オーストラリア国民とニュージーランド国民以外は入国にビザが必要です。ニュージーランドのパスポートを所持している方は、到着後にビザの申請をすることができます。日本を含めその他の国のパスポートを所持している方は、年齢にかかわらず、ご出発前にビザを取得しておく必要があります。オーストラリアのビザには、観光ビザ、ワーキングホリデービザなどいろいろな種類があり、最寄りのオーストラリア大使館または領事館で申請できます。また、オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)のウェブサイトでも各種ビザの申請が可能です。

ニュー・サウス・ウェールズ州(New South Wales)、シドニー空港 © Sydney Airport
オーストラリアのビザと入国要件に関するよくある質問
オーストラリアへの渡航に必要なビザに関するよくある質問の一覧をご覧ください。
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渡航時の新型コロナウイルス感染症対策と出入国の状況について
このページは一般的な情報のみを提供することを目的としており、法的アドバイスをするものではありません。オーストラリア政府観光局(Tourism Australia)は、オーストラリア政府のビザ発行管轄官庁ではありません。オーストラリアへの入国ビザに関しては、COVID-19のパンデミックによる旅行への影響を考慮し、オーストラリア政府内務省による最新情報をご確認ください。詳しくはCOVID-19と国境(homeaffairs.gov.au)をご覧ください。*
オーストラリアのビザに関する情報
オーストラリアへ旅行する方に対して、さまざまな種類のオーストラリアビザが用意されています。どのオーストラリアビザを申請するのかは、滞在期間、所有するパスポートの発効国、滞在目的によって異なります。また、特定の財務上および医療上の要件を満たすこと、申請時にオーストラリア国外にいること、滞在期間中、健康保険に加入していることが必要です。
電子入国許可(ETA)ビザ(サブクラス601)
このビザは、最大1年間何度でもオーストラリアを訪問でき、一度の訪問につき3ヶ月間滞在できます。さまざまな国や地域のパスポートを所持する方が申請でき、オーストラリア国外に居住する方に限られます。申請方法・手順に関する「ステップ・バイ・ステップガイド」は、こちらをご覧ください。
イービジター(eVisitor)ビザ(サブクラス651)
観光または商用を目的とし、複数の訪問に有効で、12ヶ月以内で一度の訪問につき最大3ヶ月滞在できる無料のビザです。欧州連合その他のヨーロッパ諸国のパスポートを所持する方が申請でき、延長はできません。
訪問ビザ(サブクラス600)
訪問ビザは、イービジター(eVisitor)ビザまたは電子入国許可(ETA)ビザを取得できない方に向けたビザです。観光または商用を目的とし、オーストラリアに3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月滞在できます。申請には手数料が必要です。
申請手続きは、取得するビザによって異なる場合があります。
電子入国許可(ETA)ビザ(サブクラス601)は、オーストラリアのETA(Australian ETA)アプリを利用した場合のみ申請が可能です。申請方法・手順に関する「ステップ・バイ・ステップガイド」は、こちらをご覧ください。
その他のビザについて、オンラインで申請するにはイミアカウント(ImmiAccount)を作成してください。作成後、申請手続きを完了することができます。お手続きには十分な時間が必要となりますので、旅行の日程に余裕をもって申請書をご提出ください。また、補足情報の提供をお願いする場合があります。観光ビザが承認されると書面で通知され、パスポートに電子的にリンクされます。オーストラリアのビザの種類、ビザ要件、申請方法などの詳細については、内務省(Department of Home Affairs)のウェブサイトをご覧ください。
オーストラリアにすでに入国していて、有効な電子入国許可(ETA)ビザ(サブクラス601)を持っている場合は、訪問ビザ(サブクラス600)などの他のビザを申請することによって滞在期間を延長できます。イービジター(eVisitor)ビザ(サブクラス651)は延長できません。
詳細は、内務省(Department of Home Affairs)のウェブサイトをご覧ください。
ワーキングホリデービザ
オーストラリアのワーキングホリデーメーカープログラムでは、参加国のパスポートを所持している30歳(場合によっては35歳)未満の訪問者がオーストラリアで旅行や仕事をすることを認めています。ワーキングホリデービザの有効期間は1年間、または一定の条件を満たす場合は最長3年間となります。
ワーキングホリデービザの詳細は、こちらをご覧ください。
学生ビザ
オーストラリアに留学するには、学生ビザ(サブクラス500)の申請が必要となります。オーストラリアに留学する学生の親、親族、または法的後見人の場合は、学生ガーディアンビザ(サブクラス590)を申請できます。オーストラリアに短期留学する場合は、訪問ビザを取得できる可能性があります。トレーニングビザ(サブクラス407)は、現在の職業や高等教育の研究分野、専門分野でのスキル向上を目的として、職場環境での職業訓練を受けることができます。テンポラリーアクティビティービザ(サブクラス408)は、特定のプログラムやプロジェクトのために、オーストラリアへの一時的な入国を許可します。
内務省(Department of Home Affairs)のウェブサイトをご覧になり、ご自分の状況に適したビザを申請してください。
学生ビザを取得している在留外国人は、オーストラリアに留学中および学習コースの合間に限られた数時間のみ働くことができます。就労制限に関する情報はこちらをご覧ください。
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*オーストラリアのビザ規定(ビザ申請料金を含む)は随時変更されます。本ページに記載されている情報は発表時点で有効なものですが、オーストラリアへの渡航者は内務省(Department of Home Affairs)でこの情報が最新であることをご確認ください。