シドニーで美味しいブランチの店9選

原文：ウテ・ジュンカー

シドニーのブランチは、完璧に調理されたポーチドエッグやシングル・オリジンコーヒーだけに限りません。ブランチは、少しペースダウンして、友人と話をしながら、街で最も斬新な食べ物を試してみる時間です。有名なトウモロコシのフリッターからインスタ映えするアボカドまで、ここで紹介するシドニーのブランチをぜひお試しください。

ブラウン・シュガー

場所：106 Curlewis St, Bondi Beach

ボンダイ（Bondi）にはブランチを楽しめるもっと華やかな店がありますが、ブラウン・シュガー（Brown Sugar）ほど外に長蛇の列ができる店はありません。この地元のビストロは、地中海の雰囲気を伝えようとし、それに成功しています。この昔からある人気店は、完全菜食主義者やグルテンが入っていない食事を好む人まで対応している斬新なメニューを提供しています。

ビルズ

場所：433 Liverpool St, Darlinghurst

この角にあるキュートなカフェは、ビル・グレンジャーが世界展開しているレストランチェーンの一号店です。この店で彼は、ハニーコームバターを付けた、ふわふわのリコッタ・ホットケーキを出していました。それ以降、ビルのお店は急成長し、たくさんの海外店舗やさらにシドニーのサリー・ヒルズ（Surry Hills）とボンダイにも開店しました。しかし、ホットケーキはいまだに人気のメニューで、同じくらい有名なコーン・フリッターもあります。

ザ・グラウンズ・オブ・アレクサンドリア

場所：7a/2 Huntley St, Alexandria

コーヒー焙煎所、パン屋、カフェ、レストラン、オーガニック・ガーデンがひとつになって、食欲をそそる魅力的な店になりました。このザ・グラウンズ（The Grounds）は、週末には特に人気があるので、席に着くまでにしばらく待つことを覚悟してください。幸い、凝った装飾のアーチ、シダ植物、電飾など、この建物全体がインスタグラムの好被写体です。カメラを持って一回りしてみましょう。 

イエロー

場所：57 Macleay St、ポッツ・ポイント

このお洒落で小さなビストロでは、ディナーに肉を含む料理を出していません。しかし、イエロー（Yellow）の規則は朝は緩和されているので、焦がしたオニオン・コンソメスープに入った63℃のポーチドエッグとベーコンの料理を食べることができます。シェフのブレント・サベージの創作メニューには、バナナブレッドやスクランブルエッグなど伝統的な朝食メニューをアレンジしたアイデアが詰まっています。

ケポス・ストリート・キッチン

場所：96 Kepos St, Redfern

シドニーでは長年中東風の味が好まれてきましたが、レッドフェーン（Redfern）にあるこのカフェでそれが花開きました。朝食とブランチのメニューが、モダンなイスラエル風にアレンジして提供されているのです。朝11時30分まで、毎日提供される朝食メニューには、スパイスをきかせたシャクシュカ、朝食用のファラフェル、固ゆで卵、揚げナス、タヒニ、各種野菜を詰めたおいしいサビッチピタがあります。 

スリー・ブルー・ダックス

場所：1/85 Dunning Ave, Rosebery、141/143 Macpherson St, Bronte

シドニーの一流レストランにいた3人の若いシェフによって創業され、持続可能性を公約し、ゼロからスタートした、ブロンテ市外の海辺近くにあるスリー・ブルー・ダックス（Three Blue Ducks）の人気はとどまるところを知りません。シドニーの住人は、丘を歩いてブロンテ・ビーチ（Bronte Beach）でサーフィンをする前に、コールド・プレス・ジュースや自家製ベジマイトとアボカドのトースト、またはブラック・ソーセージとスクランブル・エッグを注文していきます。または、ローズベリー（Rosebery）にある大規模な倉庫スタイルの店を訪ねて、まったく別の雰囲気を楽しむのもいいでしょう。

ブリュータウン・ニュータウン

場所：6-8 O'Connell St, Newtown

ニュータウン（Newtown）にはあらゆる場所にカフェがあるような気がしますが、ブリュータウン（Brewtown）は誰もが認めるトップランナーです。何が特別なのでしょうか？コールド・ブリュー・コーヒーという人もいれば、伝統的な料理の心地よさと珍しい素材を組み合わせたランチメニューだという人もいます。すべてのファンが同意しているひとつのことは、この広々とした倉庫スタイルのカフェは、他のカフェと一味違うということです。

ブーン・カフェ

場所：1/425 Pitt St, Haymarket

シドニーでアジア料理が盛んに作られ、その傾向は朝食にも及んでいることに気づくのに、時間はかかりません。ブーン・カフェ（Boon Café）では、タイ料理と西洋料理がシームレスに融合した料理を味わえます。カニのコンジー（スープご飯）や、パンダンバターを使ったクリスピーなクロワッサンなど、新しいものを試してみてください。

ルベン・ヒルズ