オーストラリアのレッド・センター

ウルル、ノーザン・テリトリー
モロクトカゲ
モロクトカゲ","カタ・ジュタ、ノーザン・テリトリー
アリス・スプリングス・デザート・パーク、ノーザン・テリトリー

オーストラリアのレッド・センター

オーストラリアのレッド・センターは、そのすばらしさに我を忘れることができ、さらに自分自身を再発見することができる場所。アボリジニの文化が息づき、アウトバックの荒々しい魅力が詰まっています。さらにこの国の象徴ともいえるウルル(Uluru)やカタジュタ(Kata Tjuta)、東西マクドネル山脈(MacDonell Ranges)、キングス・キャニオン(Kings Canyon)があるのもこの場所です。それらの場所へ行く拠点となるのが、アリス・スプリングス(Alice Springs)。太古の山々と果てしない平原に囲まれたアウトバックの町です。オーストラリア大陸のちょうど中心にあたるこの場所では、ラクダの背に揺られて旅をしたり、満天の星空を見ながら眠りについたり、誰もいない泉で泳いだり、アボリジニの芸術作品の裏に隠された深い精神性を読みとったりと、あらゆる楽しみがあなたを待っています。

レッド・センターの5つの魅力

Uluru Kata Tjuta National Park, NT
Uluru Kata Tjuta National Park, NT

1. 時を超越した物語、数々の聖地

アナング族のガイドについてウルルのふもとを歩きながら、ジュクリチャ(Tjukuritja)という古代の精霊の天地創造の物語に耳を傾けてください。古代の岩絵からその物語を読み取りながら、ムティジュル・ウォーターホール(Mutitjulu Waterhole)やカンジュ渓谷(Kantju Gorge)、ウルル・カルチュラル・センター(Uluru Cultural Centre)を見学しましょう。そのあと近くにあるカタジュタ(Kata Tjuta)を通るウォルパ渓谷の道や、バレー・オブ・ザ・ウインド・ウォーク(Valley of the Winds Walk)を歩いてみてください。 また水玉模様のマウンテンバイクに乗ってアリス・スプリングスの町を走ったり、アボリジニのガイドの案内でララピンタ・トレイル(Larapinta Trail)を歩いたり、アボリジニの料理人が同行するグルメ・ツアーに参加することもできます。一帯は昔も今も芸術活動が盛んな地域です。壁画の描かれた岩棚を見学したり、遠隔地のコミュニティにあるアート・センターを訪ねたり、アリス・スプリングスにある現代芸術のギャラリーを見学するのもいいでしょう。

Uluru, NT
Uluru, NT

2. 荒々しいアウトバックの冒険

ウルルの眺めを楽しむには、バイクを走らせて行く、ラクダの背に揺られていく、あるいはヘリコプターの遊覧飛行で空から見るなど、実に様々な方法があります。アリス・スプリングスを起点にすると、シンプソンズ・ギャップ(Simpsons Gap)までバイクを走らせたり、シンプソン砂漠(Simpson Desert)を横断するキャメル・ライド・ツアーや明け方に催行される熱気球のツアーに参加するなど、色々な方法で楽しむことができます。キングス・キャニオン(Kings Canyon)の頂までのトレッキングを楽しんで、ワタルカ国立公園(Watarrka National Park)に続く険しい崖や渓谷の絶景に酔いしれるのもいいでしょう。メリーニー周遊道路(Mereenie Loop Rd)を走る4WDツアーもおすすめです。広大な砂原が広がるフィンケ渓谷国立公園(Finke Gorge National Park)や、アボリジニのすばらしい遺跡があるトノララ(ゴッセ・ブラフ)自然保護区の景色が心ゆくまで楽しめます。

Ormiston Gorge, NT
Ormiston Gorge, NT

3. 心に残る砂漠の風景

世界遺産ウルルが光線の状態と天気の変化によって見せる様々な表情を心に刻みましょう。特に夕日を浴びて鮮やかに染まっていく様子は圧巻です。また西マクドネル山脈(West MacDonnell Ranges)にあるグレン・へレン渓谷(Glen Helen Gorge)、オーミストン渓谷(Ormiston Gorge)、エラリー・クリーク・ビッグホール(Ellery Creek Big Hole)で泳いでみるのもいいでしょう。さらにスタンドリー・キャズム(Standley Chasm)の険しい崖が真昼の陽光を受けて燃えるように赤くなる様子を観察したり、パーム・バレー(Palm Valley)の砂漠のオアシスを散策するのも捨てがたい経験です。パーム・バレーはフィンケ渓谷国立公園にあり、珍しいレッド・キャベッジ・パーム(Red Cabbage Palm)が見られる場所として有名です。ワタルカ国立公園(Watarrka National Park)では風化が進んでまるで廃墟のように見えるドーム状の岩石群ロスト・シティー(Lost City)や、たくさんの泉があるガーデン・オブ・エデン(Garden of Eden)を探索することができます。

Red Centre, NT
Red Centre, NT

4. 果てしない地平線

西マクドネル山脈(West MacDonnell Ranges)の尾根に沿って走るララピンタ・トレイル(Larapinta Trail)をトレッキングして、シンプソンズ・ギャップ(Simpsons Gap)やオーミストン渓谷(Ormiston Gorge)、グレン・へレン渓谷(Glen Helen Gorge)を歩きましょう。日帰りで行くか、12セクションのうちの歩きたい部分だけを組み合わせて歩いてください。各セクションは初心者向けから健脚向けまで様々です。太古の断崖をよじ登り、独特な形をしたいかにもオーストラリア的な動物や植物を眺め、満天の星空の下でキャンプを楽しみましょう。アリス・スプリングスの町からレッド・センター・ウェイを走って、周囲に広がる雄大で色彩豊かな風景を楽しむのもいいでしょう。 道は西マクドネル山脈、フィンケ渓谷国立公園、キングス・キャニオン、ウルル-カタジュタ国立公園へと続いています。

Alice Springs Telegraph Station, NT
Alice Springs Telegraph Station, NT

5. 開拓の歴史がしのべる様々な場所

アリス・スプリングスに行ったら、レッド・センターの開拓の歴史がしのべる場所をじっくりと見てまわってください。現代的な町の中にも、アフガニスタンからやってきたラクダの隊商やフライング・ドクター、勇気ある開拓者たちの物語がたくさん詰まっています。まずはロイヤル・フライング・ドクター・サービス(Royal Flying Doctor Service)に行ってみてください。世界で初めて飛行機による遠隔地の医療体制を築いた団体です。この町を建設するきっかけとなった旧アリス・スプリングス電信局(Alice Springs Telegraph Station)も見ものです。世界でいちばん広い教室を持つスクール・オブ・ジ・エアー(School of the Air)も忘れずに見学してください。無線通信で授業をしているので、広いのは当然です。さらに案内板を見ながらフライン・トレイル(Flynn Trail)を歩けば、開拓時代初期の入植者たちがどれほどの困難に立ち向かったのかが実感できるでしょう。

 

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