこともできます。川の流れはチェンバース湾(Chambers Bay)へと続き、潮の満ち引きに関係なくすばらしい釣果が得られます。川と湿地帯はどこもバラマンディ釣りの好スポットですが、なかでもシェイディー・キャンプ(Shady Camp)やコロボリー・ビラボン(Corroboree Billabong)、ハーディース・ラグーン(Hardies Lagoon)、トミーカット・クリーク(Tommycut Creek)などは絶好のポイントとして知られています。また、バラマンディが生息する同じ水域にはスリーピー・コッドやサラトガ、オックスアイ・ヘリングも多数、生息しています。

また、ダーウィンからアデレード・リバーまでヘリコプターを利用したヘリ・フィッシングは、釣りというものの概念をガラリとくつがえす究極のフィッシング。上空からノーザン・テリトリーの湿地群のすばらしい眺めを楽しみ、着陸時にはバッファローや野生の豚が逃げていく様子を眺めることもできます。ワニのいない場所を選んで釣り糸を垂らしたら、バラマンディがかかった時にだけたてるうなり声に耳を澄ましましょう。

世界遺産のカカドゥ国立公園では、すばらしい大自然の景色や渡り鳥、クロコダイル、その他の野生動物たちが釣りの楽しみの最高の引き立て役だといえます。気軽な半日か1日のツアーに参加して、観光の拠点となるジャビル(Jabiru)からサウス・アリゲーター川やイースト・アリゲーター川をさかのぼりましょう。サウス・アリゲーター川沿いにあるイエロー・ウォーターズ(Yellow Waters)は、特に雨季の釣りシーズンにはバラマンディがたくさん釣れる場所として有名です。

カカドゥ国立公園の南に位置するキャサリン(Katherine)の西250キロを流れる州内最長の川、ビクトリア・リバー(Victoria River)にもバラマンディが群生しています。サバンナ・ウェイ(Savannah Way)をティンバー・クリーク(Timber Creek)へとドライブしてください。そこが、釣りに出かける場所としてはハイウェイ沿いでいちばん近い町です。

ノーザン・テリトリー最北部アーネム・ランド(Arnhem Land)では、ネイチャー・ロッジに泊ってバラマンディ釣りをしたり、魚影濃い海や川、ラグーンでスポーツ・フィッシングを楽しむことができます。ダーウィンから飛行機に乗って、はるか遠く離れたフィッシング・スポット、コーバーグ半島(Cobourg Peninsula)にあるケープ・ドン(Cape Don)にも行ってみましょう。ここでは巨大なバラマンディがマングローブ・ジャックやクイーンフィッシュ、ジャイアント・トレバリー、マーケレル、マグロ、ゴールデン・スナッパー、コーラル・トラウト、タラ、バラクーダ、ジューフィッシュなどの魚に混じって悠々と水の中を泳いでいます。

バラマンディのシーズンはたくさん釣れるというだけでなく、ノーザン・テリトリー内で多数のフィッシング・トーナメントが開催される季節でもあります。マリー・リバーで10月に開催されるハミングバード・コロボリー・パーク・チャレンジ(Hummingbird Corroboree Park Challenge)はそのひとつ。ダーウィン湾で開催されるソルトウォーター・フライ・フィッシング・チャレンジ(Saltwater Fly Fishing Challenge)で3日間に7種類の魚を釣り上げるのがルール。同じ月の後半にはゴールド・ビルフィッシュ・クラシック(Gold Billfish Classic)も開催されます。10月ローパー・リバー(Roper River)で開催されるバラ・バッシュ(Barra Bash)では釣り上げたバラマンディの大きさを競い合います。また、 11月にはアーネム・ランドのゴーブ・ゲーム・クラシック(Gove Game Classic)が開催され、バラクーダやバショウカジキ、マカジキといった大物との格闘が待っています。

釣り好きの方なら、ぜひ、フィッシング・シーズンにノーザン・テリトリーへ。この時期に訪れれば、どこへいっても大物のバラマンディを釣り上げることができます。

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