タスマニア州、フランクリン ー ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園、フランクリン川© Franklin River Rafing

大自然広がるタスマニア西海岸

原文:ジェニファー・エニオン

手付かずの川、古代の松の木、そして巨大な砂丘がある西海岸はタスマニアの原生地域の中心にあります。オーストラリアの隅っこにある荒々しいこの地を正しく味わいたいのなら、知る人ぞ知るフランクリン川(’Franklin River)でホワイトウォーター・ラフティングのエクスペディションに挑戦し、壮大なゴードン川(Gordon River)をクルーズで下って、世界でも最も温暖な雨林のひとつで、1,000歳のヒューオン松の前を通るハイキングをやってみましょう。オーストラリアに残された最後の原生地域のフロンティアの一つと考えられているこの地域では、過去、入植者による伐採および採掘が行われており、国家の社会的基盤の形成を助けてきました。

タスマニア州、ゴードン川、ゴードン川クルーズ © Gordon River Cruises

ゴードン川をクルーズする

世界遺産タスマニア原生地域(Tasmanian Wilderness World Heritage Area)の中にあるゴードン川のゆったりとした水面を旅しながら、穏やかな雨林を通り抜けましょう。ゴードン・リバー・クルーズ(Gordon River Cruises)が主催するツアーでは大きなカタマラン(双胴船)に乗船し、ストローン(Strahan)の町から出発し、マッコーリー・ハーバーを渡ってゴードン川に入ります。ゴードン川を探索し、静かにクルーズしながら、エキスパートの自然ガイドが解説します。スピリット・オブ・ザ・ワイルド(Spirit of the Wild)号の電気モーターは静かで、海外からの乗客は無料のオーディオ・ツアーに接続することができます。カメラは必ず持っていきましょう。川の美しさや、古代のヒューオン松で知られるヘリテージ・ランディング(Heritage Landing)など、フォトジェニックな場所がたくさんあります。また、タスマニアで最も古い入植者の集落であるサラ島(Sarah Island)を歩くので快適な靴を履いていきましょう。ワールド・ヘリテージ・クルージズ(World Heritage Cruises)ではゴードン川をプランに組み込んだ朝と午後のクルーズも行っています。

タスマニア州、 フランクリン ー ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園、ネルソン・フォールズ© Tourism Australia, Graham Freeman

足をストレッチしてハイキングへ

フランクリン ー ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園(Franklin-Gordon Wild Rivers National Park)にはタスマニアの中でも最ものどかなウォークがあります。1kmのフランクリン川ネイチャー・トレイル(Franklin River Nature Trail)で涼しい雨林を散歩してみましょう。トレイルは車椅子に適しており、ピクニック用のテーブルやトイレもあります。もう一つの穏やかなオプション(往復20分)は壮大な30mのネルソン・フォールズ(Nelson Falls)につながるネルソン・フォールズ・ネイチャー・トレイル(Nelson Falls Nature Trail)です。経験豊富なウォーカーには、オーストラリアで最も古い露出岩の一部であるフレンチマンズ・キャップ(標高1,443 m)の頂上への難しいハイキングコースがあります。往復には4〜5日間かかります。タフネ湖(Lake Tahune)へ向かう道程で、ボタングラスの草原、氷河の谷、雨林を通り過ぎます。トラックに沿って2つの小屋がありますが、ハイカーはテントを持参する必要があります。国立公園内のウォークのほとんどはセルフガイドで行けますが、タスマニアン・エクスペディション(Tasmanian Expeditions)は6日間のフレンチマンズ・キャップ・トレッキングツアーをロンセストン(Launceston)を起点に開催しています。

タスマニア州、パー・アヴィオン・ワイルドネス・ツアーズ社による南西原生地域キャンプ © Par Avion Wilderness Tours

ヘリコプターやバギーから全部見る

タスマニアの西海岸をさらに体験するには、パー・アヴィオン・ワイルドネス・ツアーズ(Par-Avion Wilderness Tours)でへリコプターの遊覧飛行を利用してみましょう。ワイルド・ウェスト・コースト・ツアー(The Wild West Coast Tour)はケンブリッジ(Cambridge)から出発し、セントラル・ハイランド( Central Highlands)を旅してマッコーリー・ハーバーに向かい、ストローン(Strahan)に降りてゴードン川クルーズ(Gordon River cruise)に参加します。クルーズの後は、ケンブリッジに飛行機で戻る前にストローンを散策するチャンスがあります。日帰り旅行は合計9時間の所要時間で、そのうちヘリコプターでの往復はそれぞれ約50分の飛行です。別の種類の冒険としては、、ストローンの北11キロメートルのヘンティ砂丘(Henty sand dunes)の周りでバギーを運転するという手もあります。地元の人の秘密という事情を考慮し、ストローンATVアドベンチャーズ(Strahan ATV Adventures)社は家族向けの1時間の砂丘ツアーを開催しています。

タスマニア州、ストローン~クイーンズタウン、ウェスト・コースト鉄道© Tourism Tasmania, Rob Burnett

ストローンに立ち寄る

探索や冒険で疲れ果ててしまったら、漁村ストローンでゆっくりとしたペースで過ごしましょう。新鮮な地元のシーフードを味わったり、ヴュー42º レストラン・アンド・バー(View42º Restaurant and Bar)でタスマニアのチーズやワインを試してみたり、ハマーズ・ホテル(Hamer's Hotel)を訪れてリラックスしたビストロをお楽しみください。ストローンはまた、宿泊施設の選択肢の範囲が広く、拠点とするのに最適な場所です。豪華なホイールハウス・アパートメンツ(Wheelhouse Apartments)からは素晴らしい港の景色を最大限に楽しむことができます。家族向けのストローン・バンガローズ(Strahan Bungalows)には、自炊式ユニットがあり、自宅同様に落ち着けるでしょう。滞在中は、修復された蒸気機関車に乗ることができる西海岸ウィルダネス鉄道(West Coast Wilderness Railway)をチェックしてみましょう。川と雨林の旅号(River and Rainforest journey)に乗ると、海岸沿いを旅し、雨林へと進んでいきます。西海岸の中心地であるクイーンズタウンへも電車が走っており、ストローンの北東方向へ約45分の乗車です。クイーンズタウンはかつては銅採掘と伐採の街であり、その歴史についてはローム・ワイルド(Roam Wild)で学ぶことができます。

旅行記

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