ビクトリア州、ハイ・カントリー収穫祭 © Tourism Australia

オーストラリアの季節

西オーストラリア州、エスペランス近郊、デューク・オブ・オーリンズ・ベイ © Tourism Western Australia

夏:12月~2月

オーストラリアの夏は12月から2月までにあたります。晴れて暖かい日が続き、この国の素晴らしいビーチで過ごすには最高の時季です。トロピカル・ノースでは11月から4月までが雨季にあたり、ダーウィン、ブルーム、ケアンズ、ウィットサンデー諸島などでは大雨や熱帯低気圧に見舞われます。この時季はグレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)はクラゲのシーズンなので、シュノーケリングやダイビングをする際は、全身ウェットスーツの着用が必要です。アウトバックでは、日中の気温が高くなります。気候がいい場所を選ぶなら、南部へ行くのがいいでしょう。ボンダイ(Bondi)でサーフィンを習う、エスペランス(Esperance)で白い砂のビーチを眺める、バイロン・ベイ(Byron Bay)でイルカの群れと一緒にカヤックをする、タスマニアの眺めの美しいトレイルでハイキングをするなどがおすすめです。

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ビクトリア州、ハイ・カントリー、ブライト、ナイチンゲールズ・アップル・オーチャード © Visit Victoria

秋:3月~5月

国中の豊かな緑の木々が、秋になって気温が下がるに連れてオレンジ色、赤、黄色、そして金色に変わっていくのを見てみましょう。ビクトリア州のハイ・カントリー(High Country)、グランピアンズ(Grampians)、タスマニア州のクレイドル・マウンテン ー セント・クレア湖国立公園(Cradle Mountain-Lake St Clair National Park)では特に鮮やかな風景が見られます。トロピカル・ノースではまだ湿度も高く、嵐に見舞われることもあるため、この地域に向かうのであれば晩秋がよいでしょう。オーストラリアの大都市では、この時季に最大級のお祭りが多数開催され、賑やかな秋になります。野生動物の神秘に関心があれば、サザン・グレート・バリア・リーフ(Southern Great Barrier Reef)で小さなウミガメが孵化するのを見に行きましょう。ビーチや熱帯の雰囲気を楽しみたいのであれば、ゴールド・コースト(Gold Coast)、バイロン・ベイ(Byron Bay)、サンシャイン・コースト(Sunshine Coast)で太陽や波と戯れて過ごすのもよいでしょう。

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ビクトリア州、ホーサム山 © Visit Victoria

冬:6月~8月

オーストラリアと言えば、アウトバックの赤い大地や金色の砂に覆われたビーチで有名ですが、雪景色も普通に見られると知って驚く旅行者は少なくありません。南部のオーストラリア・アルプス(Australian Alps)には、ウィンター・スポーツやアフター・スキーが楽しめる大きなスキー場があります。寒いのが好きでなければ、ダーウィン、トップエンド、キンバリーなど北部の地域を訪れるのに冬は絶好の季節です。日中は温暖で、夕方には涼しくなり、アウトドアで過ごしたり、この地域の雄大な自然の風景を見に行くのも快適です。ケアンズウィットサンデー諸島では暖かい日が続き、湿度も低く、海水温もちょうどよいので、グレート・バリア・リーフに行くのにも最高の季節です。またホエール・ウォッチングの季節でもあるため、北へと回遊していく巨大なザトウクジラを船から見ることができます。

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クイーンズランド州、ビアーワ、オーストラリア動物園、赤ちゃんコアラのマカダミア © Ben Beaden, Australia Zoo

春:9月~11月

オーストラリアの春は、日中は晴天で、夜は涼しくなるのが特徴です。ジャガランダやワイルドフラワーが咲き誇り、キャンベラシドニー、そしてパース周辺など、多くの街が美しい色で彩られます。また、コアラやカンガルーの子ども達が、勇気を出して初めて母親のお腹の袋から出てくる季節でもあります。サンシャイン・コーストオーストラリア動物園(Australia Zoo)で見ることができます。アウトバックでは日中も涼しい気温の中で過ごせる素晴らしい時季です。またノーザンテリトリーでは乾季の最後の数か月(9月から10月)にあたります。 

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ノーザンテリトリー、カカドゥ国立公園、雨季のジム・ジム・フォールズ © Jarrad Seng

「雨季」:11月~4月

オーストラリア北部の雨季は、非常に暑く、湿度も高く、モンスーンによる雨が降り、サイクロンに見舞われることもありますが、決して魅力がないわけではありません。雨季の終わり頃にキャサリンを訪れると、水を満々と湛えたニトミルク渓谷(Nitmiluk Gorge)の素晴らしい眺めを見ることができます。カカドゥでは洪水の危険があるため多くの地域が閉鎖されますが、ヘリコプターの遊覧飛行を利用すれば、雷鳴のような音を立てる滝を眺めることができます。トロピカル・ノース・クイーンズランド(Tropical North Queensland)では、モンスーンの季節となり、嵐になることもよくありますが、1日中雨に降られることは滅多になく、通常は昼間は天気がよく、午後や夕方に大雨が降るといった具合です。熱帯雨林の色は最も鮮やかになり、滝の水量も最も多くなるため、眺めは壮観です。グレート・バリア・リーフはこの時季は穏やかになるため、シュノーケリングダイビングには最適です。ただし、クラゲから身を守るためにウェットスーツが必須です。

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クイーンズランド州、グレート・バリア・リーフ、ドリームタイム・ダイブ・アンド・シュノーケル © Davey Houlton, Dreamtime Dive and Snorkel

「乾季」:5月~10月

乾季のトップエンドでは、青空は爽やかで、日中は暖かく、夜は涼しく過ごせます。多くの旅行者にとって、ここを訪れる最高の時季は雨季が終わる頃あるいは乾季が始まる頃になります。この頃はまだあらゆるものが緑色に輝いています。トロピカル・ノース・クイーンズランドでは、日中の気温は摂氏で20度近くまで上がることもありますが、まれに17度を下回ることもあります。降水量は少なくなり、爽やかな晴天が期待できるため、この地域を訪れるには最も人気の高い季節となります。この時季には毒のあるクラゲも海からいなくなるため、クラゲから防護するためのネットやスーツなしで、ほとんどどこでも泳げるようになります。

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