
パースのカクテルが美味しい店トップ5
パースは日中が暖かく夜はさわやかなので、オフの日のバーのはしごに最適です。最もカッコいい雰囲気のバーで飲む、街の最高のカクテルをご紹介します。
原文:フルール・ベインジャー
パースには最近数十の小さなバーが続々オープン、多くはこの西オーストラリア州の州都で新しいレベルのカクテルを提供することに熱心です。もちろんマティーニからネグローニまで、クラシックなカクテルはすべて味わえるでしょう。でも少し冒険心を出して、串に刺したマシュマロやミニバーガーが付いたオリジナルの作品を試してみる価値はあります。どこでそんなカクテルと出会えるか、ご紹介します。
市内中心部、ザ・フラワー・ファクトリー
柔らかい革張りのシート、すり切れた木製テーブル、銅色のライトシェードに照らされた細長いバーカウンターがあるこのバーは市内中心部にある100年前の製粉工場の1階をリノベーションしています。ゴージャスなバーカウンターに寄りかかり、ジン・マティーニを注文しましょう。ザ・フラワー・ファクトリー(The Flour Factory)には、タンカレーをはじめとする市内最大のジン・コレクションがあります。夜が深まってきたら、階段を上ってザ・シェリー(The Sherry)に向かいましょう。アンティーク調レンガ、垂直庭園、さわやかな屋外テラスのある親密なカクテルバーです。
市内中心部、ハーフォード・バー
1950年代のラウンジバー風にデザインされたバーで、高級ホテルのコモ・ザ・トレジャリー(COMO the Treasury)の地下にあります。らせん階段を降りて、すてきなベルベットの椅子、金色のインテリア、色とりどりの劇場照明まで堪能しましょう。バーの名前を冠したカクテルは必ず注文しましょう。カクテルの「ハーフォード」は、タンカレー・ジン、プロセッコ、レモン、ラベンダーのミックスです。ハーフォード・バー(Halford Bar)は、名物の「イセエビとイクラのトースト」ですら甘く感じるような夜の終わりに最も忙しくなります。
市内中心部、バー・ラファイエット
このバーは洗練されたラウンジで、ノンアルコール・カクテルもカクテルと同じくらい美味しく、スタッフは何を注文してもフレンドリーに対応してくれます。市内中心部のスワン川(Swan River)側のバーやレストランが立ち並ぶブルックフィールド・プレース(Brookfield Place)にあるのがバー・ラファイエット(Bar Lafayette)。ここは、パースの夏の夜にぴったりの革張りのアームチェア、チェスターフィールドソファ、オープンエアの席がある、フランスのアンティーク風の落ち着いた空間です。コニャックとブレンドし、新鮮なミントを添えたダーク・ベリー・スマッシュ(Dark Berry Smash)を注文しましょう。
ノースブリッジ、メカニック・インスティテュート
カクテルが空を飛ぶメカニック・インスティテュート(Mechanics Institute)では、あらゆる種類の素材をシェイクしてステアしますが、エスプレッソ・マティーニ(espresso martinis)は、カクテルリストで最もリクエストの多い飲み物です。このバーはパースの「ベスト・スモール・バー賞」を2回受賞したルーフトップバーで、ノースブリッジ(Northbridge)のジェームス・ストリートの袋小路口にあるパース・カルチャー・センター(Perth Cultural Centre)から曲がったところにある、ストリートアートが立ち並ぶレーンウェイ(裏路地)から入れます。さらにボーナスとして、バーの真下には、同じオーナーが経営しているハンバーガー・ショップ、フリップサイド(Flipside)があり、上階のバーに配達してくれます。エピック・ブラッディ・メアリー(Epic Bloody Mary)を注文して、ハンバーガーと組み合わせて楽しみましょう。ぴったり合うはずです。
市内中心部、ヘルベチカ
見つけるのは簡単ではありませんが、ヘルベチカ(Helvetica)は、ハワード通り(Howard Street)の外れのレーンウェイ(裏路地)に隠れています。それは、パース中心部の主要ビジネス地区にあるセント・ジョージズ・テラス(St Georges Terrace)から入った狭い通りです。ハワード・レーン(Howard Lane)を散策しながら、2つの産業用シャンデリアを見上げて、パースの芸術家ストーミー・ミルズ(Stormie Mills)が壁に吹き付けたストリート・アートのキャラクターを見つけましょう。ヘルベルチカで最も充実しているのはウィスキーですが、カクテルリストを見ればその気持ちが揺らぎ、他の飲み物を注文したくなるかもしれません。ハウス・クリエーション(オリジナルカクテル)・リストを見て、キャタピラ・ムスターシュ(Caterpillar Moustache)、毛虫の口髭という名のカクテルを頼んでみましょう。ワイルドターキー・ライウィスキー、レモンジュース、ラベンダー、クリーム・ド・バイオレットを組み合わせたものです。闘牛士という名のブル・ファイター(Bull Fighter)は唐辛子を注入したエルジマドール(テキーラ)、カカオ、デメララ、モルビター、チョコレートの組み合わせです。