

キャンベラガイド
オーストラリアの首都で、歴史、アート、アウトドアのさまざまな魅力を発見してください。

キャンベラでは、信じられないほど新鮮な空気を満喫できますが、15分もかからずにカントリーサイドでリラックスすることができます。ゆったりとしたライフスタイルは心を癒してくれます。
必ずやっておきたいこと
- 有名な美術館や地元の工芸品マーケットでアートを満喫する
- いろいろなダイニングスポットでグルメを堪能する
- 数々のフェスティバルに参加する
行き方
キャンベラ行きの国際線は毎週14便あります。シンガポールからキャンベラへの便は毎日シンガポール航空で利用でき、ドーハからキャンベラへの便はカタール航空で毎日利用できます。オーストラリアの州都からも、国内線が数多く運航しています。キャンベラはシドニーから車で3時間、メルボルンから車で8時間です。でこぼこ道を降りて、途中にある数多くの田舎町を訪問したいなら、たくさんの風光明媚なルートがあります。
役に立つヒント
- 旅行の時期は? 何を持っていく? 迷ったらキャンベラの気候を参考にしましょう。
- 移動手段のページには、ホバートのあらゆる交通手段のガイドがあります。
- より詳しい情報は、地域のビジター・インフォメーション・センター(visitor information centre)で入手できます。
キャンベラでの人気アクティビティと見どころ

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、ベントスポーク・ブリューイング・カンパニー
キャンベラでワインとスピリッツを味わう
キャンベラの食が有名になったのは、比較的最近のことです。この10年間に、冷涼性気候ワイン産地の発展や地元のクラフトビールのブームを中心にキャンベラが独自の食文化を持つ街として認められてきました。まずは、さまざまなビールやサイダーが楽しめるベントスポーク・ブリューイング・カンパニー(Bentspoke Brewing Co.)に立ち寄りましょう。すべて敷地内で醸造されています。次に、キャピタル・ブリューイング(Capital Brewing)で、できたてのビールやハンバーガーをお楽しみください。ここでは、季節限定やタップルームのビールを味わったり、食欲をそそる香りが満喫できるブロードバーガー(Brodburger)の直火焼きメニューを楽しむことができます。キャンベラの市内中心部から車を少し走らせると、レリダ・エステート(Lerida Estate)、マウント・マジュラ・ヴィンヤーズ(Mount Majura Vineyards)、キャピタル・ワイン(Capital Wines)などの美しいワイナリーに行くことができます。ネイキッド・カビー・カンパニー(Naked Cubby Co.)でベル・テントを一泊予約しましょう。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、ホテル・ホテル、モンスター、ヤビー・ジャッフル
キャンベラの最高のレストランで食事をする
キャンベラのダイニングシーンは、コーヒーからカクテルまで、刺激的な時間を提供します。オナ・コーヒー(ONA Coffee)で、特に絶品のフラットホワイトを試してみてください。イタリアン・アンド・サンズ(Italian and Sons)で、パスタとピザのボリュームのあるランチ(火曜日から金曜日まで)もよし、またはエックス・オー(XO)で、スパイスの効いた料理を楽しむのもよいでしょう。ディナーには、エイティシックス(eightysix)、モンスター(Monster)、オーベルジーヌ(Aubergine)を始めとする一流レストランからお好きなものをお選びください。モリー(Molly)やヒッポ・カンパニー(Hippo Co)のような、キャンベラの活気溢れるバーの一つでナイトキャップを楽しみ、夜を締めくくりましょう。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、 キングストン、オールド・バス・デポ・マーケット
オールド・バス・デポ・マーケットでショッピング
学生が多くメディア業界が華やかなキャンベラでは、クリエイティブなシーンに活気があります。そんな雰囲気に触れたいなら、毎週開催されるオールド・バス・デポ・マーケットに行くのが一番です。お洒落な洋服やホームウェア、美味しいオーガニックの食材やコーヒーまで、マーケットには買って食べて試したい面白いものばかりです。毎週日曜日の午前10時から午後4時までオープンしており、地元の人々に出会う絶好の場所です。ホームメイド・スイート・デライツの自家製アイスクリームも絶品です。マーケットが開催されていない日は、ブラッドンのロンズデール・ストリートへ向かいましょう。地元の作家によるアート、ジュエリー、ホームウェア、ファッションなどが見つかる賑やかな商業地です。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、QTキャンベラ

オーストラリア首都特別地域、ティドビンビラ自然保護区、カンガルー
近隣の自然の中でリラックスする
キャンベラからわずか40分のところに、うっそうと茂る森に囲まれたティドビンビラ自然保護区の渓谷があり、エミュー、カンガルー、コカトゥーなどの野生動物が生息しています。さらに都心に近い(車で20分)ウリアラ・クロッシングは、オーストラリア・アルプスから1,600kmに渡って流れるマランビジー川の一部分で、ウォーキング、ピクニック、釣りを楽しめる美しい場所です。野生動物と間近で触れ合いたいなら、ジャマラ・ワイルドライフ・ロッジに宿泊することをおすすめします。キャンベラの中心街に位置し、国立動物園と水族館の中にある素晴らしい新設ホテル。ガラス張りの壁から動物の様子が見えるバンガローや、ツリーハウスのスイートルームは動物園のキリンが見下ろせるバルコニーを備えてます。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、オーストラリア国立美術館
美しい美術館を訪ねる
オーストラリアの首都キャンベラは、アボリジニアートの貴重なコレクションをはじめ、国の重要な芸術作品を数多く所蔵しています。オーストラリアの芸術の殿堂、オーストラリア国立美術館には13のギャラリーがあり、オーストラリア、アジア、アボリジニの芸術作品を7,500点以上所蔵しています。付近にはシックな国立ポートレート・ギャラリーがあり、元々「アンコモン・オーストラリアンズ」という企画展の展示作品だった、様々な人物の自画像(ミック・ジャガーからバリー・ハンフリーまで)が鑑賞できます。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、国会議事堂
国会議事堂で民主主義を体感する
オーストラリアの国会議事堂は、1988年に完成した現代建築の代表的な建物です。観光者は毎日午前9時30分、午前11時、午後1時、午後2時、および午後3時30分に建物内の無料ガイド付きツアーに参加することができます。国会審議中は、実際に行われている各大臣と議員の質疑応答(午後2時から)が見学できます。議事堂には数多くの展示や公共ギャラリーもあります。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、フロリアード
息をのむようなフロリアードの光景を楽しむ
毎年9月から10月の1ヵ月間開催されるフロリアード・フェスティバルは(日程は毎年変動)、色鮮やかな展示作品に惹かれて、世界中から園芸ファンが集まるイベントです。オーストラリア最大の春の祭典で、8,000㎡ある都心の公園が会場となり、100万個以上のつぼみが色とりどりの美しい花を咲かせながらも、色や質感が整うようにきちんと展示されています。フロリアード・ナイトフェストでは、夜のエンターテイメントプログラムや、美しくライドアップされた花壇などが楽しめます。開催期間中、花の展示を見るのは無料です。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、キャンベラ国立樹木園
国立樹木園を見学する
自然の美が好きなら、キャンベラの国立樹木園も見逃せません。2001年と2003年に低木地帯の火事によって250ヘクタールの土地が甚大な被害を被り、キャンベラ市が全国の建築家に呼びかけ、再設計の案を募りました。採用された設計で完成した樹木園は、世界中の絶滅危惧種や希少種、代表的な樹木を集めた100の森林と100の庭園、さらにオーストラリアの国立盆栽コレクションから成ります。園内にはカフェやレストラン、数多くのピクニックエリアがあり、また、有名なオーストラリアの詩「マイカントリー(My Country)」の一行を大人の身長よりも大きな文字で地面に描いたものなど、インスタ映えするパブリックアートもあります。

オーストラリア首都特別地域、キャンベラ、オーストラリア国立博物館とバーリー・グリフィン湖
別世界のような湖の上を漂う
キャンベラのバーリー・グリフィン湖(Lake Burley Griffin)は広大な湖で、ヨット、カヤック、パドルボート、熱気球などのアクティビティを楽しむことができます。一年を通じて熱気球が楽しめる都市は世界でも数ヶ所しかありませんが、キャンベラには広い草原があるので風向に関係なく利用が可能です。バルーン・アロフト(Balloon Aloft)またはドーン・ドリフターズ(Dawn Drifters)で熱気球を楽しみましょう。または、自転車をレンタルして、湖の外周35kmをサイクリングするのもおすすめです。比較的平坦な道で、カフェ、公園、美しい入り江、オーストラリア国立美術館などのキャンベラの見どころを通って行きます。 バーリー・グリフィン湖のサイクリングコースは豊富で、サイクル・キャンベラはホテルまで自転車をお届けするサービスを提供しています。水辺がお好みなら、ゴー・ボート(GoBoat)の電気ピクニックボートでセーリングを楽しめます。