
シドニーでおすすめのルーフトップバー
シドニー周辺の絶対外さないおすすめのルーフトップバーをご紹介します。
原文:エイミー・ブライアント
シドニーに数多くあるお洒落なルーフトップバーに座り、街を見下ろしながらお酒や食事を楽しみましょう。流行りの空間でくつろぎながら、都会の風を肌に感じ、素敵な眺めに浸りましょう。片手にグラス、もう片方にはフォークを持って、独創的なカクテルをすすり美味しい料理をつまむ。空の上で気さくなオーストラリア流サービスを楽しむ。まさにそれは、極上の体験に他ならないでしょう。
ゼファー、ダーリング・ハーバー
街のビル群にひっそり隠れるように佇むハイアット・リージェンシー・ホテル(Hyatt Regency Hotel)の12階。そこには高級感あふれる屋上の聖域があります。洗練された航海船の雰囲気が漂うゼファー・バー(Zephyr bar)。テーブルとスツールが配されたここのオープンエアのラウンジからは、ダーリング・ハーバーの街やバランガルー(Barangaroo)地区が一望できます。カクテルは、ベルモット酒とラムを使ったメニューが中心。シドニーの岩ガキや刺身、ハムやサラミの盛り合わせなど、秀逸なおつまみも充実しています。
ザ・ルーク、市内中心部
もう一つ、とっておきの穴場を探すなら、ルーク(The Rook)がおすすめです。ヨーク・ストリートの52番地(52 York Street)、まるでどこかのオフィスのエレベーターに乗ってしまったような気分になりますが、7階のドアが開くと風景は一転。そこにはクールでカラフルな屋上のたまり場が広がっています。アメリカの古き良き時代の学校のカフェテリアに、ブルックリンの最先端のバーのテイストが交じり合う店内。一歩足を踏み入れた途端、音楽のビートと話し声の喧騒に包まれます。ワインの種類が豊富で、カクテルは定番と日替わりのオリジナルのメニューがあります。食事のメニューも幅広く、ロブスターやバーガー類が自慢です。揚げアイスクリームという珍しい一品も試してみましょう。
グレンモア、ロックス
グレンモア(The Glenmore)は、ハーバー・ブリッジ(Harbour Bridge)ができる前から開業している老舗。ロックスの中心地にある、可愛らしい外観のシンボル的なルーフトップのパブです。市内やサーキュラー・キー(Circular Quay)、ハーバー、オペラ・ハウス(Opera House)が一望でき、ゆっくりとるランチや夕暮れ時の早めの夕食などのシーンにぴったりです。ラグジュアリーな眺めの中で手頃な値段で食事や飲み物が楽しめます。多彩なフードメニューと、カクテル、シャンパン、ビールなどの飲み物も一日中いつでもオーダーできます。
スモーク、バランガルー
バランガルー・ハウス(Barangaroo House)の最上階に、セレブシェフのマット・モーガン(Mat Moran)氏とオーストラリアのホスピタリティ企業ソロテル・グループ(Solotel Group)が手がけたハーバーサイドのニュースポットスモーク(Smoke)があります。ラグジュアリーなインテリアとマッチする繊細なつくりの店内で、ハーバーに沈む美しい夕日を眺めながら心地よいお洒落な空間を楽しめます。定番とオリジナルの合わせて50種類以上のカクテルと400種類ものワインリスト、そしてスパイスの効いたマッシュルームトーストサンドイッチなどの独創的なフードメニューがそろっています。
アンタイド、バランガルー
バランガルー・ハウスから少し歩くと、ルーフトップバーがもう一つあります。バランガルー・アベニューの500番(500 Barangaroo Avenue)にあるアンタイド(Untied)は、華やかな色彩とグリーンで彩られたトロピカルな雰囲気のバーです。新鮮な食材や生の食材を使ったメニューやバーベキューなど様々な料理が楽しめます。カニの身が入った中華饅やホタテがのったトースト、ジャークチキンバーガーなどをぜひ試してみましょう。ユナイテッドは大人数のグループでも安心。広い屋内と屋外エリアあわせて260人までのパーティができます。
レベル・セブン、プリマス・ホテル、市内中心部
部屋を予約していなくても、レベル・セブン(Level Seven)のくつろいだプールサードバーでシャンパンカクテルを1杯いただきましょう。プリマス・ホテルの屋上は都会のオアシス。高級感あふれるルーフトップバーは、ニューヨークの摩天楼にトリップしたかのような特別な空間です。オリジナルのスピリッツやカクテル、ワインを楽しみましょう。カクテルで作ったアイスキャンディバーまであります。獲れたてのカキ、ハムやソーセージの盛り合わせ、タコスなど、大皿を取り分けていただくカジュアルスタイルのフードメニューがそろっています。
テイラーズ・ルーフトップ、市内中心部
リパブリック・ホテル(Republic Hotel)の3階にあるバーに行くには、タンク・ストリーム・ウェイ(Tank Stream Way)から急な階段を昇らなければなりません。でも、昇った甲斐があったときっと思うはず。テイラー(Taylor's)は、贅沢なつくりの立体的な庭園を背景にしたオープンスペースのバー。階下の街の喧騒から逃れた安らぎの空間です。そして嬉しいことに、ここは屋根が格納式になっています。急に雨が降っても慌てずゆっくりできます。
スリムズ・ルーフトップ、ダーリングハースト
長期間に渡る改築を経て、歴史あるホテル・ウィリアム(Hotel William)は楽しい空間を備えた4階建てのホテルとして、賑やかなウィリアム・ストリート(William Street)に新規オープンしました。階段を昇るとそこはスリムズ・ルーフトップ(Slim's Rooftop)バーの専用スペース。店内は、アメリカの写真家スリム・アーロン(Slim Aaron)氏を偲ぶレトロな内装になっています。ハイド・パーク(Hyde Park)を望むこのバーでは、居酒屋スタイルの食事とアジアンテイストが感じられるドリンクが楽しめます。
ブルー・バー・オン・36、シャングリラ・ホテル、ロックス
シドニーで一番高いところでお酒をいただきたいなら、洗練されたブルー・バー・オン・36(Blu Bar on 36)はいかがでしょう。その名のとおり、ロックスのシャングリラ・ホテルの36階にあるバーは、ニューヨークの雰囲気を醸し出すお洒落な空間。街を上空から見下ろせます。まさに都会のラグジュアリーな空間で上等なワインとカクテルを楽しみながら、ダーリング・ハーバー、オペラ・ハウス、シドニー・ハーバー・ブリッジを眺めましょう。
ヘンリーディーン、ミラーズ・ポイント
歴史あるホテル・パリセード(Hotel Palisade)の屋上に、お洒落で洗練されたルーフトップバーと素敵なカクテルラウンジ、ヘンリー・ディーン(Henry Deane)があります。床から天井までがガラス張りの心地よいダイニングスペース。カクテル、美味しい食事、そしてハーバーやその近郊に建つ産業地区のビルや建造物が見渡せる素晴らしい眺めを楽しみ、ゆったりとくつろぎましょう。ムール貝、エビ、ホタテなどのシーフードや、子羊のカツレツなどの大皿料理をオーダーし、膨大な数のワイン、スピリッツ、カクテルのリストをじっくりと眺めましょう。
ゼタ・バー、ヒルトン、市内中心部
ヒルトンにあるゼタ・バー(Zeta Bar)は、クラッシックなインテリア、高い天井、ガラス張りの壁に包まれた高級感溢れるカクテル・バーです。ルーフトップ・パティオからは、クイーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building)の素敵な眺めが楽しめます。近隣の美しい建物に囲まれて、ピザやアペタイザーの盛り合わせなどをつまみ、屋外で食事やお酒を楽しみましょう。ミラノ、ロンドン、ニューヨークなど世界の大都市のイメージを盛り込んだ、甘さや苦みを生かした個性的なカクテルをきっと試してみたくなるはずです。午後5時から7時の「アペリティーヴォ・アワー(Aperitivo Hour)」では、$15でカクテルを楽しめます。
ロイヤル・ホテル、パディントン
パディントンのファイブ・ウェイズ(Five Ways)地区の一角に、地元の人たちに人気の歴史あるロイヤル・ホテル(Royal Hotel) があります。このホテルの4階の小ぢんまりとしたスペースに、パディントンで最高のルーフトップバーを誇る安らぎの空間があります。市内東部のシックな街並みと、高いビルの間からのぞくハーバー・ブリッジの素晴らしい景色が楽しめます。パディントンの人々が大好きなウィリアム・ストリートでショッピングした後、ちょっと立ち寄るのに最高の場所。カクテルを片手に美しい夕日が沈んでいくのを眺めましょう。
クージー・パビリオン、クージー
クージー・パビリオン(Coogee Pavilion)は、シドニーの海岸で最もおすすめのルーフトップバーの一つです。緑がいっぱいの広いパティオは270度の視界が開けていて、名所クージー・ビーチ(Coogee Beach)の息を飲むほど素晴らしい眺めが堪能できます。地中海風の料理とカクテル、キンキンに冷えたビールを楽しみましょう。フードメニューは小イカ、キングフィッシュのセビーチェ、バラエティ豊かなケバブなど地中海東岸の伝統的な料理、ドリンクはオリジナルのカクテル(サングリア・ジャグ、バブル & ビアなど)があります。
フェーネリー、モスマン
シドニー・ハーバー・ブリッジを渡り、ローワー・ノース・ショア(Lower North Shore)にある植物に囲まれた広々としたルーフトップバーに行きましょう。フェーネリー(The Fernery)は、自然に見立てた贅沢なつくりの屋外オアシスというだけではありません。オーストラリアの蒸留所のお酒を紹介するジン・ルーム、ローズ・バー、特製カクテルに沿えるハーブのガーデンもある、ユニークなスポットです。季節ごとのモダン・オーストラリア料理メニューが多彩に揃っています。軽いおつまみからサラダ、ボリュームのあるメインまで、季節に合わせた質の高い料理を提供します。