ニュー・サウス・ウェールズ州、ブルー・マウンテンズ
ブルー・マウンテンズガイド
ブルー・マウンテンズ(Blue Mountains)では、印象的な岩石層に驚き、趣のある村々を散策し、原生地域を探検する、アウトドアを満喫する休日を過ごすことができます。
ブルー・マウンテンズは、ブッシュランドの原生林に覆われた、そびえ立つ砂岩の尾根で知られています。原生地域の中に、魅力的な山の町、アボリジナルピープルの壁画、そして観光客に大人気のシーニック・ワールド(Scenic World)があります。緑豊かな渓谷や岩だらけの崖を巡るウォーキングコースでは、間違いなく自然の美しさに魅了されることでしょう。地下洞窟でグローワームを見つけて暗闇の神秘を体験したり、大自然の中の隠れ家で贅沢な時間を過ごしたりするのもいいでしょう。雲に覆われていたとしても、夕日で黄金色に輝いていても、ブルー・マウンテンズの広大な光景には息を呑むことでしょう。
ブルー・マウンテンズのふもとまでは、シドニーから西へ車で1時間と、気軽に行ける距離にあります。さらに西へ30分ほど車を走らせると、ブルー・マウンテンズ地域の主要な町であるカトゥーンバ(Katoomba)やルーラ(Leura)に辿り着きます。
- シドニー空港からカトゥーンバまでの距離は113kmで、空港には国際線と国内線が乗り入れています。
- レンタカーは空港、シドニー市内、カトゥーンバで利用できます
- ブルー・マウンテンズへ向かう長距離列車はシドニーのセントラル駅(Central Station)から出ており、カトゥーンバまでの所要時間は2時間です。
到着後は電車やバスなどの公共交通機関を利用できます。また、乗り降り自由のブルーマウンテンズ・エクスプローラー・バス(Blue Mountains Explorer Bus )がカトゥーンバとルーラの間を巡回しています。これらのオプションは確かに便利ですが、ブルー・マウンテンズ地域全体(Greater Blue Mountains)を奥地までじっくりと探索するには、やはり車が必要です。
ブルー・マウンテンズは一般的な高山よりも温暖な気候ですが、冬は肌寒く、時折少量の雪も降るため、気温が上がる晴天と冷え込む夜のどちらにも対応できるよう、体温を調節しやすい衣類を用意しましょう。晩春の10月から11月頃は、温暖で乾燥しているため、ブッシュウォーキングに適しています。晩秋、5月頃、冬もブッシュウォーキングには適しています。
- 繁忙期:夏(12月~2月)
- 閑散期: 冬(6月~8月)
- 必見ポイント:ブルー・マウンテンズには寒さに強い植物が栽培されている庭園が各所にあり、秋の美しい紅葉や春に咲き乱れる花々を楽しめます。
体が不自由な方も、そうでない方も、あらゆる方がブルーマウンテンズの美しさと人気のスリー・シスターズ(Three Sisters)を楽しめます。
- 到着:シドニーからブルー・マウンテンズへは、車椅子対応のプライベート・チャーターやツアー各種、またはシドニーのセントラル駅(Central Station)からのバリアフリーの列車で行くことができます。列車を調べるにはトリップ・プランナー(Trip Planner)ツールが便利です。
- 移動手段:公共バスの685番ルートは、車椅子対応で、カトゥーンバ、エコー・ポイント(Echo Point)、シーニック・ワールド(Scenic World)を結んでいます。この地域のタクシー会社の多くは、バリアフリーのサービスを提供しています。予約時にリクエストしてください。
- バリアフリー体験のハイライト:ブルー・マウンテンズ国立公園に数多くある車椅子対応のトレイルを利用して、自然を満喫しましょう。また、車椅子対応のシーニック・ワールドのスカイウェイ(Skyway)やケーブルウェイ(Cableway)で、上空から観光名所を眺めたり、オーストラリア・イン・スタイル(Australia in Style)の車椅子対応のツアーで、見どころをすべて巡ったりすることもできます。
- 役に立つ参考資料:ブルー・マウンテンズ市が提供するこのバリアフリー・ガイドには、やってみることや移動手段に関する詳しい情報が掲載されています。