
ノーザンテリトリー、ユララ、ロンギチュード131 © Baillies Longitude 131
オーストラリアでおすすめのハネムーンスポット
オーストラリアで最もロマンチックな休暇スポットで、ゆったりと至福のハネムーンをお楽しみください。
原文:ジェシカ・ウィルキンソン
「ハネムーン」といえば、美しい風景、ラグジュアリーな宿泊施設、ユニークな体験など、外せないチェックポイントがいくつかあります。オーストラリアには、熱帯の島でくつろいだり、アウトバックに足を延ばして本物のオーストラリアを体験したり、起伏に富んだ山岳地帯を探検したりと、ロマンチックな休暇を過ごすのに最適なスポットがいろいろあります。旅行の計画に役立てていただけるように、オーストラリアでおすすめのハネムーンスポットをいくつかご紹介します。
ウィットサンデー諸島

クイーンズランド州、グレート・バリア・リーフ、ハート・リーフ © Tourism and Events Queensland
クイーンズランド州(Queensland)のウィットサンデー諸島(Whitsundays)にはハート型のサンゴ礁があり、それだけでロマンチックな気分が盛り上がります。ウィットサンデー諸島を構成する74の島の中で最大の島、ハミルトン島(Hamilton Island)は、美しい自然を探検するのに最適な拠点です。ホワイトヘブン・ビーチ(Whitehaven Beach)の真っ白な砂浜でリラックスしたり、カメと泳いだり、ハート・リーフ(Heart Reef)の上空を飛んだり、ターコイズブルーのサンゴ礁でセーリングをしたりと、アクティビティも充実しています。もちろん、島での休暇にはちょっとした贅沢が欠かせません。ラグジュアリーな宿泊施設、クオリア(qualia)なら期待を裏切ることはありません。この静かな大人専用の5つ星リゾートは、それ自体がオアシスのような場所です。プライベートパビリオン、ワールドクラスのレストラン、極上のデイスパが揃っており、もう帰りたくなくなってしまうかもしれません。
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ウルル

ノーザンテリトリー、ウルル-カタ・ジュタ国立公園 © Tourism Australia
「オーストラリアでの休暇」といえばノーザンテリトリー(Northern Territory)のウルル(Uluru)への旅行です。オーストラリアの中心で鼓動する、先住民の歴史と文化的意義が染み込んだこのような場所は他にありません。砂漠の中でも、ハネムーンに欠かせない贅沢をあきらめることはありません。ロマンチックで野趣あふれるキャンプができるロンギチュード131°(Longitude 131°)は砂丘の中にあり、サファリスタイルのプライベートなテントパビリオンからはウルルとカタ・ジュタ(Kata Tjuta)の素晴らしい景色を眺めることができます。星空の下で現地の食材を取り入れたディナーを楽しんだり、アボリジナルピープルのガイド付きでウルルを散策したり、カタ・ジュタへの日の出ツアーに参加したり、キャンプのアーティスト・イン・レジデンス・プログラムで、エルナベラ・アート・コミュニティの先住民文化のアーティストと交流したり、楽しみ方はいろいろです。
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フレシネ(Freycinet)

タスマニア州、コールズ・ベイ、サファイア・フレシネ © Saffire Freycinet
自然愛好家に人気があるタスマニア州(Tasmania)の風光明媚な東海岸は、ロマンチックな休暇にぴったりです。フレシネ国立公園(Freycinet National Park) は、荒々しく起伏に富んだ美しさで知られています。ハザーズ(Hazards)という名で知られる、そびえ立つピンク色の山脈は、穏やかな青い海と静かな湾に面しています。宿泊におすすめなのは、サファイア・フレシネ(Saffire Freycinet)。20のラグジュアリーなヴィラは、グレート・オイスター・ベイ(Great Oyster Bay)の白い砂浜に面したユーカリの森の中にあり、山々とフレシネ半島(Freycinet Peninsula)が見渡せます。ここを拠点として、有名なワイングラス・ベイ(Wineglass Bay)やベイ・オブ・ファイアー(Bay of Fires)を探検したり、フレシネ・マリン・ファーム(Freycinet Marine Farm)で海から獲れたての新鮮なカキを味わったりできます。
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ニンガルーリーフ(Ningaloo Reef)

西オーストラリア州、ニンガルーリーフ、サル・サリス © Sal Salis Ningaloo Reef
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ラグジュアリー・ロッジ・オブ・オーストラリア
世界最大のサンゴ礁に縁どられた、ひっそりとしたビーチで、星空の下に眠る。一生のうちにやってみたいことの一つかもしれません。サル・サリス(Sal Salis)は、世界遺産に登録されている西オーストラリア州(Western Australia)ニンガルーリーフ(Ningaloo Reef)の海岸に位置しています。後ろにはケープ・レンジ国立公園(Cape Range National Park)、目の前にはインド洋が何キロにもわたって広がるこの小さな楽園は、一味違ったハネムーンにぴったりです。海に面したエコリュクスなサファリテントに宿泊して、ジンベエザメ、マンタ、カメ、ザトウクジラと一緒に泳いだり、国立公園となっている太古の山脈や峡谷を探検したりできます。夜には、砂の上に設置されたジンバーでカクテルを1〜2杯飲みながら、5つ星のディナーを堪能してください。
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フリンダース山脈

南オーストラリア州、フリンダース山脈、アルカバ・コンサバシー © Arkaba Conservancy and Randy Larcombe
南オーストラリア州(South Australia)のフリンダース山脈(Flinders Ranges)では、オーストラリア国内でも最もドラマチックで美しい風景が見られます。赤い崖と太古の山脈がそびえるこのアウトバックは、冒険とラグジュアリーが一つにまとまった旅先です。山に囲まれた高級感のあるアルカバ・コンサバシー(Arkaba Conservancy)では、オーストラリアのアウトバックでワイルド・ブッシュ・ラグジュアリーを体験できます。1850年代の農家を復元したコテージに滞在し(野生のカンガルーなど多くの訪問客がいます)、新鮮な地元の食材とバロッサ・バレー(Barossa Valley)やクレア・バレー(Clare Valley)産のワインを満喫しましょう。野生動物保護区であることに加えて、アルカバ(Arkaba)には魅力的なアボリジナルピープルの歴史と数億年前にまで遡る地質史があります。そのため、カントリーサイドには、景色の美しい道路、4WD用のトラック、起伏に富んだウォーキングトレイルをたどって探検できる場所がたくさんあります。
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グレート・バリア・リーフ

ヤシの木の下のハンモックでうたた寝してみませんか?それとも、グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)の澄んだ青い海を見下ろすプライベート・インフィニティ・プールで泳ぐのはいかが?クイーンズランド州のベラダ島(Bedarra Island)をご紹介しましょう。グレート・バリア・リーフの秘境の一つであるこのプライベートアイランドには、ラグジュアリーなリゾートがあり、他に類を見ない熱帯の隠れ家となっています。リゾートは45ヘクタールの熱帯雨林に佇む10棟のプライベートヴィラからなり、各ヴィラは完全なプライバシーが保たれ、サンゴ礁の素晴らしい景色を楽しむことができます。ゲストは20人限定なので、島全体を独り占めしているような気分が味わえます。グレート・バリア・リーフは文字通り目の前で、探検する方法や時間帯のオプションはいろいろあります。リゾートのプライベートディンギーで近くの静かな熱帯の島に出かけるのもいいですね。
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マーガレット・リバー(Margaret River)

西オーストラリア州、マーガレット・リバー、ケープ・トゥ・ケープ・トラック © Walk into Luxury
西オーストラリア州のマーガレット・リバー(Margaret River) 地域には探検する場所がたくさんありますが、ハネムーンで必ず訪れたい場所の一つは、オーストラリアの人気ワイナリーがいくつもあるプレミアムワイン産地 です。ブドウ園に囲まれたケープ・ロッジ(Cape Lodge)は、ワールドクラスのブティックホテルの良さをすべて備えた田舎の邸宅といった雰囲気の宿泊施設です。ここを拠点に地元のワイナリーを巡り、のんびりとした時間を過ごし、ランチをゆっくりと楽しみ、素晴らしいワインを堪能できます。アクティビティを満喫するのであれば、4日間のケープ・トゥ・ケープ・ウォーク(Cape to Cape Walk)に挑戦してみましょう。日中はインド洋の白い砂浜に沿って石灰岩の崖やカリの森を散策し、夜にはラグジュアリーなオーシャンフロントのヴィラで美味しい料理とワインを楽しめます。
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ロード・ハウ島(Lord Howe Island)

ニュー・サウス・ウェールズ州、ロード・ハウ島、カペラ・ロッジ © Baillie Lodges
現代的な生活から本格的に逃避したいのであれば、それを叶えてくれるのは、世界遺産に登録されているロード・ハウ島(Lord Howe Island)の緑豊かな自然の楽園です。この小さな島は、起伏に富んだ火山、生い茂った森、打ち寄せる波を背景にした、ロマンチックな隠れ家を提供しています。ゴワー山(Mount Gower)とリッジバード山(Mount Lidgbird)の麓に位置し、9つのスイートがある5つ星のラグジュアリーな天国、カペラ・ロッジ(Capella Lodge)に宿泊しましょう。一度に島を訪問できるのは400人と限られているので、人混みに煩わされることなく、島時間に身をまかせて至福の休暇を過ごすことができます。
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