第3次コーヒー・ブームから、路地裏の食事処、風光明媚な小さなワイン産地に至るまで、メルボルン内外の見逃せない食のハイライトをご紹介します
食とコーヒーが人々の生活に根付いている都市、メルボルンで、最大のスリルを発見することを期待する人はいないかもしれません。しかし、真剣に食を探求する旅行者なら、まずアッティカ(Attica)やヴュ・ドゥ・モンド(Vue de Monde)で食事をして、メルボルンの路地裏を探索して、最後に食のストリートで締めくくらないうちに、このメニューの宝庫とも言える都市を後にするべきではありません。熱気球に乗ってなだらかなヤラ・バレーのブドウ園の日の出を眺めることも、モーニントン半島であらゆる知覚を総動員して食を楽しむことも、のんびりとしたメルボルンの朝食に水出しコーヒーを飲んで物憂い時間に浸ることもできます。体験すべきものはたくさんあります。1度の旅行では足りないかもしれません。
豆知識
ヤラ・バレー地域には、乳製品やチョコレート類やオーガニックの食材を売る農園の直売所や食材作りの名人が点在しています。こうした洗練された食とワインを販売している地域は、メルボルンから車で1時間足らずのところにあり、プライベート・ツアーや自分で車を運転してでかけて楽しむことができます。
Vue de Monde, Melbourne, VIC
2. メルボルンの知る人ぞ知る路地裏の食事処
メルボルンの最高の食べ物と飲み物は、迷路のように入り組んだ路地裏にあります。表示のないドア、階段、通り抜けられそうにない路地があったら、地元のお気に入りの食事処が見つかるかもしれません。
横丁のタパス・バー、モヴィダ(MoVida)の1号店、常に人気のチン・チン(Chin Chin)、トンカ(Tonka)、キュムラス・インク(Cumulus Inc.)、Brooks of Melbourne(ブルックス・オブ・メルボルン)、居酒屋 伝など、要チェックの店は尽きません。路地裏は、メルボルンのカフェ・バー文化の中心でもあります。屋上にも地下にも、日本茶のティー・ハウス、飲茶店、コーヒー豆の挽き売りの店、禁酒法時代のもぐり酒場スタイルのカクテル・バーなど、隠れた名店がいくらでもあります。
どこがいいか聞ける地元の知り合いがいないという方は、ヒドゥン・シークレッツ・ツアー(Hidden Secrets Tours)、メルボルン・フード・エクスペリエンセズ(Melbourne Food Experiences)、メルボルン・ウォークス(Melbourne Walks)といったツアーに参加して、この都市のカフェ文化、スペシャリスト・コーヒー、カクテルなどについて知ってください。
3. ヤラ・バレーの究極の癒し
ビクトリア州を代表するワイン産地を知るには、日の出の時刻に熱気球に乗るのが一番です。なだらかなヤラ・バレーに広がるブドウ園、緑豊かな牧草地、ドメイン・シャンドン(Domain Chandon)やロックフォード・エステート(Rochford Estate)など、ヤラ・バレーを代表するワイナリーの絵本に出てくるような森と敷地といった壮大な景色を空から眺めて、地元のスパークリング・ワインと手作りの特産品の朝食を楽しむことができます。
ビクトリア州で最初にブドウの栽培が開始されたヤラ・バレーは、ビクトリア州を代表するワイン産地で、冷気候ワインを生産して数々の賞を受賞している世界的なワイナリーが80以上、ブティック・ワインセラーが60以上あります。こぢんまりとしたワイン・テイスティングから舞台裏ツアーまで、ありとあらゆる体験ができます。
デ・ボルトリ(De Bortoli)やイエリング・ステーション(Yering Station)など、大規模なワイン・メーカーがある一方で、特殊なワインを作り、冒険心に富んだ面白いブレンドや品種で名を上げている小規模な生産者もいます。この地域では、ワインだけでなく、さまざまなクラフト・ビールやサイダー(リンゴ酒)も生産されており、ますます増え続けているその種類は、ヤラ・バレー・サイダー・アンド・エール・トレイル(Yarra Valley Cider and Ale Trail)で紹介されています。
Montalto Vineyard and Olive Grove, Red Hill, VIC
4. モーニントン半島で知覚の冒険
モーニントン半島にはあらゆるものが揃っています。豊富な食材、ブティック・ワイナリー、食のトレイル、農園の直売所、ゴルフ・コース、ギャラリー、絵のように美しい村々、さまざまな景色、美しいビーチ、海辺の風景など、ありとあらゆるものが、メルボルンからわずか1時間のこの小さな地域に収まっています。
ここは、世界的に数少ない、美しい海岸線を望むワイン産地の1つです。海から吹いてくる冷たい風が、この地域特産の冷気候のシャルドネ種とピノ種に影響を及ぼしています。モーニントン半島は、受賞歴のあるレストランがビクトリア州の中で最も多い地域です。ポート・フィリップ・エステート(Port Philip Estate)、ザ・ロング・テーブル(The Long Table)、モンタルト(Montalto)、テン・ミニッツ・バイ・トラクター(Ten Minutes by Tractor)など、どのレストランでも地元の食材を使用したメニューを提供しており、オーストラリアの食に浸ることができます。
レッド・ヒルのグリーン・オリーブ(Green Olive)では、果物を摘んだり、マッシュルーム狩りに行ったり、手作りソーセージ、薪焼きピザ、チョコレート作りなどの教室に参加して、さらに知識を得ることができます。ブドウ園を探索するユニークな方法としては、ホースバック・ワイナリー・ツアー(Horseback Winery Tours)に参加して馬に乗って探索する方法があります。また、ワイン・フード・アンド・ファームゲート(Wine, Food and Farmgate)のトレイルと地図に従って、この地域に何百とある隠れたワイン、食品、農園の直売所を知ることもできます。
De Bortoli Yarra Valley Estate, Yarra Valley, VIC
5. 地元の人のようにコーヒーと朝食を楽しむ
メルボルンは長らくオーストラリアのコーヒーの首都とみなされており、世界の中でも上質なコーヒーが見つかる都市の1つとなっています。1950年代にエスプレッソ・マシンが初めてビクトリア州にやってきて以来、この都市のコーヒー信仰は深化し続けています。
この特殊なロースターの登場によって、コーヒーの新しい入れ方とコーヒー豆の原産地へのこだわりが広まり、路地裏のみすぼらしいコーヒー店から、持ち帰り用のコーヒーに至るまで、メルボルンにはあらゆる好みに応じた1杯が揃っています。トラベラー(Traveller)、カップ・オブ・トゥルース(Cup of Truth)、セブン・シーズ(Seven Seeds)、ファイブ・センセズ(Five Senses)、ザ・センサリー・ラボ(The Sensory Lab)、デッド・マン・エスプレッソ(Dead Man Espresso)など、お気に入りの店は人によってさまざまです。
ツアーやインタラクティブなセッションに参加して、この都市全体にゆきわたっているコーヒーへのこだわりに火を付けてきた歴史と文化を知ることができます。セブン・シーズのコーヒー・カッピング(テイスティング)・セッションや、マーケット・レーン・コーヒー(Market Lane Coffee)のコーヒー・ロースティング・セッションにぜひ参加してみてください。
朝食やブランチを食べに行き、メルボルンの市民とコーヒー熱を共有するのも、メルボルンでの生活の重要なひとコマです。朝食やブランチは、社交の場としても、ビクトリア州周辺の手作りの特産品や上質な食材を試すチャンスとしても、ディナーと同等の重みがあります。朝食に、プレスした子羊のばら肉、ババガノゥーシュ、新鮮なイチジク、ケッパー・カラント・ドレッシング添えはいかがですか。それとも、ポテト・チェダー・ワッフル、スモークド・ブリスケット、ズッキーニのピクルスとサワークリーム添えにしますか。朝食からディナーまで、どの食事にも、メルボルンの多文化の伝統、イノベーション、食材が活かされています。地元の人は、セント・アリ(St Ali)、ポープ・ジョアン(Pope Joan)、プラウド・マリー(Proud Mary)、トップ・パドック(Top Paddock)、サイロ・バイ・ヨースト(Silo by Joost)、キュムラス・インク(Cumulus Inc)などに、頻繁に朝食を食べに出掛けます。
Market Lane, Melbourne, VIC
1. メルボルン・スタイルの高級ダイニング
サン・ペレグリノの世界のレストラン・トップ50で現在21位のアッティカは、シェフのベン・シューリーが調和のとれたモダンな料理を創作し、多くの賞を受賞しているレストランです。
他とひと味違うベンの料理の特徴は、土地の食材を組み合わせているという点です。彼は、隣接する庭で採れる、一般にあまり食べられていない植物やハーブなど、持続可能性に配慮した手法で生産された食材を重視しています。リリー・ピリーやイラワラ・プラム・パインを使用した自慢のデザート「オーストラリア原産の果物(The Native Fruits of Australia)」から、ソルトブッシュの葉、食用ザリガニ、在来種のペッパー、ナッツ類に至るまで、アッティカではまさにオーストラリアをたたえる味覚を味わうことができます。
シャノン・ベネット率いるヴュ・ドゥ・モンド・レストランは、リアルト・ビルディングの56階にあります。このレストランは、革新的な料理とメルボルンを望むすばらしいセッティングで、ゲストを旅にいざないます。メニューはフランス料理の影響を受けていますが、メルボルンの歴史が吹き込まれており、主にビクトリア州の産物とオーストラリア原産の食材が使用されています。
カンガルー、食用ザリガニ、ワラビー、自生するハーブがメニューの常連で、オーストラリア伝統の国民的スイーツ、ラミントンの最上級版も供されます。伝統的な白いテーブルクロスの代わりに、カンガルー・レザー、100%ビクトリア州産ウールのカーテン、古い電柱から作り変えた椅子を使用したドラマチックなインテリアで、他に類のないオーストラリア風のセッティングを演出しています。まずはメルボルンのスカイラインとポート・フィリップ湾を望む壮大な景色から、この体験をスタートさせてください。
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