SmartGateを利用する搭乗客 © Australian Border Force

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オーストラリアの税関と検疫に関するよくある質問

Disclaimer

新型コロナウイルス感染症への対策として、オーストラリアの国境は一時的に閉鎖されています。現在オーストラリアへの渡航が許可されているのは、オーストラリアの国籍保有者、オーストラリアの居住者、およびオーストラリアの国籍保有者または居住者の近親者のみです。詳細はこちらをご覧ください。

オーストラリアに向けて出発する前にオーストラリア渡航申告書に記入し、有効なパスポートと(必要に応じて)有効な観光ビザを準備する必要があります。適切な健康保険に加入することを強くお勧めします。健康保険への加入はビザによっては必須要件となっています。また、滞在期間を通して生活できるだけの十分なお金を確実に持っておく必要があるので、宿泊施設、移動手段、食事、必需品、ツアーやアクティビティにかかる費用をあらかじめ調べておきましょう。

オーストラリアに(空路または海路で)入国する乗客は全員(オーストラリア国民とニュージーランド国民を除く)、到着時に以下の文書を提示する必要があります。

  • 有効なパスポートまたは有効と認められているその他の渡航文書
  • オーストラリアに入国するための有効なビザまたは権限(電子媒体を使用する場合もあります)
  • 記入済みの入国カード(機内の客室乗務員が配布します)

入国管理担当官と検疫担当官の両方に文書を提示することになるので、入国管理と税関を通過する際は必ず手元に準備しておいてください。

オーストラリアに入国する乗客は全員、着陸(上陸)前に客室乗務員から受け取る入国カードに記入する必要があります。機内で受け取らなかった場合には、税関や国境警備区間の近くに備えてある多言語対応の入国カードを利用できます。ePassportに対応しているパスポートをお持ちの方は、SmartGateを使って迅速に処理を完了できます。

入国の手続きを終えたら、税関申告へ進みます。国境管理隊の職員に入国カードを渡し、ここで職員からオーストラリアに持ち込む物について聞かれることがあります。オーストラリアに持ち込む物を申告しないと罰則が科せられる場合があるので、正直に申告することが非常に重要となります。探知犬がいたり、荷物をX線探知機にかけるよう求められたり、持ち物を検査されたりする場合もあります。

オーストラリア関税法では、薬物、ステロイド、武器、火器、保護対象となる野生動物をオーストラリアに持ち込むことが禁止されています。罰則が科される場合があるので、オーストラリア政府のウェブサイト禁制品、物品の申告、罰則についての情報を出発前に確認しましょう。

海外からの渡航者がオーストラリアに入国する際は、以下に挙げる品のいずれかを携帯しているかどうかを申告する必要があります。

  • 医薬品、ステロイド、違法なポルノグラフィー、火器、武器、違法薬物など、禁止または制限された品。
  • オーストラリア国外で購入した商品またはオーストラリアで購入した免税商品で、合計金額が大人(18歳以上)1人につき900オーストラリアドル、子ども1人につき450オーストラリアドルを超える場合。贈答用の品も対象となります。
  • アルコール:大人1人につき2.25リットルまでのアルコール飲料(蒸留酒、ワイン、シャンパン)。
  • タバコ:大人1人につき25本の未使用タバコ(または無煙タバコ25グラムに相当する製品)。
  • 業務用または商業用の品または製品サンプル。
  • 1万オーストラリアドル、または1万オーストラリアドルに相当する外貨。
  • 肉、鶏肉、魚、魚介類、卵、乳製品、果物、野菜。
  • 穀物、種子、ナッツ、球根、わら、木、漢方薬など、植物または植物の一部。
  • ペットフード、標本、鳥、魚、昆虫、貝殻、蜂製品など、動物や動物の一部を使用した品。
  • 土、土の付いた用品、または淡水地域で使用した用品(スポーツ・レジャー用品、靴など)。

税関に到着する前に、禁制品または規制対象の品を申告または廃棄する必要があります。申告する物がなくても、手荷物は検疫担当官による検査の対象となります。X線探知機や探知犬が使用される場合があります。申告漏れがあったり、誤解を招く申告や虚偽の申告を行った場合は、対象の物品が押収され、罰則が科されることがあります(罰金や、場合によっては刑事罰として投獄など)。持ち物すべてを申告すれば、申告対象がオーストラリアで許可されていない物であっても罰則が科されることはありません。

申告した物品は、物品に関する危険度を判断する検疫担当官が検査します。多くの場合、物品は危険度が低く、検査後に持ち主に返却されます。ただし、検疫担当官が危険と判断した物品については、渡航者本人が処理または輸出にかかる費用を支払うか、任意で物品を破棄することができます。

クルーズ船で入国する場合も、飛行機で入国する場合と同じ検疫法、税関・検疫の処理要件が適用されます。受け取った税関申告書に記入し、下船時に税関担当官や入国管理官に提示します。また、セキュリティ検査とパスポートの手続きも受けます。船内で物品を購入した場合は、アルコールやタバコなどの物品が許可されている量を超えていないことを確認し、領収書はすべて証拠として保管してください。

オーストラリア国内でも各地への移動時には、行き先に持ち込める物と持ち込めない物を規制する厳格な検疫法が適用されます。同法は、州をまたぐ移動やオーストラリア国外の領土への移動時にも適用されます。果物、野菜、蜂蜜などの植物や食品が許可されていないだけでなく、特定の州境を超えて持ち込むことが許可されていない品は他にもあるので、旅行前にあらゆる制限事項を確認することを強くお勧めします。制限の対象となる物品を持っている場合は、空港やクルーズターミナルに設置されているゴミ箱に捨てることができます。

オーストラリアの空港やクルーズ港では障害をお持ちの方のためのサービスが提供されています。障害をお持ちの方は、飛行機やクルーズ船の乗降、ターミナル内での移動、税関手続、手荷物の取り扱いについてサポートを受けられます。空港によっては、身体が不自由な方の負担を和らげるため、シャトルサービス、動く歩道、送迎車の駐停車場所沿いの手荷物チェックインを設けている所もあります。障害をお持ちの方とあらゆる補助機器も、他の渡航者全員と同じセキュリティ検査と通関手続きを受ける必要があります。視覚、聴覚、その他の感覚に障害をお持ちの方に対応する特別のサポートもあるので、このようなサポートは航空会社を通じて手配することをお勧めします。詳細は、オーストラリア・フォー・オール(Australia For All)キャン・ゴー・エニウェア(Can Go Everywhere)ピープル・ウィズ・ディスアビリティ・オーストラリア(People With Disability Australia)オーストラリア政府観光局のアクセシブル・ツーリズム(Tourism Australia’s Accessible Tourism)のウェブサイトをご覧ください。

在オーストラリア日本公館についての情報は、オーストラリア政府外務貿易省のウェブサイトをご覧ください。