オーストラリアには整備の行き届いた道路網が張り巡らされており、世界最高の景観を誇るドライブ・コースもあります。喧騒を離れた海辺の町や緑あふれる高原を通って、シドニーからブリスベンまで走ってみましょう。砂漠を横断する壮大なドライブ・コースを走って、オーストラリアらしいレッド・センターを楽しみましょう。南東部の海岸にぴったりと沿って行き、ビクトリア州のグレート・オーシャン・ロードを走るのもよいでしょう。主要空港や各都市の中心街、郊外、リゾート地にはレンタカー会社があります。乗用車、4WD車、キャラバン(トレーラーハウス)、オートバイをレンタルしてハイウェイを走りましょう。
オーストラリアの交通法規では車は左側通行で、ハンドルは車の右側についています。都市部の制限速度は時速60キロで、一部中間地域では50キロのところもあります。郊外の道路や高速道路では制限速度は通常時速110キロです。安全のために飲酒運転を禁止する法律を順守し、シートベルトを常時着用しましょう。オートバイや自転車に乗られる方は、ヘルメットを着用してください。海外からの観光客は国際免許を取得すれば、自国と同じクラスの車を運転することができる場合があります。ドライブの際には自国の免許と国際免許の両方を携帯しましょう。
オーストラリアの長距離バスや路線バスは快適、手軽、低料金です。長距離バスには一般的にエアコン、読書灯、リクライニング・シート、ビデオが備え付けられています。食事などのサービスが頻繁にあり、安価で手軽です。オーストラリアの国有バス会社であるグレーハウンド(Greyhound)は予算にあわせた各種割引切符を発行しています。
鉄道の旅は便利で値段も安く、景色も楽しめて、オーストラリアを旅するにはぴったりの方法です。州間鉄道と州内鉄道があって、各州の主要都市と地方都市を結んでいます。広大な大地を列車に揺られて走ると、オーストラリア大陸の広大さや多様さが実感できます。座席の等級は予算に合わせてさまざまなものが揃っており、割引切符も各種揃っているので、移動距離の長い旅行を計画している場合には運賃が割安になります。
カントリーリンク(Countrylink)はニュー・サウス・ウェールズ州の観光地を結んでいて、さらにオーストラリアの東海岸沿いにメルボルン、ブリスベン、キャンベラまで列車を運行しています。またVライン(VLine)はメルボルンとビクトリア州の地方都市を、トラベルトレイン(Traveltrain)はクイーンズランド州の各地を、トランスWA(TransWA)は西オーストラリア州を縦横に結んでいます。
オーストラリアでは他にもザ・ガン号やインディアン・パシフィック号など、長距離鉄道の旅を楽しむことができます。いずれも大陸の端から端まで走っていて、快適で昔懐かしく、ロマンス感覚あふれる旅が楽しめます。インディアン・パシフィック号はシドニーからパースまで走っていて、途中のブロークン・ヒルやアデレード、金鉱の町カルグーリーで停車中の途中下車ツアーが楽しめます。 伝説の列車、ザ・ガン号はアデレードとダーウィンの間を走っていて、車窓からはオーストラリアのレッド・センターや熱帯のトップ・エンドの景色が楽しめます。
オーストラリアの州都にはいずれも鉄道、バス、フェリー、モノレール、ライトレール、トラムなど様々な公共交通機関があります。
タクシー料金はメーター課金です。
カーフェリー「スピリット・オブ・タスマニア」号がメルボルンからタスマニアに向けて毎夜出航してします。夏の観光シーズンには臨時便も運行されます。シーリンク(Sealink)のフェリーは南オーストラリア州とカンガルー島(Kangaroo Island)の間を1日数回結んでいます。州都の郊外を結ぶフェリーもあり、シドニー湾やパースのスワン・リバー、ブリスベンのブリスベン・リバーを縦横に結んでいます。
ウォーキングは街歩きにはうってつけの移動手段です。ぜひオーストラリアの広くて歩きやすい歩行者専用道路をたのしむ準備をしていきましょう。オーストラリアでは世界最長の部類に入るウォーキング・コースに挑むことも可能です。千キロ以上におよぶ変化に富んだ行程は歩き終えるのに数週間を要します。
障害を持つ方のためのサービスや旅行のオプションもあります。飛行機、バス、鉄道、フェリー、自動車など、移動手段を問わず、必要事項を使用する旅行会社に伝えましょう。バリアフリーの旅行の詳細な情報は、NICANまたはAustraliaForAllのウェブサイトをご覧ください。