オーストラリアのアウトバックで人気のステーションとサファリ

カカドゥ国立公園（Kakadu National Park）辺縁部のワイルドで美しい自然に囲まれた、300平方キロメートルもの広大な敷地を持つバムル・プレインズ（Bamurru Plains）に宿泊すれば、ダイナミックな体験を楽しめます。この場所で特に人気の体験は、メアリー・リバー（Mary River）の氾濫原をプロペラの付いたエアボートで進むサファリです。イリエワニ、野生の馬（ブランビー）、バッファローを見つけたり、展望小屋「ザ・ハイド（The Hide）」から野鳥の飛び立つ様子を眺めたりしましょう。バムル・プレインズで宿泊できるラグジュリーなロッジにはそれぞれ、この土地の歴史や環境についての知識を深められる工夫が凝らされており、アボリジナルピープルの歴史と牧畜の歴史を共に敬う気持ちが込められています。

タウンズビル（Townsville）から車で6時間の距離にあるギルバートン・アウトバック・リトリート（Gilberton Outback Retreat）は、アボリジナルピープルの壁画、歴史的な金鉱の町、活気ある自然保護区などが特徴の、とてもユニークな場所に立地しています。近くにある見どころを見て回ったら、現在も運営中の牧場を訪れたり、釣りにチャレンジしたり、またはギルバートン・ネイチャー・リザーブ（Gilberton Nature Reserve）の野生動物と美しい風景に囲まれてリラックスしたりしましょう。カントリー風の快適な客室で思い切り羽を伸ばし、美味しい手作り料理に舌鼓を打ったら、プライベートデッキからギルバート・リバー（Gilbert River）のパノラマビューを眺めましょう。

アデレードから車に乗って美しい風景を楽しみながら5時間走ると、アルカバ・コンサバシー（Arkaba Conservancy）に到着します。滞在中は、古代から残る自然の景色、多様な野生動物、美味しいグルメ、極上のリラックスタイムを満喫しましょう。この宿泊施設の定員はわずか10人となっており、24,000ヘクタールの私有地で野生動物に大接近できる宿泊客限定のサファリが用意されています。アルカバ・コンサバシーは、敷地内にはカンガルーやエミューをはじめとするオーストラリア固有のさまざまな野生動物が多数生息しています。滞在中は、アドニャマタンハ族の人々が聖地として大切にしてきた場所を訪れてみましょう。また、ヘリコプターに乗って、ウィルピナ・パウンド（Wilpena Pound）の広大な敷地を上空から眺めてみるのも一案です。この土地で採れた新鮮な食材を使った食品やワインも忘れずに味わいましょう。

カナナラ（Kununurra）から車で3時間弱の場所にあるブロ・リバー・ステーション（Bullo River Station）では、モダンで心地良い宿泊施設に滞在しながら本格的なファーム体験を楽しめます。また周辺には、古代の壁画や見事な滝などもあります。広大な敷地では3,000頭の牛が飼育されており、野生のバッファローやワラビー、ディンゴなどが姿を見せることもあります。牛の給餌（リック・ラン [lick run] と呼ばれます）や牧羊犬のトレーニングなど、敷地内で日々行われているアクティビティに参加して本格的なアウトバックのライフスタイルを体験したり、自分のペースで周辺を探索したりしながら過ごします。ブロ・リバー峡谷（Bullo River Gorge）をクルーズ船で辿ったり、ツアーで釣りにチャレンジしたり、壮大な夜空を望遠鏡で覗いてみたりしましょう。

シドニーから車でおよそ6時間。カルブリ・ステーション（Callubri Station）では冒険が待っています。太陽が差し込むスイートで田舎暮らしの素朴な楽しみを満喫してから、エミュー、ハリモグラ、カンガルーなどを見つけながら、敷地内のツアーに出かけましょう。木造の羊毛貯蔵庫を散策したり、毛刈り小屋で作業を見学したり、放牧地にいる動物たちを訪れたり。1日の終わりには、プールに入ったり、月光浴を楽しんだり、2人乗りの手漕ぎボートでリバー・ラグーンの静寂さを楽しんだりしましょう。