
グレート・フィッシング・アドベンチャー・オブ・オーストラリア
オーストラリアでの釣り体験は、その国自体が大きいため、実にさまざまです。
どこから見ても、オーストラリアは釣り人にとっての天国です。オーストラリアは人口がまばらな巨大な島であり、海岸線の長さは6万キロにも及びます。そして温かく、きれいで、容易に魚が捕れる海に囲まれています。
当然のことながら、オーストラリアの釣り体験の豊かさと多様さは、まさに驚きと言うしかなく、海洋生物の種類は4,000種にも上り(その数は今も増え続けています)、そのうちの多くは地球上のここでしか見られないものです。
さらに読むグレート・フィッシング・アドベンチャー・オブ・オーストラリア(Great Fishing Adventures of Australia)は、持続可能なフィッシングを実践することに取り組んでいます。
よくある質問

ニュー・サウス・ウェールズ州、マレー・コッド © Aussie Fly Fisher
オーストラリアで最も人気のある「ヒーロー・フィッシュ」とは?
これは難しい質問です。オーストラリアには実にさまざまな種類の魚がいるためです。しかし、オーストラリアの釣りを象徴するものを絞り込むとすれば、バラマンディ(銀色に輝く大型のバス)、巨大なマレー・コッド(最大で1.8m、100kgにも成長する淡水ハタ)、毎年南半球の春にグレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)周辺に集まる大型のシロカジキ、そして一風変わったものとしては淡水性のサラトガ(生きた化石とされる、南アメリカのピラルクに近い種類)を挙げるべきでしょう。しかし、オーストラリアは広く、その気候や生態系は多岐にわたっているため、鍵となるのはその多様性です。マスからマグロ、サワラ、カジキまで、あらゆる種類を釣り上げることができます。

タスマニア州、ロンセストン、リバーフライ1864 © Todd Moen, Catch Magazine
オーストラリアで本当にマスが釣れるの?暑いのに?
オーストラリアは驚きに満ちた大陸です。世界クラスのマス釣りができることなど、その1つに過ぎません。ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、オーストラリア首都特別地域にまたがる高山帯や亜高山帯では、どこでもマスが生息しています。島であるタスマニア州は、アイルランドとほぼ同じ大きさですが、地球上で空気と水が最も綺麗な場所の1つと言われています。オーストラリアで最大級のマスが生息しているのも、またその数が最も豊富であるのも不思議ではありません。

クイーンズランド州、ウィットサンデー諸島、レネゲード・フィッシング・チャーターズ © Catch Magazine

クイーンズランド州、バラマンディ © Peter Morse
オーストラリア人に人気の釣魚は?
これはまさに住んでいる場所によりますが、まずは釣りやすいスナッパー、コチ、タイといった食用の海水魚が特に人気です。釣りを毎年楽しむオーストラリア人はほぼ4人に1人、ボートを所有している人の割合は世界最高を誇っています。2,400万人に満たない人口が、770万平方キロメートルの大陸に散らばっているため、観光客用の水域(および魚)は十分にあります。

西オーストラリア州、コーラル・べイ、マヒ・マヒ・フィッシング・チャーターズ © Scott Wensley
自分の釣り道具を持って行く必要は?
釣り人向けのサービスを行っている業者のほとんどでは、その場所や狙う魚の種類に応じた道具を用意しており、通常は「なくしたときに弁償する」という方式で貸し出しています。しかし、お気に入りのロッドやリール、あるいはスペシャリスト用の用具(フライ・キャスティング・ギアなど)がある場合は、ぜひ持参してください。ただし荷造りをする前に、利用する航空会社の手荷物やセキュリティの規約を確認するのを忘れないでください。

フライ・フィッシングのリール © Peter Morse
オーストラリアで釣り道具は買える?
もちろんです。オーストラリアの大都市はもちろん、大きな町や地域の中心地に、スペシャリスト向けの道具を揃えた釣り道具屋があります。その品揃えや価格は、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアで売られているものとほぼ同等です。ガイドやチャーターした業者が、おすすめの店舗を紹介してくれるでしょう。買い物をしたいならば、店の営業時間に立ち寄れる時間が旅程のうちにあるかどうか確認してください。通常、平日は午前9時から午後5時までが営業時間ですが、週末や祝日には変わることがあります。

ノーザンテリトリー、ウェッセル諸島、ウォーターライン・チャーターズ © Joshua Hutchins
ライセンスや許可証は必要?
オーストラリアでのスポーツ・フィッシングは、他の多くの国に比べると比較的規制が緩やかです。クイーンズランド州、南オーストラリア州、そしてノーザンテリトリーでは入漁許可証も不要です。ニュー・サウス・ウェールズ州、ビクトリア州、タスマニア州、オーストラリア首都特別地域、西オーストラリア州では入漁許可証は高いものではなく、居住者でない釣り客も、地元の人と同じ価格で購入できます。しかし、魚の種類によっては、釣る数や大きさに制限があります。必要な情報はすべてガイドから説明があります。多くの場合は、皆さんが到着する前にガイドによって書類の手続きが済んでいることでしょう。
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