

エアリー・ビーチガイド
エアリービーチは、クイーンズランド州のウィットサンデーコーストにあるリラックスしたオーストラリアのリゾートタウンです。ウィットサンデー諸島とグレートバリアリーフへのゲートウェイです。
原文:クリス・マッデン
ウィットサンデー諸島(Whitsundays)への玄関口、エアリー・ビーチ(Airlie Beach)はマッカイ(Mackay)のすぐ北、そしてタウンズビル(Townsville)の南にあり、ヤシの木に縁取られたビーチ、ウォーターフロントの公園、屋外レストランがある海岸沿いの町です。島での休暇に出発する前に、数日かけて探索してみてください。セーリングからスキューバダイビング、スカイダイビングまで、たくさんのアクションがあります。ホワイトヘブンビーチのパウダーホワイトの砂浜で水上飛行機でピクニックをしたり、澄んだ海でのセーリングを学べます。エアリー・ビーチは単なる海岸の遊び場ではありません。近くにはコンウェイ国立公園(Conway National Park)の熱帯雨林と滝があるので足を延ばしてみてはどうでしょう。
必ずやっておきたいこと
- ホワイトヘブンビーチでシーニックフライトを楽しむ
- エアリー・ビーチのレストランやナイトライフを体験する
- ウィットサンデー諸島でセーリングを学ぶ
行き方
エアリー・ビーチに行くなら、ブリスベンからウィットサンデー・コースト空港(Whitsunday Coast Airport)としても知られているプロサパイン空港(Proserpine Airport)へ飛ぶ方法が最も簡単です(1時間40分)。空港とエアリー・ビーチの間を往復するシャトルバスが運行しており、所要時間は約40分です。
エアリー・ビーチの人気アクティビティと見どころ

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、エアリー・ビーチ、コーラル・シー・リゾート © Tourism and Events Queensland
地元のレストランやバーを楽しむ
クリッパー・レストラン・バー&ラウンジ(The Clipper Restaurant Bar and Lounge)は、エアリー・ビーチで最も評判の高いレストランの一つ。コーラル・シー・リゾート(Coral Sea Resort)に位置するこの高級レストランからは、珊瑚海とウィットサンデー諸島の絶景を一望することができます。フィッシュ・ディバイン&ラム・バー(Fish D’vine and Rum Bar)なら、新鮮なシーフードのほか、世界中から選りすぐった500種類以上のラム酒が楽しめます。800種類以上のビールやサイダーから選べる、デンマン・セラーズ・ビール・カフェ(Denman Cellars Beer Café)や、水上のボートを眺めながら冷たい飲み物が楽しめる、ウィットサンデー・セーリング・クラブ(Whitsunday Sailing Club)などもおすすめです。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、エアリー・ビーチ、マーケット © Tourism and Events Queensland
マーケットやブティックで買い物を楽しむ
エアリー・ビーチのメインストリートはショッピングの中心地です。リップ・カール(Rip Curl)やビラボン(Billabong)などのオーストラリアブランドのスイムウェアはもちろん、この国ならではのお土産やアートギャラリーなど、あらゆる店が軒を連ねます。毎週土曜日の朝から遊歩道で開催されるエアリー・ビーチのマーケットでは、地元の作家によるジュエリーや服、工芸品などを販売しています。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、ハミルトン島、セーリング © Tourism Australia
セーリングを習う
ウィットサンデー諸島は世界で有数の夢のようなセーリングの目的地。豪華なキャビンクルーザから、自分でヨットを帆走するベアボートのチャーターまで、エアリー・ビーチでは様々なセーリングツアーを用意しています。セーリングをしたことがないなら、初心者からでも参加できる幅広いコースを提供している、ラーン・トゥ・セール・ウィットサンデー(Learn to Sail Whitsundays)へ。ワーキングホリデービザをお持ちの方には、セール・ラーン・トゥ・アーン(Sail Learn to Earn)がぴったりの選択肢でしょう。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、上空から眺めるホワイトヘブン・ビーチ © Tourism Australia
ホワイトヘブンビーチでシーニックフライトを楽しむ
世界で最も白い砂浜があることで有名なホワイトヘブン・ビーチは、エアリー・ビーチへ行くならマストの目的地です。エア・ウィットサンデー(Air Whitsunday)やクルーズ・ウィットサンデー(Cruise Whitsundays)の水上飛行機やヘリコプターに乗り、ロマンチックなハート・リーフをはじめとするウィットサンデー諸島のハイライトを空の上から満喫して下さい。さらにスリルを求めるなら、スカイダイブ・エアリー・ビーチ(Skydive Airlie Beach)のタンデム・スカイダイビングがおすすめ。グレート・バリア・リーフの島々を空の上から楽しみ、エアリー・ビーチに降り立つことができます。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、エアリー・ビーチ、エアリー・ビーチ・ラグーン © Tourism Whitsundays
エアリー・ビーチ・ラグーンを満喫する
ヤシの木に縁取られたビーチとメインストリートの間には、一年中泳ぐことができる巨大な人工ラグーンがあります。日中はライフガードが勤務しています。子供用プールがあり、周囲の公園内にはたくさんの日陰と無料のバーベキュー場があります。専用五つ星リゾートプールを持つようなものです。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、コンウェイ国立公園 © Tourism and Events Queensland
ヒンターランドを探索する
エアリー・ビーチからわずか数分のコンウェイ国立公園(Conway National Park)は、ウィットサンデーのヒンターランドの隠れた見どころの一つ。見晴らしの良い展望台や多くの遊歩道があり、緑豊かな熱帯雨林や季節によって楽しめる滝を鑑賞しながら散策することができます。コースタルフリンジサーキットは、1.2kmの平坦で豊かな散歩道です。運が良ければ、絶滅の恐れのあるプロサパイン・ロック・ワラビーを見かけられるかもしれません。

クイーンズランド州、グレート・バリア・リーフ、クルーズ・ウィットサンデー、リーフスリープ © Cruise Whitsundays
リーフに泊まる
満点の星空の下で眠りませんか?グレート・バリア・リーフで最も壮観な岩礁の一つ、ハーディ・リーフ(Hardy Reef)に常時停泊している浮船き桟橋、リーフスリープ(ReefSleep)の上でオーストラリアン・スワッグ(簡易テント)に宿泊することができます。日中は、クルーズ・ウィットサンデーの豪華なカタマラン(双胴船)からシュノーケリングを楽しみ、日没後は、最高17人のゲストとともにカタマランの上で一晩を過ごすことができます。水中の展望台から、夜で暗くなってからサンゴ礁の海洋生物を観察できます。