タスマニア州、ホバート、ミュアーズ・フィッシュ・センター・レストラン(Mures Fish Centre Restaurant)、 © Oksana Simakina, Tourism Tasmania

ホバート

原文:アンドリュー・ベイン

山歩きを楽しんだ後は、目を奪われるような現代アートを観賞。こんな体験が1日でできる街。埠頭に佇む小さな漁船で買うフィッシュ&チップス、新鮮な食材にこだわる最高級レストランでの食事、賑やかなマーケット、手付かずの自然、今に息づく歴史など、タスマニア州の州都ホバートには魅力が満載です。

タスマニア州、ホバート、フランク© Andrew Wilson, Tourism Tasmania

一流レストランで食事をする

地産の食材が豊富なホバートは、街のいたるところに素敵なレストランがあります。歴史あるサラマンカ(Salamanca)やノース・ホバート(North Hobart)の、地元の人々に人気のグルメエリアに行きましょう。市街地やウォーターフロントの一流レストランから選んでみるのもいいでしょう。歴史ある新聞社のビルの一角にあるシックな名店フランクリン(Franklin)では、ホームメイドのパンやチーズ、塩漬けの肉などが堪能できます。埠頭のエリアでは、南米スタイルを取り入れたフランク(Frank)や、海の上に浮かぶお洒落なレストラン、アロフト(Aloft)がおすすめです。

タスマニア州、ホバート、MONA © MONA Museum of Old and New Art

MONAで衝撃を受ける

ホバートのブルック・ストリート・ピア(Brooke Street Pier)からフェリーに乗って、MONAの名で知られる型破りな美術館へ行きましょう。ホバート北部郊外の砂岩の岩壁を切り開いて建造したオーストラリア最大の私設美術館で、多彩でインパクトのあるコレクションを所蔵しています。MONAの敷地内にあるレストラン、ソース(Source)では、アートのような料理が楽しめます。レストランの真下にはMONAが所有するムーリラ(Moorilla)ワイナリーのセラードアがあり、美術館に隣接するブドウ園で生産されたワインが並んでいます。MONA所有の醸造所、ムー・ブルー(Moo Brew)のビールもここで飲めます。

タスマニア州、ホバート、ウェリントン山 © Tourism Australia

ウェリントン山に登る

ホバートの街の中心部から車で30分走ると、標高約1,300mのウェリントン山(Mount Wellington)の頂上に到着します。眼下に広がるホバートとその周辺の景色は見事です。山の中腹にあるベントウッド・コーヒー(Bentwood Coffee)のトレーラーでコーヒーを一杯。下山途中には、オーストラリアで最も歴史あるビール醸造所、カスケード(Cascade)に立ち寄ってみましょう。体力に余裕があれば、ウォーキング・コースを通って頂上付近のザ・スプリングス(The Springs)まで行きましょう。足元に広がる素晴らしい眺めを堪能できます。ザ・スプリングスにはピクニックエリアやトイレも完備されています。 

タスマニア州、ホバート、ラーク蒸留所 © Tourism Tasmania

ウイスキーとクラフトビールを求めて巡る

タスマニアのウイスキー産業は急成長を遂げています。ツアーもある気軽なラーク蒸留所(Lark Distillery)や、格式の高いナント蒸留所(Nant Distillery)でその味を確かめてみてはいかが? ホバート空港近くのケンブリッジ(Cambridge)には、受賞歴を誇るサリバンズ・コーブ・ウイスキー(Sullivans Cove Whisky)もあります。製造したてのクラフトビールを味わうなら、ホバートの街の中心部にあるシャンブルズ・ブルワリー(Shambles Brewery)や、ホバート・ブルーイング・カンパニー(Hobart Brewing Company)がおすすめです。

タスマニア州、ホバート、ホバートのウォーターフロント © Tourism Tasmania, Robin Nyfeler

歴史あるホバートのウォーターフロント界隈を散策する

美しいウォーターフロント沿いは、ホバートで最も魅力的なエリアです。サラマンカ・プレースの古い砂岩の倉庫群から埠頭に沿って散策すると、海に浮かぶブルック・ストリート・ピア(Brooke Street Pier)や、オーストラリア人探検家のダグラス・モーソン(Douglas Mawson)が南極で暮らした小屋のレプリカを見ることができます。毎年、クリスマスの翌週には、伝統的なシドニー・トゥー・ホバート・ヨット・レース(Sydney to Hobart Yacht Race)に出場するヨットが埠頭にずらりと並びます。

タスマニア州、ホバート、サラマンカ・マーケット © Poon Wai Nang

地元のマーケットへ行く

毎週日曜日に屋外で開催されるサラマンカ・マーケット(Salamanca Market)は、観光客や地元の人々でにぎわいます。アート、工芸品、ホームウェア、食材などを売る300以上の露店が、サラマンカ・プレースに集まります。日曜日の朝には、中心部のバサースト・ストリート(Bathurst Street)が通行止めになり、ファーム・ゲート・マーケット(Farm Gate Market)が開かれます。いろいろな種類のタスマニアの農産物や手作りの食材が手に入ります。

タスマニア州、ホバート、ロアリング・40s・カヤッキング © Roaring 40s Kayaking

カヤックでフィッシュ&チップスを買いに行く

ホバートのウォーターフロントの中心地、コンスティテューション・ドック(Constitution Dock)には、シーフードを売るパント船が浮かんでいます。ここで買い物などを楽しむにはカヤックを利用するのが一番です。ロアリング・40s ・カヤッキング(Roaring 40s Kayaking)のホバート・シティ・トリップ(Hobart City trip)はカヤックで巡る半日ツアー。ホバート郊外で最も歴史あるバッテリー・ポイント(Battery Point)に沿って、フィッシュ&チップスを売るパント船が浮かぶ波止場までのコースです。

タスマニア州、ポート・アーサー、ポート・アーサー史跡、流刑所 © Alastair Bett

ホバートにあるオーストラリアの囚人遺跡群を訪ねる

タスマニア州で最も有名な流刑場ポート・アーサー(Port Arthur)までは、ホバートから車で90分ほどです。そこまで足を延ばさなくても、ホバート市内の観光でも、囚人たちの歴史をたどることができます。カスケード・ブルワリー近隣のサウス・ホバート(South Hobart)にあるカスケーズ女子工場(Cascades Female Factory)には、かつて、数千人の女性が収監されていました。世界遺産のひとつに登録されています。街の中心部では、テンチ(Tench)の囚人収容所施設を巡るツアーがあり、ホバートの歴史の影の部分を感じることができます。

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