ニュー・サウス・ウェールズ州、シドニー
シドニーガイド
アボリジナルピープルが用いる名称: ワーラン
主な見どころと最高のビーチを体験できるシドニーは、一度訪れたら決して忘れられない思い出となるはずです。
シドニーにはシドニー・ハーバー・ブリッジやオペラハウスなど絶対に見逃せない観光スポットがある一方で、常に変化し続けている側面もあります。新規開店のルーフトップバー、シアターショー、デザイナーショップがあちこちの街角にあり、都会のワクワク感と砂浜で寝そべる午後のゆったり感が見事に溶け合う場所が、シドニーです。また、シドニーからさまざまな場所に出かけることもできるので、日帰り旅行や週末の小旅行の拠点としてもピッタリです。
シドニー/ウォーランには遥か昔、別々のファースト・ネーション・グループが暮らしていました。彼らが生活を営んでいた地域は、ボンダイビーチから遠く内陸部のブルー・マウンテンズにまで広がります。ウォーランの具体的な場所は、現在のサーキュラー・キーとシドニー・コーブに当たります。
アボリジナル文化は街のあちこちに息づいており、通年開催されている文化ツアーや展示会、イベントを通して体験できます。
- 伝統的な名称:ウォーラン(「ウォー-ラン」と発音します)
- シドニー中心地の先住民:ガディガルの人々
- シドニー広域の伝統的な名称:エオラ・ネーション
- シドニー中心部の伝統的な言語:ガディガル語
- ガディガル語の「グッダイ(G'day)」:ブディエリ・カマル(Budyeri kamaru)
シドニーはオーストラリアを代表する主要都市なので、行き方は簡単です。国際線と国内線が毎日多数乗り入れています。
- シドニーのキングスフォード・スミス空港(SYD)は市内から9kmで、国際線と国内線が乗り入れています
- レンタカー、ライドシェア、タクシー、シャトルサービスは、到着前の予約と当日の申し込みどちらでも利用できます
- シドニー空港からは、市中心部に向かう電車(都市線)も走っています
シドニーでは、きれいで安心かつ手頃な料金の公共交通機関が整備されており、郊外の各地域がすべて結ばれています。シドニー観光について詳しく調べてみましょう。
シドニーの天気は十分に予測可能で、四季がはっきりと分かれています。温暖な月は一般的に11月~2月で、気温が下がるのは3月~8月となります。
気温が下がる時期にシドニーに行く場合でも、冬場に暖かい晴天となることがよくあるので、水着は忘れずに持っていきましょう。
- 繁忙期:春と夏(11月~2月)
- 閑散期:冬(6月~8月)
- 必見ポイント:通年開催されている、多数のフェスティバルやイベント
シドニーには、さまざまな場所にバリアフリーの見どころ、博物館やアート・ギャラリー(美術館)、歴史的ランドマークがあります。
- 到着:シドニー空港(Sydney Airport)では、到着時も出発時も、障がい(隠れた障がいを含む)を持つお客様のためのサポート・サービスを利用できます。
- 移動手段:シドニーの公共交通機関網のほとんどが、車椅子や移動補助具を使用する利用者に対応しています。リアルタイムの公共交通機関の情報については、トリップ・プランナー(Trip Planner)ツールの「Accessible services only(バリアフリー・サービスのみ)」のオプションをご利用ください。
- バリアフリー体験のハイライト:オーストラリア・イン・スタイル(Australia in Style)が車椅子ユーザー向けの壮大なシドニー・ツアーを提供しているほか、レッツ・ゴー・サーフィン(Let’s Go Surfing)のスタッフが、誰もがボンダイ(Bondi)の有名な波に乗れるようサポートしています。
- 役に立つ参考資料:Vacayitアプリを使うと、厳選されたシドニーの見どころの臨場感あふれる音声ガイドを聞くことができます。シドニー市のバリアフリーの地図(access and inclusion map)をチェックして、街を探索しましょう。