グレート・オーシャン・ロード

12使徒、ビクトリア州
グレート・オーシャン・ロード、ビクトリア州
ヨハンナ・ビーチの日の入、ビクトリア州
ロッキー・ビーチ、ビクトリア州

グレート・オーシャン・ロード

グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)を走ると、ハンドルを切るたびに大自然のドラマが展開します。メルボルン近郊のトーキー(Torquay)とポートランド(Portland)を結ぶドライブコースです。荒々しい海岸崖やうっそうとした森、人けのないビーチを眺めながら、南氷洋の波のパワーを実感しましょう。トーキーでサーフィンをしたり、壮大な奇岩「12人の使徒」(Twelve Apostles)を見学したり、滝を眺めながら緑の木々で覆われたオトウェイ国立公園(Otway National Park)の中を歩くこともできます。ジーロング(Geelong)、タワー・ヒル(Tower Hill)、レイク・コンダ(Lake Condah)ではアボリジニの歴史をしのび、ワーナンブール(Warrnambool)ではホエールウォッチングを楽しんでください。旅程を一日延ばして、アポロ・ベイ(Apollo Bay)とポート・フェアリー( Port Fairy)の間に点在する海辺の町に泊まるのもいいでしょう。

グレート・オーシャン・ロードの5つの見どころ

Bells Beach, VIC
Bells Beach, VIC

1. 波と入江、そしてビーチ

トーキー(Torquay)、ジャン・ジャック(Jan Juc)、ポイント・アディス(Pt Addis)、さらには世界的に有名なベルズ・ビーチ(Bells Beach)など、ビクトリア州のサーフ・コーストでサーフィンを楽しみましょう。またアングルシー(Anglesea)、ローン(Lorne)、アポロ・ベイ(Apollo Bay)といった観光の町には家族連れで楽しめる海水浴場があり、他にも釣りやボート遊びができます。すぐ先のカーブを曲がると、はるか昔から海中にそそり立っている花崗岩の列柱、「12人の使徒」があります。ヘリコプターの遊覧飛行をするか、崖の上にある展望台に行って、その姿を目に焼きつけてください。ポート・キャンベル国立公園(Port Campbell National Park)で沈没船ロックアード号に潜ったり、ベイ・オブ・アイランズ・コースタル・パーク(Bay of Islands Coastal Park)でハイキングを楽しむこともできます。さらにワーナンブール(Warrnambool)やポートランド(Portland)、ポート・フェアリー(Port Fairy)も訪れて、シップレック・コーストの歴史と、その遮るものひとつない壮大な景色を存分に楽しみましょう。

Otway, VIC
Otway, VIC

2. 多雨林、山、国立公園

オトウェイ山脈(Otway Ranges)をマウンテン・バイクで走ったり、木々の樹冠が見られるように高いところにかけられたオトウェイ・フライ・ウォーク(Otway Fly Walk)を歩いて、古い苔むした木々の頂を眺めてみてください。あるいはグレート・オトウェイ国立公園にあるオーストラリア大陸最古の灯台、ケープ・オトウェイ灯台(Cape Otway lighthouse)に登ってみるのもいいでしょう。ハイキングや乗馬で深い森の中を抜けて轟音をとどろかせる滝を見に行ったり、ウエスト・バーウォン貯水湖(West Barwon Reservoir)からエリザベス湖(Lake Elizabeth)までサイクリングを楽しむこともできます。ポート・キャンベル国立公園(Port Campbell National Park)で誰もいないビーチを散歩し、かつてこの海で難破した船の話に耳を傾けるのもいいでしょう。さらにタワー・ヒル州自然保護区(Tower Hill State Reserve)に行くと、案内板を見ながらウォーキングを楽しんで、一帯の湿地や地形が形成された様子や、アボリジニの食料について知ることもできます。

Kangaroos, VIC
Kangaroos, VIC

3. 大小さまざまの野生動物

ベラリーン半島(Bellarine Peninsula)のクィーンズクリフ(Queenscliff)に行ってイルカと一緒に泳いだり、アングルシー(Anglesea)で草を食むカンガルーを眺めながらゴルフを楽しんでみてはいかがでしょうか。グレート・オトウェイ国立公園まで行くとエリザベス湖でカモノハシのコロニーを横目に見ながらカヌーを楽しむことができ、さらに日が暮れるとメルバ・ガリー(Melba Gully)に行って、ツチボタルの放つ淡い光を眺めることができます。さらにタワー・ヒル州立鳥獣保護区(Tower Hill State Game Reserve)では、エミューやカササギガン、ハリモグラ、水鳥などをすぐ近くから観察することも可能です。また6月から9月の間にワーナンブール(Warrnambool)にあるローガン・ビーチ(Logan Beach)に行くと、ミナミ・セミクジラが子育てをする様子が観察できます。ポートランド周辺でも同じクジラが見られ、さらにケープ・ブリッジウォーター(Cape Bridgewater)では遊覧船やカヤックに乗って大規模なアシカのコロニーを見にいくことができます。

Twelve Apostles, VIC
Twelve Apostles, VIC

4. 大海原を眺める旅

大海原を眺めたいなら、グレート・サザン・ツーリング・ルート(Great Southern Touring Route)のドライブがおすすめです。この道はトーキーからワーナンブールまで、荒々しい海岸を抱くように続いています。アングルシーの町やローンとアポロ・ベイを結ぶ道の沿道からは、南氷洋のすばらしい景色が眺められます。道はローンからアポロ・ベイまで、海に望む断崖の上を切り裂くように走っています。もっと近くから海を楽しみたいという方は、グレート・オーシャン・ウォーク(Great Ocean Walk)を歩いてみてください。アポロ・ベイから「12人の使徒」まで続く長さ91キロのウォーキングコースで、一部を歩くだけでもじゅうぶん楽しめます。日帰りのウォーキングで森の中の湿った道や崖の上の道を歩いて人けのないビーチに行ってみるのも、景色のよいところを選んでキャンプをしながら、8日かけて全行程を踏破するのもいいでしょう。

Budj Bim, Lake Condah, VIC
Budj Bim, Lake Condah, VIC

5. 豊かで様々な顔を持つアボリジニの文化

まずは史跡に指定されているレイク・コンダのアボリジニの定住地に行って、石造りの家や魚を捕えるためのワナを見学しましょう。近くのタワー・ヒルでは、ウォーキングツアーに参加してはるか昔に活動を停止した死火山を見にいくことができます。この山が火を噴いていた3万年前には、一帯でたくさんのアボリジニが暮らしていました。ジーロングのアボリジナル・センターでブッシュ・タッカー(アボリジニの伝統的な食事)を味わったり、アボリジニが製作した絵や工芸品を見てまわったり、現地の植物を集めた庭を見学したりしてください。近くにあるウィリアム・バックリー・ディスカバリー・トレイル(William Buckley Discovery Trail)を歩くと、アボリジニの人々がヨーロッパ人たちの入植後に辿った歴史をしのぶことができます。さらにバロン川(Baron River)の畔にあるヨリンコ・パーク・アボリジナル・ガーデン(Yollinko Park Aboriginal Garden)には、貝塚や現地の植物、古代の野営地の跡が残っています。

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